天然生活 最新号

新しい年をスタートするにあたり、「昨年よりさらに運をよくしたい」と思っている方は多いのではないでしょうか。本記事では、作家・中島輝さんの著書『ホントのあなたは絶対に運がいい!』(扶桑社)より、「」につながる“自分”や“”との向き合い方についてお話しします。

自分を大切にするのが苦手な人へ

自分を好きになる、自分を大切にすることは大事です。

そして自分で自分のことを褒めてあげること、自分に何か負荷を与えるってことも大切です。

それから「悩んでいいよ」と見守るということも。

さらに自分を大切にするもう一つの方法として、「人を大切にすること」もおすすめです。

自分をなかなか大切にできない人は、まずは人を大切にすることからやってみると、意外と自分を大切にできるようになるかもしれません

そのことを「徳」と言います。

自分を愛して褒めてばかりをずっとできる人は少ないですよね。

それでも、自分を褒めてみたり、メンターを作ってみたり、そうやって自分を大切に扱って、自分を好きになろうと思っているけど、なかなかできないという人もいると思います。

哲学者だった二宮尊徳の「自分の最善を他者のために尽くそう」という言葉が、徳の語源です。

自分の最善を、他者に尽くし抜く。それは自己犠牲になると捉える人もいるかもしれません。

しかしそうではなくて、同時に「自分を大切にしていいんだよ」ということでもあります。

自分を大切にすることがうまくできない人は、まずは人のために自分の最善をやってみてください。

そのうえで、人から「良かった」「ありがとう」と言われることによって、自分の存在価値、自分の尊厳を、もう一回見直すことができるのです

画像: 自分を大切にするのが苦手な人へ

「ありがとう」「嬉しいです」と言ってもらえる行動を、相手に期待せずにやっていくことが、自己の最善を尽くし抜くこと。

尽くし抜くということは、ストイックなことではなくて、「相手に見返りを求めない」ということです。

百人にやってみて一人から「ありがとう」と言われればいいのです。

「一人いたんだ!」という気持ちになれば、どんな経験も、人生のギフトにありがとう!と思えてきます。

誰かのために生きることを大切にするのは、自分を大切にしていることなのです。

〈著者/中島輝 編集/千木良まりえ、佐藤弘和 装画・中面イラスト/福士陽香〉

※ 本記事は『ホントのあなたは絶対に運がいい!』(扶桑社)からの抜粋です。

『ホントのあなたは絶対に運がいい!』(中島輝・著/扶桑社・刊)

画像: 「運のいい人」は自分も人も大切にできる“徳を積む”ために心がける日々の行いとは?/作家・中島輝さん

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◆自己肯定感の第一人者が教える「運」が絶対によくなる方法◆

自己肯定感を持ち、運を肯定的につかみ取る力を持てるようになるための方法を詳しく解説!

運がよくなるための奇跡のワーク10選も掲載しています。

【CONTENTS】
● プロローグ 気づいた人から運は良くなる!
● 第1章 好運のカギは「命の動詞」
● 第2章 では、運のいいあなたを作っていきましょう
● 第3章 運に効く心のおまもり
● 第4章 開運トラブルシューティング
● 第5章 運の強敵「お金」に勝つ!
● エピローグ これから運が良くなるあなたへ
● 強運スパイラルトレーニング10


中島輝 (なかしま・てる)
作家/対人関係評論家/自己肯定感の第一人者/「自己肯定感アカデミー」代表著書累計70万部。プロアスリート・経営者・俳優など1万5000人以上の心理カウンセリングを手掛ける。 自己肯定感の第一人者。独自の自己肯定感理論を構築し人材育成を行い、受講生は3万人を超える。心理学、脳科学、NLPなどの手法を用い、独自の120のコーチングメソッドを開発し資格発行している。自己肯定感ムーブメントを生んだカリスマとして、「自己肯定感の重要性をすべての人に伝え、自立した生き方を推奨する」ことをミッションに掲げ、「一般財団法人自己肯定感学会」の代表、新しい生き方を探究する「風輝塾」の運営のほか、広く中島流メンタル・メソッドを知ってもらうための「自己肯定感カウンセラー講座」などを主催する。毎月500人以上のメンタルカウンセラーコーチ、トレーナー、セラピストを育成・輩出している。著書に『何があっても「大丈夫。」と思えるようになる 自己肯定感の教科書』『書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート』ほか多数。
中島輝 公式Webサイトhttps://ac-jikokoutei.com/



