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【サカつくDX実験記】無数の「点」が「線」になる瞬間。49歳SEがmdファイルと無料枠で極めた、エンジニア×エンタメの生存戦略

この記事はこんな人に読んでほしい

AIを使った業務効率化に興味がある40〜50代のビジネスパーソン 副業・個人活動にDXを取り入れたいクリエイター・YouTuber 「プログラミングは難しそう」と思いながらも自動化に憧れているすべての人

「この作業、もっとスマートにできないだろうか?」——26年間、頭を離れない問い

システムエンジニアとして26年超。

毎日コードと向き合い、システムを設計し続けてきた私の頭の中には、今日もこの問いが走り続けています。

この作業、もっとスマートにできないだろうか?

この言葉が、私のすべての行動の出発点です。


シャチノリ・プレミアリーグ——5人から始まったコミュニティが28人同接へ

毎週土曜21時。私はYouTubeでライブ配信をしています。

コンテンツは「サカつく2026」(※サッカークラブ育成シミュレーションゲーム)の視聴者参加型大会——その名も「シャチノリ・プレミアリーグ」。

最初は参加者たった5人、本当に細々としたスタートでした。

それが今では、監督レベル30を超える猛者たちが集う熱いコミュニティへと成長。過去最高の同時接続者数は28人を記録するまでになりました。

数字だけ見れば小さく見えるかもしれない。でも、毎週土曜の夜、画面の向こうで同じゲームに熱狂してくれる仲間がいる——その事実が、私をずっと突き動かしています。


かつての私は「フリーザの声真似YouTuber」だった

実は、今のスタイルになる前の私には、全く別の野望がありました。

「フリーザの声真似」を武器に、YouTubeの頂点へ登り詰めてやる——そう本気で意気込んでいた時期があったのです。

現在のチャンネル登録者2,100人超という数字は、その時の情熱と泥臭い積み重ねの結晶です。

しかし、今の私の軸は変わりました。

「バズるYouTuber」を目指すことよりも、「AIを極限まで使い倒すエンジニア」をメインの軸とし、そこに「エンタメ要素」をアクセントとして効かせる。

これが現在の私、シャチノリの生存戦略です。


YouTubeは「エンタメの場」であり「DXの実験室」——ORCA LABの誕生

私にとって今のYouTube活動は、純粋にサカつくの熱狂を楽しむ場所であると同時に、最新のAI技術を実戦投入する場所でもあります。

その実験室に、私は名前をつけました。

「DX(デジタルトランスフォーメーション)化の実験室=ORCA LAB」

DXとは、デジタル技術を活用して業務や生活の質を根本から変革すること。大企業だけのものではありません。個人の活動にこそ、DXの恩恵は大きく効きます。

今回は、このORCA LABで私が構築した「AI采配×Pythonによる爆速自動化フロー」と、バラバラだった知識の「点」が「線」へと繋がるまでの実録をお話しします。


【実録】毎週繰り返される「痛み」——手入力地獄からの脱出

「ないものは作ればいい」——これがORCA LAB代表としての私の信条です。

リーグ戦の参加者が増えるにつれて、最大の「痛み」として浮上してきた作業がありました。

それが、試合結果の手入力です。

ゲームの大会結果画面を確認しながら、一字一句、手作業で数字を打ち込む……。

勝ち点、順位——これを毎週、公式サイトと管理用のエクセルに反映させる。参加者が増えるほど、この作業は肥大化していきました。

かつて、Googleフォームの47都道府県プルダウン設定という膨大な手作業に絶望し、AIとの壁打ちからGAS(Google Apps Script=Googleのサービスを自動化できるプログラム)で一瞬に解決したあの感覚——あの時と同じように、私は「実験室」で自動化へと舵を切りました。


【AI采配の全貌】3ステップで実現した「爆速データ反映フロー」

今回の実験の核は、「AIの適材適所」による爆速データ反映フローです。

使ったツールの布陣はこちら。

陣形:4つのツールを役割分担

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STEP 1|画像認識(OCR)でスクショをJSONデータに変換する

