目次
目的
CADオペレーターへ効率的かつ正確に作図依頼を行うためのルールと手順を標準化する。
依頼の基本ルール
CADオペレーターは本部にて案件ごとに割り当て、案件グループチャットに招待する。
依頼・やり取りは必ず案件グループチャット内で行う。
意匠ディレクターが 依頼内容を具体的に指示 し、CADオペレーターは 機械的に作図・出力 を行う。
CADオペレーターが関わるフェーズ
① プラン段階の初期リーガルチェック
斜線検討(道路斜線・高度斜線等)と面積
意匠ディレクターがプラン図上に「この位置の斜線を検討してください」と明示する。
複数箇所の場合も全て具体的に記載する。
後退緩和を使用する場合は、後退距離をCADで測り、寸法を明示するよう指示する。
CADオペレーターは指定位置で斜線検討設定を行い、自動出力した図を提出。
意匠ディレクターが結果を確認・判断する。
建物面積求積図と建ぺい率容積率検討はこの時点で実施
LVS検討
意匠ディレクターが必要箇所を具体的に指示する。
CADオペレーターは自動出力を行い、その結果を提出。
意匠ディレクターが結果を確認し、必要に応じて 2室1室などの緩和措置を追加指示する。
共用部の開放性チェック
CADオペレーターは共用部の開口面積が 2㎡以上あるか をCAD上で実測する。
測定条件:
・廊下床レベル=2,3階FL-150mm
・手すり高さ=廊下FL+1,100mm
・2階廊下天井=3FL-400mm(ふところ寸法として見込む)
実測値を明示した図面を出力し、案件フォルダに格納後、チャットで報告する。
参考ラフ指示図)
斜線検討位置)江戸川区鹿骨プラン図.pdf
985.1 KB
② 許認可提出用図面依頼
意匠ディレクターが依頼内容・対象図面(平面図・立面図・断面図など)を具体的に指示。
許認可の種類(例:開発許可、景観協議 等)を明示する。
必要図面リストを提示し、造成平面図や緑化計画図など役所HPに参考例がある場合は参照先も併せて伝える。
チェックフローや提出スケジュールを踏まえ、納期を明確に伝える。
CADオペレーターは依頼通り作図し、完成図を案件フォルダに格納後、チャットで報告。
③ 確認申請図面依頼
意匠ディレクターが依頼内容を明示し、確認申請に必要な図面一式を指示。
クライアントによっては以下のフローが想定されるため、最初に全体像を伝えること:
初期の基本図作成
数回のチェック後に申請図作成
場合によっては施工図も作成
CADオペレーターは依頼通り作図し、成果物を案件フォルダに格納後、チャットで報告。
意匠ディレクターが必ず最終チェックを行い、問題がなければ申請用フォルダに移行。
配置図、求積図は以下の添付資料を共有し、建築概要の表や面積算定式の記載を必ず掲載するようにしてください※AIでのチェック精度を高めるため
配置図.pdf
169.6 KB
建物面積求積図.pdf
143.8 KB
依頼時チャットフォーマット(例)
@ CADオペレーター様
【案件名】〇〇邸新築工事
【依頼内容】道路斜線、高度斜線の検討
【対象位置】プラン図上の青線A,B,C部(後退距離の緩和あり→プラン図の青線位置をCAD上で測り、後退緩和距離としてください)
【指示】プラン図に示した位置について、斜線検討をお願いします。出力後、PDFを案件フォルダに格納してください。
【備考】LVS検討も同時にお願いします。まずは自動で回した結果で良いので、NGでも一度アップしてください。
運用ルール
CADオペレーターは 意匠ディレクターの指示内容に忠実に作図すること。
意匠ディレクターは 判断や設計意図をCADオペレーターに委ねず、具体的に指示 する。
成果物は必ず案件フォルダ内に保存し、案件チャットで完了報告を行う。
チャットでの依頼はすべて履歴として残し、後から追跡可能な状態を維持する。