立憲民主党の一部議員の国会質問について「まるでパワハラ上司」「勤務先のカスハラ客」という感想がXの投稿にあふれている。人前で怒鳴る、威張るのは見ていて気持ちのいいものではないが、その上、重箱の隅をつつくような質問でネチネチとしつこいのが、企業や店舗などにクレームなどをつける「カスタマーハラスメント」の客を思い起こさせるというのだ。
立民側にすれば、「与党を追及する野党とは昔からそういうものだ」という言い分もあるだろうが、有権者から「そう見られてしまっている」のだから仕方がない。
逆に与党自民党にしても、政治資金収支報告書の不記載問題があれほど尾を引くとは思っていなかったのではないか。「周りの議員もやっていた」という弁解の裏には、「政治には金がかかる」という昔から繰り返してきた甘えのようなものが感じられる。
賛否は別として、現代は厳しすぎるほどの「コンプライアンス社会」だ。ちょっとした物言いでパワハラ扱いされたり、会社員が経費などをめぐって厳しい指摘を受けたりするケースは以前よりも確実に増えているだろう。昭和や平成初期の時代なら不問に付されていたような案件でも、今は通用しなくなったことを国民は実感しているのだ。政治家の振る舞いがより目立つようになったのは、そうした変化についていけていないからではないか。
野党は「怖い」
すでに「コンプラ社会」が当たり前になった若い世代からすれば、一部の立民議員らの国会での態度は、年配者が考える以上に不快に感じてしまうようだ。