あなたにおすすめ
栃木県那珂川町の古民家に暮らし、夫とともに在来固定種の野菜づくりをしている薬膳料理家の小鮒ちふみさん。ご自身の病気の経験からたどり着いた「薬膳」の考え方と旬野菜を軸にした食事の大切さについて教えていただきました。
(『小鮒ちふみさんの不調のときでもつくれるがんばらない薬膳ごはん』より)

旬野菜を軸にすると自然と心身の土台が整います

小鮒ちふみさんが独学だった薬膳を本格的に学び始めたのは、より土に近い暮らしを求めて、栃木県那珂川町に移住した後のこと。

「薬膳の要となるのは、薬食同源という考え方だと思います。食材の効能を知って季節や体調に合わせた食事をしていれば、健康になれるということですよね。この思想はどこに暮らしていても、どんな人にも応用できるのではないでしょうか。自然の理に合いますし、東洋医学の言葉『天人合一(てんじんごういつ)』とも通じます」

薬膳では食材がもつ性質を理解することも大切。そのため体を温めるとか冷やすとか、潤いを補うといった説明もあり、少しハードルを感じる方もいるかもしれません。

ですが小鮒さんは、難しいことを覚えなくても、旬の野菜を軸にすれば、おのずとそのときの体に必要な食事になるといいます。

画像: 群馬県由来の固定種である石倉一本ねぎを収穫する小鮒さん。加熱すると甘さととろみが出てくるので、鍋料理に最適

群馬県由来の固定種である石倉一本ねぎを収穫する小鮒さん。加熱すると甘さととろみが出てくるので、鍋料理に最適

「野菜は季節の影響を受けて育ちます。ですから、その季節によく育つ野菜をいただくことで、自然と土台が整い、その季節に適した旬の体になるイメージです。

私は父子家庭だったこともあり、中学生くらいから家族の食事づくりを担っていました。当時は旬の野菜を意識することもなく、たとえば真冬に夏が旬のきゅうりやトマトばかり食べていたんですね。いまとなっては不自然な食事をしていたとわかりますし、いつも体温は低く、便秘がちで、病気の原因にもなったのかな、と。後悔しても仕方のないことなので、皆さんには私の経験を好都合に変えていただきたいとも思っているんです」

「食べること」を生きる楽しみといやしに

旬野菜を主役にした薬膳ごはんは遠くから食材を取り寄せないといけなかったり、つくることが難しかったりする食事と比べ、簡単です。

なるべく加工されているものは避け、食べる量は腹7分目を心がけること。そして一番大切にしてほしいのは、食べるときの雰囲気なのだとも。

「食事を突き詰めると、静かに食べることに集中するといいといわれていますが、食べることは生きる楽しみでもあり、いやしにもなります。ですから修行のように研ぎ澄ますというよりは、私はその一歩手前で、家族と一緒でもひとりでも、楽しい食事時間を過ごすことが大事だと思っています」

小鮒さんのかんたん薬膳生活
「旬野菜を食べること」で土台が整う実感があります

画像: 小鮒さんの好きなスナップエンドウ

小鮒さんの好きなスナップエンドウ

スーパーに行けば、季節を問わず、さまざまな野菜が手に入る昨今ですが、健康の土台は露地栽培の旬野菜、と小鮒さん。

「さまざまな健康情報もあふれ、何を選べばいいかわからないと迷うこともあると思います。私もかつてはそうでした。でも先人の知恵でもある旬野菜を軸にした食事で、不安定だった心身が安定しました」

