【磐越道バス事故】事故3日前に「免許返納する」 逮捕の男(68)に起きていた異変「傘を杖がわりに」
■警察は“白バス”視野に捜査
その責任の所在があいまいになる中、8日朝、蒲原鉄道で家宅捜索を開始した警察。違法な旅客輸送行為いわゆる“白バス”にあたるかどうかも視野に捜査を進めている。 蒲原鉄道の茂野一弘社長は「現状生まれてしまっている主張のねじれを証明するような資料は残っている。捜索を受けているので細かいことはお話できない。(Q.会見では何を根拠にお話しを?)すみません。よろしくお願いいたします。ご理解いただいてよろしくお願いいたします」と話した。
■若山容疑者“二種免許”所持せず
ほかにも蒲原鉄道の説明と食い違う事実が判明している。 蒲原鉄道の営業担当が知人の紹介で運転を依頼した若山容疑者。旅客輸送に必要な二種免許を持っていると説明していたが、警察の調べで二種免許を持っていなかったことが判明した。
■若山容疑者の異変とは
さらに、若山容疑者の異変に周囲の人たちは気づいていた。 地元のタクシー運転手は「乗り降りが大変なぐらい足が悪い人だった。杖をついたり、傘を杖がわりにして乗り降りするぐらい歩くのは大変だった。だから、そういう状態の人が何でそういう運転をしていたのかなと。目の焦点があっていないような、とぼとぼ歩くような。日中眠気がさしてきて」と明かす。
■事故の3日前には「免許返納する」
若山容疑者が5年ほど前から通っているという飲食店でも「歩くときも、あんなにしゃんしゃんと歩いていたのに、傘をついていた」とその異変が目撃されていた。 今年の3月ごろから歩き方や話し方が大きく変わったという若山容疑者。事故の3日前にもこのお店を訪れていて、自身の運転を不安視するかのような言葉を残していたという。 「自分の車も乗らないんだと言って。『ママ、僕68歳になったから免許あげようと思う』と言っていた。(Q.あげるというのは?)返納するということ」 免許を返納しようとしていたという若山容疑者。 かつて自身も高校の部活の監督を務めたことがあるにも関わらず、なぜ不安な状態で高校生を乗せる依頼を引き受けたのか…。 警察の調べに「時速90km〜100kmで走っていた」「速度の見極めが甘かった」などと容疑を認めてい若山容疑者。 国交省も7日の蒲原鉄道に続き、レンタカー会社への聞き取りを行うなど事件の全容解明に向けた動きが加速している。
FNNプライムオンライン
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