ハンタウイルス感染6人に 「ヒトからヒト」可能性のアンデス型
【ジュネーブ、ワシントン=共同】クルーズ船で「ハンタウイルス」の集団感染疑いが出たことを巡り、世界保健機関(WHO)は8日、新たに1人の感染が確認され、感染者は計6人になったと発表した。
いずれもヒトからヒトへの感染の可能性がある「アンデス型」が確認された。WHOによると、他に2人について「感染の疑いが強い」という。この計8人のうち3人がこれまでに死亡した。
感染の疑いが強いケースとして新たに判明したのは、南大西洋の英領トリスタンダクーニャ島で下船した男性。一方で、これまで感染が疑われていた1人は検査で陰性だった。WHOや各国政府は感染拡大の封じ込めに全力を挙げている。
クルーズ船「MVホンディウス」は受け入れ先のスペイン領カナリア諸島のテネリフェ島を目指して航行中。運航会社によると、到着は10日早朝の見込み。
米国務省の報道担当者は8日、クルーズ船がカナリア諸島に到着し次第、米国人乗船者の帰国を支援するためチャーター機を手配すると明らかにした。
米メディアによると、米疾病対策センター(CDC)は職員を現地に派遣。帰国後は中西部ネブラスカ州で隔離措置を受ける予定だという。
CDCはハンタウイルス発生を緊急対応が求められる「レベル3」に分類した。緊急対応の態勢では最も低いレベル。
ロイター通信によると、スペイン南東部アリカンテでも30代の女性がハンタウイルスの検査を受けている。
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(更新)- 石原純インペリアルカレッジロンドン准教授ひとこと解説
このハンタウイルスに関しては、感染力は新型コロナウイルスのように高くないことから、2020年に起きたようなパンデミックや社会の機能停止のことを心配する必要はありません。日本への影響も限定的という見方が厚生労働省からも発表されています。
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