- 1二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 15:20:22
スミレ「あなたは嫌だと言いながらも私と同じメニューを最後までやり通してくれます。本当はトレーニングが好きなんですよね?」
「そ、そんなことは...」
スミレ「トレーナーやレイさんからも苦情が来ています。あなたが私と同じメニューをこなすから、こっちのトレーニングも厳しくなってると。」
「イヤ、ソレハソノ...」モニョモニョ
スミレ「大体あなたは何ができないんですか?あなたと初めて一緒にトレーニングをした日からトレーニングの内容を強化していますが、あなたは毎回ちゃんとついてこれてるじゃないですか。」
「でも、あなたのトレーニングをこなせるのは僕だけじゃないじゃないですか!ネルさんとかアケミさんだって...!」
スミレ「ネルさんはC&Cの任務で忙しいですし、アケミさんは...トレーニング量なら私を優に超えています。」
「ハハ...なんだよスミレさん以上って...バケモンかよ...」
スミレ「それに、いつでも一緒にトレーニングできる人の方がよっぽどいいですよ?」
「...。」
スミレ「明日は新しいメニューをするので、そのまとめた荷物は荷解きして、体調を整えていてください。」
「はい...」 - 2二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 15:26:49
バケモンじゃん
- 3二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 15:28:06
スミワイの予感…?
- 4二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 15:36:08
ミレミアムのワイくんって有能率高くないか?
- 5二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 15:39:55
つよくない?
- 6二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 15:45:36
また有能ワイくんが一人誕生してしまった
- 7二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 16:56:54
僕がトレーニング部に入った理由はただの一目惚れだった。ミレニアムに入学して、どこの部活に入ろうか迷っていた時にグラウンドで走ってるスミレさんを見かけた。その綺麗な姿に惹かれてしまい、僕はトレーニング部に入ることを決意した。しかも、聞いた話によると、どうやらトレーニング部はスミレさん1人らしい。なんだこれは?神様から与えられた恵みなのか?僕とスミレさんの2人きりで汗を流しながらともにトレーニングをこなし、そして、ゆくゆくは...。そう!僕の最高の学園生活が今始まったのだ!
- 8二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 16:58:15
...などとその気になっていた僕の姿はお笑いだったぜ。華の学園生活が待ってると思っていたが、蓋を開けてみれば、待っていたのは地獄みたいな量のトレーニングだった。これでも、体力には自信があると自負していて、最初は僕も楽しくトレーニングをしていた。でも、カウントダウンがいつまでも終わらなかったり、カウントアップの刻み方がだんだん小さくなっていったあたりからおかしいと思い始めた。そして、いつまでたってもトレーニングが終わる気配を感じなかった。そこで僕はようやくトレーニング部に誰も入部しない理由を理解した。あまりにもトレーニングがきつすぎて逃げたのだと。神が僕に与えたのは恵みではなく、試練だったのだ。
- 9二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 17:01:07
正直な話、僕も途中から逃げ出したくなっていた。でも、スミレさんにかっこ悪いところを見せたくなくて、なんとか根性でその日は乗り切った。その後は震える全身を鼓舞して、なんとか家にたどり着いたが、家に入った瞬間全身から力が抜けてそのまま倒れて、そこから体は1ミリたりとも動かせなかった。意識が朦朧としながら、もう2度とあそこに行くことはないと思っていたが、意識が途切れる寸前に僕が思い出したのは地獄のトレーニングのことではなく、トレーニングが終わった直後のことだった。スミレさんはすごく嬉しそうな顔をしていて、明日もぜひ来てくださいと僕に言った。その顔がなぜか僕の脳裏にこびりついていてしまっていた。
- 10二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 17:02:38
そして、次の日。気づけば僕はそこにまた足を踏み入れていた。僕に気づいたスミレさんは昨日と同じ嬉しそうな顔をしながら、僕を迎え入れてくれた。なぜあんな思いをしたのにまたここに来てしまったのか。理由はわかってる。僕はこの人に完全に惚れてしまっていたのだ。いや、初めてスミレさんを見た時からすでにそうだったのかもしれない。確かにあのトレーニングは死にそうだった。てかっ半分死んでた。それでも、この人といられるならどんなことがあっても後悔はしないだろうとそう本気で思った。
スミレ「じゃあ今日は昨日よりもメニューを厳しめにしましょう。」
前言撤回。今すごい後悔してる。 - 11二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 17:03:21
漢だよお前
- 12二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 18:25:44
愛だね
- 13二次元好きの匿名さん26/03/22(日) 20:25:43
ミレニアムのゴリラとなる素質があるワイだな…
- 14二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 02:45:49
つらいと思いながらも進めたのは心が強え
- 15二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 12:27:45
すげーよ、それだけしか言えねぇ
- 16二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 12:34:19
これトレーニングで疲れ果てた時のエンドルフィンとかセロトニンとかで割と洗脳じみたことになってたりしない?純愛かな?
- 17二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 13:30:27
- 18二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 14:46:49
- 19二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 20:32:47
“それに、いつでも一緒にトレーニングできる人の方がよっぽどいいですよ?”