画像: 採れたての新鮮野菜。皮も葉っぱも、余すところなくいただくことで、微量栄養素や抗酸化作用のあるフィトケミカルも摂取できる

採れたての新鮮野菜。皮も葉っぱも、余すところなくいただくことで、微量栄養素や抗酸化作用のあるフィトケミカルも摂取できる

本記事は『小鮒ちふみさんの不調のときでもつくれるがんばらない薬膳ごはん』(扶桑社)からの抜粋です

〈撮影/山川修一 取材・文/長谷川未緒〉

小鮒ちふみさんの不調のときでもつくれるがんばらない薬膳ごはん (扶桑社) |小鮒ちふみ・著|amazon.co.jp

小鮒ちふみさんの不調のときでもつくれるがんばらない薬膳ごはん (扶桑社) |小鮒ちふみ・著

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がんばらなくてもつくれる、続けられる薬膳ごはんの入門書
野菜薬膳料理家で国際中医薬膳師の小鮒ちふみさんの薬膳ごはんの本。春夏秋冬の養生法と、季節の野菜を使った養生ごはんを紹介します。旬野菜を生かしたシンプルで実践しやすい薬膳の入門書としても。不調の時でも自分自身や家族のためにつくれる、シンプルで体を整える薬膳ごはんのレシピを約70レシピ収録するほか、春夏秋冬の養生法と心身の整え方も紹介します。著者にとって初めての著書。春夏秋冬の野菜の薬膳的効能を紹介する解説ページ付き。

* * *

小鮒ちふみ(こふな・ちふみ)
養生薬膳研究家、国際中医薬膳師、医学気功整体師。20代で進行性の胃がんを経て、心のあり方や食生活が体に及ぼす影響に気づき、養生法を学び実践。東日本大震災を機に農業の道へ。「こぶな農園」の台所担当として農食一体を軸に、自治体向け産前産後養生事業やメディアへのレシピ提供、風土と私たちの命になじむ養生法を伝えている。栃木県那珂川町在住。40代、一児の母。
インスタグラム:@chifumi_kobuna
こぶな農園インスタグラム:@kobuna_farm
こぶな農園HP:http://kobuna-farm.com/



あなたにおすすめ
自分に合ったサイズの“小さな台所”で料理を楽しむ料理家で「かえる食堂」主宰の松本朱希子さんに、小さくても使い勝手よく整えるための3つのひと工夫を教えてもらいました。
(『天然生活』2025年5月号掲載)

小さな台所のひと工夫 01
吊りかごにふきんを入れて

かさばりがちなふきんは、京都の辻和金網の銅の吊りかごに入れて。S字フックを使って台所のアクセントとして収納。

画像: 小さな台所のひと工夫 01 吊りかごにふきんを入れて

小さな台所のひと工夫 02
調味料は小分けに

昆布、塩、砂糖、にんにくはコンロ横の水切り棚に。小さな容器やびんに入れれば、場所を取らずにすぐに使えて便利。

画像: 小さな台所のひと工夫 02 調味料は小分けに

小さな台所のひと工夫 03
バットで取り出しやすく

ごちゃつきがちな調味料収納は、細長いバットを敷いて引き出しやすく。液ダレや汚れ防止にもなって一石二鳥。

画像: 小さな台所のひと工夫 03 バットで取り出しやすく


〈撮影/星 亘 取材・文/飯作紫乃〉

松本朱希子(まつもと・あきこ)
料理家。「かえる食堂」主宰。季節に寄り添った料理を雑誌や書籍で提案している。夫と娘と3人暮らし。著書に『かえる食堂のお弁当』(筑摩書房)など。

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



あなたにおすすめ
自然体の美しさを大切にするフランス女性たち。その習慣に触れながら、自身の美容との向き合い方も変化していったというフリーアナウンサーの中村江里子さん。著書『366日 日々を楽しむフランスの暮らし』では、暮らしに根ざした美容のあり方も紹介されています。今回は、フランス流のシンプルなメイクとスキンケアの考え方をお届けします。

【5月4日】
フランスマダムのお化粧法

フランスの多くの女性たちはノーメイク? もしくは軽くしているか、していないかぐらいの薄いシンプルなメイクです。

会社員時代はファンデーションを付けていましたが、もともとは私もノーメイク派。

学生時代は、薄付きのリップグロスだけだったので、じゃあ、私も昔に戻ろうと、こちらに来てからファンデーションをやめてしまいました。

パーティやディナーに出掛ける際も塗っていません。その分、スキンケアはきちんとします。

保湿はかなりしっかりと、また日焼けしやすい肌なので、日焼け止めは1年中塗っていますが、これだと、日中も気軽に日焼け止めを重ね塗りできてラクです。

フランスのマダムたちは、この日焼け止めさえも、ヴァカンス先で、直射日光をたっぷり浴びるときだけ使うという方がほとんど。

そもそも以前は、日焼け止めを扱うお店自体少なかったと記憶しています。

また、ローション(化粧水)を付けずに、いきなり美容液やクリームという方も多いです。

そうかと思えば、パリは硬水なので、刺激を与えないように洗顔はせず、ローションをコットンに含ませて汚れを落とすという方もいらっしゃいます。

国が変わればお化粧法も変わるものですね。

目元、口元のポイントメイクはします。使っている化粧筆は広島県の熊野町で職人さんが作っているもの。色を含みやすいので、さっと塗るだけでうまく付きます。テクニックがない私の愛用品

