~前回のあらすじ~
朝ごはんに焼餅(シャオピン)をうまうまと食べ、中国人民抗日戦争紀念館へ。

宛平城では、顔はめパネルではなく、全身はめパネルを体験…!
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ぜんぜん西楚覇王になれてないし、なんか体が丸見えで恥ずかしい!

5/3(2日目)
14:00
北京最大級の書店、「北京図書大廈」へ向かう。「本屋さんに行ってみたい!」と四谷くん熱いリクエストがあったのだ。

中国はあんまり本屋さんがないと聞くが、果たして北京図書大廈はどんな感じなのだろうか。

宛平城(16号線)→木樨地、木樨地(1号線)→西単と乗り継いで一時間。木樨地駅での16号線と1号線の乗り換えは、いったん駅をでて地上を歩かねばならない。

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乗り換える途上で渡る木樨地橋から見える西護城河のけしき。青い空に揺れる柳がいい感じ!

16号線の方の駅できっぷを買い、1号線の改札でタッチすると「×」が出た。日本の「ピンポーン」とにぎやかにさえぎられる改札と違い、無音でゆったりはばまれた。エレガンスを感じる。

駅員のおばさんがチャチャっと改札の設定をいじってくれて通過できたが、「これ、駅降りるときにまた改札にゆったりさえぎられるんちゃうん・・・?」不安に。

15:30
電車に乗っている間、北京図書大廈の営業時間を見ると、『地球の歩き方』では21:00まで、百度地図では17:30まで。3時間半差がある。情報が錯綜している。でも、中国のアプリだし百度地図のほうを信じる。

西単駅に到着。ドキドキしながら改札できっぷをタッチすると、無音で開いた。安堵とエレガンスを感じる。


地上出口を出たところに交通銀行のATMがあり、「今日焼肉行くしなあ…」と念のため現金を下ろそうとすると、VISAとマスターは失敗。昨日引きおろしに成功したVISAは限度額が来たとの表示。あと3日、現金は700元以内という運命が決定。四谷くんのアリペイ、マジガンバ…!


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北京図書大廈に到着。

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え?21:00まで開いてるんかい…

四谷くんが「おなかすいた」と言うので、本屋の一階にアイス売り場があったので物色。せっかく北京にいるんやし、糖葫蘆(タンフールー)や芋圓(ユーユエン)のアイスはどうかと勧めるも、四谷くんが舌の保守性を発揮し、チョコアイスを購入。

一旦店の外にでて食べることに。広場にテレビクルーがいて、道行く女性にインタビューを求めていたが断られていた。

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チョコのつぶつぶ入り

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裏面に万里の長城。行った気になれた。すこし。


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中国のアイスはプラスチックのケースに入ってくることが多い気がする。

チョコのつぶつぶはアイスの上3分の1のスペースで終了したが、全体的にチョコが濃厚でおいしかった。

16:00
ショッピング開始。

4階まであって、1階は趣味実用、2階は文芸、3階は児童書、4階は学習・芸術・科学・医学みたいな感じだった。

各フロアに雑貨店と飲食店がある。本主体のショッピングモールみたいな感じ。日本の本屋と同じく、本の売り場面積を狭めてきた結果なのだろうか。気になる。

1階から順に見ていく。入口をまっすぐ進んだど真ん中に共産党の出した書籍コーナーがあった。装丁が紅い。

四谷くんが「中国人向けの、日本の旅行ガイドブックを見てみたいな」と言うので、旅行エリアに行くも、中国国内旅行の本しかない。外国のものになると、軒並み地図帳である。この本屋にないだけなのかもしれないが…。中国から日本に旅行に来る人は100%SNSの情報を頼りに行き先を決めるのだろうか。

2階に行く。

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四谷くんはへこたれず、「翻訳された日本の文芸書と、中国の人気作家の小説がみたい!」と再起。や
はり村上春樹と谷崎潤一郎と川端康成って感じだった。あと夏目漱石とか芥川とか太宰とか。