←このセリフ言われるだけで踏みとどまっちゃうくらいチョロいワイくんだから、入部してからずっと辞めたくても言いだせなかったのをこの日だけはたまたま言えた、みたいな感覚かもしれん - 20二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 20:34:39
恋愛面かはともかく好感度は高そう
- 21二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 22:32:09
続き
スミレ「今日のメニューはこれで終わりです。お疲れ様でした。ワイさん。」
「お、お疲...れ...様です...ス、スミレ...さん...」
スミレ「そういえばワイさん...」
「は、はい...?」
スミレ「どうしてトレーニング部を辞めようとしたのですか?止めといた身でいうのもおかしいかもしれませんが、一応知っておきたくて...」
「...。」
スミレ「話しづらければ無理にとは言いませんが...」
「...僕、スミレさん目当てでトレーニング部入ったんですよ。あなたの綺麗な姿に見惚れてしまったんです。」
スミレ「...はい?」 - 22二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 22:33:31
「正直はトレーニングはめちゃくちゃきついかったですし、毎回に死にそうにもなってましだけど、あなた目的でずっと続けてきたんです。でも、そのうち自分がトレーニングを楽しんできているような気がしてきたんです。スミレさん目的のはずだったんですが、だんだんとトレーニングが好きになってたんです。自分で置き場所に困るぐらいトレーニング器具買って、スミレさんに内緒で自主トレするぐらいには。それでこのままだと戻れなくなるような気がして...」
スミレ「それは別に悪いことのようには思いませんが...」
「でも、僕が本当にトレーニングが好きになったのか、それともスミレさんといるためにそう思い込ませているだけなのか自分自身でもわからなかったんです。トレーニング部に入ってしばらく経って、スミレさんがどんな人なのか、そして、トレーニングにどれだけ真摯に向き合っているのかもだんだんわかってきました。それなのに、僕はもしかしたら未だに邪な気持ちでトレーニングを続けているかもしれないんです。そう考えると、スミレさんに申し訳なくて...そんな曖昧な状態で続けるぐらいなら、いっそのこと辞めようかと思いました。」
スミレ「そうだったんですね...。」 - 23二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 22:34:46
「えっ?」
スミレ「だって、トレーニングをしている時のあなたはとても活き活きしていましたから。私も今までいろんな人とトレーニングをしてきましたが、あなたが一番トレーニングを楽しんでいるように感じました。あなたとトレーニングをしていると私も楽しくなってくるぐらいには。最初はどうあれ、あなたが今トレーニングを楽しんでいる気持ちはきっと本物です。」
「そうなんですかね...」
スミレ「はい。他でもない私が保証します。」
「それなら、よかったです。」 - 24二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 22:35:48
スミレ「そ、それよりも...その...///」
「?」
スミレ「あ、あなたがトレーニング部に入った理由の方を...もう少し...詳しく...///」
「へっ...?.........はっ!?(し、しまった!?トレーニング終わりの疲労で頭回ってなくて、なんか余計なことばっか言っちまったー!?)」
「い、いや...違うんです///さっきのは...ま、間違いというか///こ、言葉のあやというか...///あっ、でも、スミレさんが好きなのは嘘じゃなくて...///やべ、また余計なこと言っちまった///す、すみません!いきなりこんな訳わからないこといってしまって...い、嫌でしたよね...い、今の話は忘れ...」
スミレ「...せん。」
「えっ?」
スミレ「別に...嫌では...ありません。むしろ、嬉しいといいますか...」
「えっ?えっ?」 - 25二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 22:37:43
スミレ「ご存知だとは思いますが、今までに私と同じメニューをこなせた方はほとんどいなかったんです。ましてや、毎日ここに通うようか方はいませんでした。だから、あなたと最後までトレーニングできた時、すごく嬉しかったんです。初めてできたライバルというかお互いに高め合える存在があなただったんです。あなたがトレーニング部に入ってから、私もより一層トレーニングが好きになったんです。そんな方に好意を持っていただけることは素直に嬉しく思います。」
「そ、そうですか。そう思っていただけるなら、僕も嬉しいですけど...」
スミレ「そ、それと...ちゃんとお返事をした方がいいですよね?」
「えっ?ス、スミレさん?」
スミレ「ふ、不束者ですが、よろしくお願いします///」
「えっ、あっ、はい!こ、こちらこそ、よろしくお願いします///」
WAPPY END - 26二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 23:20:34
いいお付き合いになりそう
- 27二次元好きの匿名さん26/03/23(月) 23:44:02
無事カップルになれて良かった!
- 28二次元好きの匿名さん26/03/24(火) 01:03:13
おお
- 29二次元好きの匿名さん26/03/24(火) 01:09:08
素晴らしい…
- 30二次元好きの匿名さん26/03/24(火) 08:50:40
おまけ
「ちょ、ちょっと待ってください!スミレさん!」
スミレ「どうかされましたか、ワイさん?まだトレーニングは半分ですよ?」
「ま、まだ半分なんですか!?もうすでに昨日の1.5倍はしてますよね!?」
スミレ「ワイさんが昨日おっしゃったんじゃないですか?」
「えっ?」
スミレ「自分でトレーニング器具を買って、こっそり自主トレしてるって。」
「ま、まあ確かに言いましたけど...」
スミレ「つまり、まだまだトレーニング量が足りなかったという訳ですよね。」
「いやいやいや!自主トレっていっても、軽くやってるだけな...」
スミレ「さあ!ここからさらにギアを上げていきますよ!」
「い、いやああああああああああー!!!」 - 31二次元好きの匿名さん26/03/24(火) 09:29:55
へ…男の子がよ…
- 32二次元好きの匿名さん26/03/24(火) 19:09:28
草
お幸せにな! - 33二次元好きの匿名さん26/03/25(水) 03:20:28
ここまでやってスミレの限界には届かないのか
- 34二次元好きの匿名さん26/03/25(水) 12:51:54
南無
- 35二次元好きの匿名さん26/03/25(水) 22:53:02
おつおつ
- 36二次元好きの匿名さん26/03/26(木) 08:53:02
その更に上を征く栗浜アケミ…