中国のスパイ活動に協力した罪、台湾のテレビ局記者を起訴…懲役12年を求刑へ
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【台北=園田将嗣】台湾の検察当局は6日、中国のスパイ活動に協力したとして、台湾のテレビ局の記者を国家安全法違反の罪などで起訴した。検察は懲役12年を求刑する。
台湾メディアによると、起訴されたのは、親中的な企業グループ「旺旺集団」傘下の中天テレビの男性記者。立法院(国会)で中国に融和的な最大野党・国民党を担当していた。
起訴状によると、記者は中国の工作員と連絡を取り、昨年行われた国民党の立法委員(国会議員)31人へのリコール(解職請求)の是非を問う住民投票に反対する映像を製作し、テレビなどで公開した。記者は映像閲覧者のデータなどを中国側に送り、仮想通貨で報酬を受け取ったとされる。
また、記者は台湾軍の現役・退役軍人ら11人を協力者として、報酬の見返りに軍事機密を撮影して中国側に送信するよう合意させるなどしていた。中国の工作員が報酬を送金するための口座として、自身の銀行口座を2023年から利用させていたという。
昨年の国民党立法委員のリコールはすべて不成立に終わった。検察は、記者が製作・公開した映像が住民投票結果に影響を与えたと指摘している。
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