「賠償金を稼ぐため」執行猶予中の男が”182回”の無免許運転《4歳女児タイヤ直撃事故》なぜ?裁判で明らかになった理由「肉体労働しかできず」と涙ながらに訴えるも、父親は「厳しい判断を望む」検察は1年6か月求刑【裁判傍聴記】
執行猶予をもらって、(無免許運転)してしまうのはとんでもないこと、悪いこととわかっていたが、心の中で葛藤した。仕事に行くために(運転)しないとダメだということと葛藤したが、当時してしまった。 ――(今後)公道では運転しない? はい。 ――前回の裁判でも、そう言ったよね? そう思っていたが、当時は稼げなくて… ■過去に2回も 常習的な無免許運転 被告人質問では、若本被告が1994年に人身事故、2016年と2017年に無免許運転をしていたことが明らかになり、今回で3回目の無免許運転だったことが検察側の証人尋問でわかりました。 ――ここまで事故や違反を繰り返して、許されないと思わない? 交通法規などを守ろうと思っていた時に、自分の車ではない車の運転を頼まれ、軽視しているとかではなかった。規則を守ろうとしていた中で、大型特殊を取った。 ――その中で無免許運転していたんですよね?ほかの人と感覚がずれている自覚がありますか? ・・・。ずれていたと思います。 ――交通法規を改めないのはなぜ? 生き方や考え方、相談できる人がいなかった。 ――これまでは罰金のみで、刑務所に入っていないから甘く考えていたのでは? それはないと思います。 ――執行猶予の意味は?どう認識していますか? ・・・。判決を受けて、まじめに生活して、こんなことせず・・・。 数秒間の沈黙の後、涙ながらに言葉を絞り出すように語っていましたが、最後まで自分の言葉で話すことができませんでした。 ■「肉体労働でしか稼げなく…」 若本被告への質問は、弁護側からも行われました。 ――自宅から職場まで通うのに無免許運転しましたか? はい、その通りです。 ――無免許運転の動機は前の事故の被害者のために賠償金を稼ぐため? はい。 ――無免許運転せずに稼ぐのは無理だったのか 当時、あまり冷静に考えられず、車の持ち主も責任を取ろうとしないので、1人で何とか被害者への賠償金を支払いたく、冷静な判断ができなかった。
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