きれいなトレンチコートを着た女性のお客さんが、書店員さんに「村上春樹の本はどこ?」と尋ねているのを目の当たりにした。ほんまに人気なんやなと思った。

四谷くんは『吾輩は猫である』の中国語版を購入していた。中国の超超有名な作家・莫言の最新作にも食指が動くも、カバーが莫言(おっさん)の似顔絵で、そんなにスタイリッシュな装丁でないか…と二の足を踏む。

日本の小説の中国語訳のタイトルを見て、何の本か当てながら本棚を進む。四谷くんのお気に入りは「舞・舞・舞」(村上春樹『ダンス・ダンス・ダンス』)

本棚を進んだ先には、壁沿いにたくさんのお客さんが地べたに座って本を読む風景だった。ハワイの本屋でもこの風景を見たことがある。座り立ち読みがなんとなくOKな国ってちらほらあるなあ~と思った。

つづいて児童書のエリアへ。びっくりするぐらい本が多い。もちろん絵本や小説もあるが、図鑑と学習漫画がかなり多い。·教育熱心なしるしなのだろうか。


このフロアでは2冊購入した。

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一冊は漢方図鑑。『中医薬小百科』(39.8元 約1000円)

子供向けの図鑑シリーズのうちのひとつ。ほかは動物とかお花とかだったのに、漢方もあるのにグッときた。

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ピンイン(読み方)が全部書かれていて、かなり読みやすい。勉強になる。

「便通にいい」「血圧を下げる」などの効能は子どもにピンとくるのだろうか。



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もう一冊は『成長没煩悩』(39.8元 約1000円)

小学生のお悩みアドバイスの本だ。中国の子どもたちがどんなことに悩んでいるのか気になって購入した。

イラストの小学生が、紅いスカーフ(紅領巾)をまいていて、中国!って感じなのもいい。

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「みんなにはいっぱい長所があるのに、わたしには一個もない。どうしたらいいの?」と悩む女の子。

「集中力がつづかない!どうしたらいいの」や「お父さんとお母さんがいないとどうしても寂しくなっちゃう。どうしたらいいの」「夢をかなえるためにどうすればいいの」など、当たり前っちゃあ当たり前なのだが、日本の小学生と同じようなことを悩んでいた。

印象的だったのは、無理なダイエットをしてしまう男の子の章があり、食べすぎず、無理な絶食をせず、きちんと健康的にダイエットするための手引きがあった。日本の児童書でもこういう話はよく見るが、男の子が主人公なのは初めて見るかもしれない。


4階に行く。

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参考書がとにかく多い。パラパラめくると、字がびっしり。中国の過酷な受験戦争を彷彿とした。

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1冊、古文のテキストを買った。(22元 約550円)

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お手本のページの次にトレーシングペーパーのページがあり、なぞり書きできるという趣向。

宿題で「やれ」と言われたダルさの骨頂だが、趣味として古文をなぞり書きできるならこんなにウキウキなことはない。

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芸術のエリアでは、やはり中国絵画や書道の本が非常に充実している。そしてデカい。実物大に近い大きさで見れるのはいい。

あと、画集などの豪華本は鍵付きの全部ガラス張りの書棚に入れられていた。売り物でもボロボロになっている本がチラホラあるため、こうやって保護するんだなと思った。

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AIについての書跡はDeepSeekがメイン。うおおお中国!って感じ

18:00
書店をあとにした。19:00には焼肉屋に行くためホテルのロビー集合だ。
てか、17:30過ぎても店はふつうに開いていた。なぜ錯綜しているのか情報は。

次回、19:15を過ぎてもロビーに誰もこない!ホテルの支配人はどこ?予約は一体どうなってるの!?支配人から焼肉屋の店名を聞いてないから行くこともできない…!


お楽しみに!