なぜ村上宗隆は成功しているのか 元NPB助っ人が指摘したヤクルト時代になかった“変化”とは?「必ず通用すると思っていた」
日本野球を知る“元NPB助っ人”の目にも、連日のようにホームランを叩き込む村上宗隆(ホワイトソックス)の活躍は「異常」に映っているようだ。 【動画】逆方向へ豪快弾!村上宗隆の放った脅威の一発を見る 26歳の和製大砲は、メジャーの大舞台で大暴れを続けている。現地時間5月10日のマリナーズ戦終了時点で40試合に出場している村上は、打率は.232(142打数33安打)ながら、15本塁打、出塁率.364、長打率.556、OPS.921とハイアベレージを記録。「98マイル(約157.7キロ)の速球は打てない」と揶揄された開幕前の“不評”を、完全に吹き飛ばしている。 「彼の才能なら必ず(メジャーでも)通用すると思っていた」 そう力説するのは、奇しくも時を同じくして日本からホワイトソックスに加わったアンソニー・ケイだ。DeNAで2年間プレーし、村上との対戦経験もある31歳の左腕は、米スポーツ専門局『FOX Sports』で「必ず通用する」と断言する理由も語った。 「野球選手として、自分は才能のある選手を見抜く目があると思う。それに日本のチームの人たちだって皆、彼の才能には気づいていて、誰もがメジャーリーグでムラカミが通用するだろうと分かっていたはずだ」 対戦歴から確信を持っていたケイ。だが、同時に彼は、こうも続けている。 「だけどね、ムラカミがこれほど短期間で、しかもほとんど適応期間を要さずに今の活躍を実現できたというのは、本当に特別なことだ」 では何がヤクルト時代と変わったのか。通算15打席で打率.400、OPS.993と村上との相性が悪かったケイは、日本との違いを「明らかに変わった」と理路整然と指摘する。 「打席でのアプローチの仕方が少し成熟したと言える。今の彼はストライクゾーンで勝負されず、打ちやすい球が来ないことを理解しているから、日本で見た時と比べても、確実に選球眼は良くなってるし、磨かれている」 相手チームからの警戒もより強まっていくであろうここから先、村上はどこまで安定して打ち続けられるか。その行方には米球界内でも熱視線が注がれる。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
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