50歳の誕生日プレゼントに、日本のお仕事関係の方からいただいたお化粧品。ヘアメイクさんがセレクトしてくださった、赤い口紅とポイントメイクのカラーパレットです

本記事は、『366日 日々を楽しむフランス暮らし』(中村江里子・著/すばる舎・刊)からの抜粋です。

* * *

『366日 日々を楽しむフランスの暮らし』

『366日 日々を楽しむフランスの暮らし』(中村 江里子・著/すばる舎・刊)

『366日 日々を楽しむフランスの暮らし』

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パリで暮らし始めて今年で27年。季節の移ろいを家族と歩んだ等身大の生活模様を一挙公開

フジテレビのアナウンサーを経て、家族とともにパリや、南仏の別宅で長く暮らしてきた中村江里子さん。中村さんというと、セレブリティでラグジュアリーなイメージを抱く人が多いが、決してそれだけの方ではない。まじめで、地道に、コツコツと。

働く母親が多いパリではお手伝いさんの力を借りることが多いが、中村さんは任せきりにするのではなく、家事も子育ても仕事もできるかぎり自分の手で行い、手を抜かない。本人曰く、自分が育った時代の日本の子育てしか知らないので、パリでもその感覚でお母さんをしてきたとのこと。

3人の子どもたちを母乳で育て、試験など子どもたちの大事な日には火打ち石で送り出し、好物のしょうが焼きを作って出迎える。おしゃれな夫のバルトさんがこだわるシャツのアイロンがけも、80年代、90年代のジャパニーズポップスを口ずさみながら自分で行ってきたそう。

曾祖母、祖母と四世代で同居していた東京の実家で培われた「もったいない精神」も健在。古くなった衣類やタオル、歯ブラシは掃除用にストックして使い切る。家計簿も結婚以来続けているという。

恵まれた環境、容姿に甘んじることなく、きちんと地に足の付いた生き方は、まさに強くてたくましい「昭和の母」。もともとお話もおもしろく、文章もお上手だが、そこにパリの日常で磨かれたセンスやウイットが相まって、さらにタフネスエレガンスに。

本書では、フランスの行事や働き方、バカンス、衣食住や学校の様子、家族の風景など、そんな中村さんの日常の記録を歳時記形式で綴っている。ところどころにフランス人もリスペクトする日本の素晴らしさ、日本とは真逆の考え方、記念日の過ごし方なども織り交ぜ、日本とフランス両方のよいところを上手に取り入れている中村さんの暮らしを紹介する。

多くの女性たちにとって永遠の憧れの地であるフランスの魅力、さらにはそこで生きてきたひとりの日本女性の魅力を伝える1冊。



中村江里子(なかむら・えりこ)
1969年東京生まれ。立教大学経済学部卒業後、フジテレビのアナウンサーを経て、フリー・アナウンサーとなる。2001年にフランス人のシャルル・エドワード・バルト氏と結婚し、生活の拠点をパリに移す。現在は22歳、19歳、15歳の3人の子どもの母親でもある。パリと東京を往復しながら、テレビや雑誌、執筆などで活躍中。抜群のセンスを買われ、商品デザインやプロデュースも多く手掛けて好評を博している。支持する層は厚く、親子2代、3代というファンも多い。著書には、パーソナルマガジン「セゾン・ド・エリコ(中村江里子のデイリー・スタイル)」(扶桑社)をはじめ、多数がある。現在、ブログ60万PV、インスタグラムフォロワー数28.1万人、ユーチューブ登録者数8.05万人(2026年2月28日現在)