ゲームの結果画面をスクリーンショットして、自作のGemini gems(AIへの指示をカスタマイズしたツール)に渡します。

するとAIが画像内の文字を自動で読み取り、データをJSON形式(コンピュータが扱いやすいデータ形式)として書き出してくれます。

ちなみにこの自作gems自体も、私がゼロから書いたわけではありません。AIと要件を徹底的に詰め、的確な指示プロンプト(AIへの命令文)を作成させることで生み出したものです。

STEP 2|CursorとGoogle AI StudioでPythonツールを錬成する

次に、Cursorの無料枠と、深い壁打ちができるGoogle AI Studioを駆使します。

「このJSONを読み込んでエクセルに流し込むPythonコード(※Pythonは初心者にも比較的扱いやすいプログラミング言語)を書いて」とAIに依頼。

AIとの対話を重ねながら、自作のPythonツールを完成させました。

STEP 3|ワンクリックでエクセルに自動反映、OBSでライブ表示

自作Pythonツールを実行すると、順位や勝ち点が集計エクセルへ一瞬で流し込まれます。

そして——配信ソフト「OBS」を通じてランキングがリアルタイムにYouTubeライブに表示される様子を目の当たりにした瞬間。

私は実験の成功を確信し、PCの前で静かにニヤリと笑いました。


【最大の発見】AIの「記憶喪失」を防ぐ——mdファイルによるセッション管理術

このツール開発の過程で、私がたどり着いた最も重要な気づき。

それが「mdファイルを使ったコンテキスト(文脈)のセッション管理」です。

AIはすぐに「記憶」を失う

AIとの対話が長くなったり、ツールをまたいだりすると、AIはそれまでの会話の文脈(コンテキスト)を失いがちです。

「さっき話したことなのに、また最初から説明しなければならない……」

この問題を解決するヒントは、意外なところにありました。

私がClaude Code(Anthropicが開発したAI開発支援ツール)を学んでいた際、これがWebアプリケーションにおける「セッション管理」の課題に似ていると気づいたのです。

Webのセッション管理をAIに応用する

Webサイトがログイン状態をキープするために「セッションID」を発行するように——AIと正確なやりとりを続けるために、私は重要なルールや現在の進捗を一つの「mdファイル」(テキストを整理して書けるMarkdown形式のメモファイル)にまとめました。

このファイルを「状態(State)」として持ち回り、ブラッシュアップしながら次の指示に含めることで、AIは常に最新の文脈をキープし続けます。

この「思考のセッション管理」により、無料枠の制限下でも驚異的な精度でPythonツールを完成させることができました。


【核心】知識の「点」は、積み重なって初めて「線」になる

一見すると、これらは単なるツールの使い方の羅列に見えるかもしれません。

しかし、ここに私が26年かけてたどり着いた、最も大切な気づきがあります。

色々な知識やノウハウは、個体で見ればただの「点」です。しかし、その点をたくさん持つことで「線」になり、それは強固な「自分だけのスキル」として現れてきます。

私の「点」の履歴——3つの実例

① アジャイル開発の「点」 ネイルコンテストのサポートで、GitHub×Vercelを使ったデプロイ(ウェブ公開)を習得。修正後わずか数秒で「URLを確認してください」とクライアントに送り、驚愕させた体験。

② ゼロ円クリエイティブの「点」 高価なCapCut Proのサブスク代を節約するため、無料ツール「YMM4(ゆっくりMovieMaker4)」と動画生成AI「Veo」、Canvaを組み合わせて活用。【サイバー江戸でネイルを付ける花魁】というテーマのPVからポスター、ディプロマまでを、わずか1ヶ月で完遂。元ダンサーとしての泥臭い工夫が生きました。

③ AI動画編集の「点」 長時間の生配信動画から、AI軍師に「一番の盛り上がり(歓声などのキーワードや感情の起伏)」を特定・ランク付けさせ、ショート動画3本とSEO対策済みのタイトル・タグを一気に完成。


