真面目に考えることは考えてないことと同じ
考えがまとまらないというのは、頭の中が真面目になりすぎている状態のことだと思っています。
頭の中だけで考えている時って自分では前に進んでいる気がするんですが、同じ場所をぐるぐる回ってるだけが多いです。そのうち考えているのか、考えているふりをしているのか、自分でもわからなくなる時があります。
この原因は出口を作っていないからです。
頭の中は考える場所ではあるんですが、保管場所としてはあまり信用していません。置いておくと勝手に物事を大きなものに変えてしまうし、何度も同じものを見せてきたりします。なので私はまとまらない時ほど人に話すようにしています。
聞いてもらう相手に答えを出してほしいわけではありません。話している途中で自分の言葉が自分の耳に戻ってくる時に初めて、これは本当に考えたいことだったのか、ただ頭の中で膨らんでいただけなのかが見えてくるからです。
とはいえ、いつも誰かが都合よく聞いてくれるわけではありません。聞いてもらえたら一番ありがたいのですが、こちらの頭の中が散らかった時に集合してくれる友達なんてもういません。
だから仕方なく紙や携帯のメモを使うようにしています。
ここで文章にしようとすると失敗します。誰かに読ませるための考えはかっこつけ始めますから。メモは誤字脱字があっても全然よくて、綺麗に書こうとすると頭の中の礼儀正しさがまた戻ってきてしまいます。
考えがまとまらない人に必要なのは、頑張って考えることではなく一回自分の中から吐き出すことです。
真面目な人ほど完成してから外に出そうとしますが、考えは出したあとに形になることが多いです。まとまっていないものをどこか適当に置いてみて、そこから見直してください。最初から綺麗な形にしようとするからいつまでも頭の中で渋滞しています。
考えがまとまらないというのは、考える力が足りないのではなく、考えを外に出す通路を閉じているだけかもしれません。
思考は頭の中だけに置いておくと重くなるだけなので、どんな形でもいいから出してあげること。
それでようやく自分のものとして扱えるようになると思っています。
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