これら3つの泥臭い経験の「点」が、自作mdファイルでAIのコンテキストをセッション管理する今の「ハイブリッドな思考(線)」へと繋がっているのです。


なぜ今「Claude Code」に手を出さないのか——あえて無償枠で戦う理由

界隈を賑わせている最新の「Claude Code」には、もちろん惹かれます。

それでも今の私は、まだ手を出していません。

理由はシンプルです。無償の範囲内で立ち回り、知識の「点」を自らの頭で繋ぎ合わせるディレクション能力を育てることに、今は計り知れない価値を見出しているから。

制限があるからこそ、考える。考えるからこそ、力がつく。

エンジニアの軸とエンタメのアクセントを極めた今の経験の先で、「Claude Code」という魔法を解き放てば、きっと今までとは全く次元の違う景色が見える——私はそう確信しています。

今、私は「ORCA LAB(実験室)」の中で、その圧倒的な未来の景色に到達するための滑走路を、全力で走っているのです。


【実践ガイド】あなたも今日から始められる「点と線の自動化」3ステップ

「スピード7割・修正3割」の精神で、バラバラの「点」を圧倒的な「線」に変える方法をお伝えします。

ステップ1|AIの記憶を「mdファイル」でセッション管理する

指示の背景・ルール・進捗を1つのmdファイルに書き留めましょう。

Webアプリのセッションのように「コンテキストを状態として持ち回る」ことで、AIとの協業という「点」をスムーズに繋ぐことができます。

実践ポイント: AIに新しい作業を依頼するたびに、このmdファイルを冒頭に貼り付けて渡す。たったこれだけで、AIの「記憶の精度」が劇的に上がります。

ステップ2|「無償の制限」をAI采配力の実験室にする

CursorやGoogle AI Studio、Gemini gems等を適材適所で使い分けましょう。

お金をかけずに複数のAIを使い分ける経験こそが、「ここはどのAIに任せるべきか」を判断するエンジニア的マインドを育てます。その思考力こそが、新しい「点」の獲得に繋がります。

実践ポイント: まずGoogle AI Studio(無料)で深く壁打ちし、コードの実装はCursorの無料枠で。役割を明確に分けるだけで作業効率が大きく変わります。

ステップ3|既存の道具に「エンタメ要素」を掛け合わせ、線を引く

AIにPythonの設計図を描かせ、それをExcel、VBA、YMM4、Gitなどの手に馴染んだ道具と組み合わせましょう。

「面白さ(エンタメ)」を表現するために「技術(エンジニアリング)」を総動員することで、あなただけの唯一無二のスキル(線)が完成します。

実践ポイント: 「楽しいこと」から自動化を始めること。義務感でなく、ワクワクから生まれたツールは、継続する力が違います。


おわりに——49歳、ボブパーマで心機一転。「人は何者にでもなれる」を証明したい

私にとって、ITや複数のAIを駆使したDX化は、単なる効率化ではありません。

それは、「人生の質」を向上させ、純粋に遊び、表現するための飽くなき探究です。

データ入力の時間をAIとPythonツールで「瞬殺」する。

そこで生まれた時間は、配信で視聴者の皆さんとサカつくの熱狂を分かち合ったり、自宅で家族とゆっくり過ごしたり、あるいは次なる「30年越しの妄想」を形にするための大切な資源になります。

今年49歳。ボブパーマで心機一転、来たる50代に向けて私は「人は何者にでもなれる」ことを、この泥臭いDX実験を通して証明し続けたい。

いつか「Claude Code」が私の最強の右腕に加わり、誰も見たことのない景色を見るその日まで——今は無償枠の中で培う「ハイブリッドなAI采配」との共闘を、全力で楽しみます。


「点と線を繋ぐ魔法の自動化」をあなたのビジネスにも

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追伸:
私はこんな変な経歴の持ち主です(笑)。よかったら覗いてみてください。
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https://note.com/zf_kemao/n/naae0c9b61369

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岐阜・各務原を拠点に「技術(SE歴26年) × 表現力(声真似YouTuber / ナレーター)」で、あなたのビジネスや発信をサポートしています。

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