◾️ブログ:中村江里子オフィシャルブログ
◾️インスタグラム:@eriko.nakamuraofficial
◾️ユーチューブ:中村江里子のフランス暮らし



あなたにおすすめ
料理の仕事をするうちにうつわの魅力に引き込まれ、小さなうつわ屋「うつわ千鳥」を始めた柳田栄萬さん。「手の込んだ料理でなくても、ふさわしいうつわに盛りつけられた瞬間、ごちそうと呼べるものになるはず」と話します。うつわと料理のおいしい関係を楽しむ柳田さんに、「トマトのナムル」のつくり方と料理が引き立つ“この一枚”を教えてもらいました。

トマトのナムルのつくり方

画像: トマトのナムルのつくり方

柳田さんが選ぶ“この一枚”
杉原万理江 稜花五寸平皿(りょうかごすんひらざら)

稜花形という、たいへん優美な形をしているにもかかわらず、全体的にポップな印象。艶を抑えたマットな釉薬がそう見せるのでしょうか。トマトの赤もよく映えます。

お皿はあえて色違いで並べてみました。花が咲いたようで、食卓がぱっとにぎやかになります。

材料とつくり方(2人分)

 トマト1個はヘタの部分に包丁で6等分に軽く切れ目を入れ、手でゆっくりとさく。ヘタの硬い部分は手で取りのぞく。

 ボウルにごま油小さじ1、塩・ガーリックパウダー各少々、ナンプラー・しょうゆ数滴を入れて混ぜ合わせる。をくわえてあえ、すりごま大さじ1をまぶす。

point
生のにんにくは匂いが残りがちなので、私はガーリックパウダーを好んで使っています。なるべく細かい顆粒のものがおすすめ。

※本記事は『うつわと料理のおいしい関係』(実業之日本社)からの抜粋です。

『うつわと料理のおいしい関係』(柳田栄萬・著/実業之日本社・刊)

画像: ごま油香る「トマトのナムル」のつくり方。初夏にうれしい簡単おかず!食卓が華やぐ“うつわ使い”のコツも/うつわ千鳥・柳田栄萬さん

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◆うつわの力で日々の食事がごちそうに。食卓が整う「うつわと料理」のおいしい関係◆

柳田さんがお店を始めてから驚いたことのひとつが「料理に自信がないから、あるいは手間をかける暇がないからこそ、うつわの力を借りて食卓を整えたい」という人が多いこと。

そんな方々に向けて柳田さんは「毎日のことだからこそ、うつわはもっと気楽で、もっと自由であってよい」と話します。

本書は、難しい知識がなくても“うつわ×料理”の楽しみ方がわかる、うつわの魅力と80の簡単なレシピをまとめた新感覚レシピエッセイ。

自宅にあるうつわを「こんなふうに使ってみようかな」と楽しみたくなる1冊です。

【もくじ】
● 飯椀:にんじんごはん/さつまいもごはん/しらすときゅうりの混ぜ寿司 など

● オーバル皿:鶏と白いんげん豆のトマト煮/ブロッコリーのパスタ など

● 小鉢:かぶと大葉の酢の物/ゴーヤーと茹で鶏のあえもの など

● 盛り鉢:あさりとじゃがいもの煮物/トマトとなすのマリネ など

● 粉引きのうつわ:甘じょっぱい卵焼き/もやしとニラのナンプラー炒め など

● 染付のうつわ:大根と豚バラのめんつゆ煮/豆腐とひき肉の蒸しもの など

● 豆皿:コンビーフのねぎあえ/モッツァレラと大葉と味噌 など

● そば猪口:メロンとアイスクリーム/かぶの柴漬けあえ など

● スープのうつわ:千切り野菜のスープ/鶏とじゃがいものスープ など

● カレー皿:豚キムチ春雨/レトルトカレー三種盛り など

● 四寸皿:青じそおむすび/豆腐と芽ひじきの肉団子 など

● 五寸皿:惣菜コーナーのポテトサラダ/アボカドのナムル など

● 漆器:パインとルッコラのサラダ/わかめとちくわの炒め物 など

● ガラスのうつわ:冷奴とところてん/しらたきの中華風サラダ など

● 金属のうつわ:こてっちゃん焼うどん/さきいかのキムチあえ など

● 木のうつわ:しし唐とちくわの天ぷら/春巻きの皮の椎茸ピザ など

● 七寸皿と八寸皿:タルタルコロッケサンド/夏野菜の焼きびたし など

● 丼鉢と麺鉢:焼き鳥親子丼/塩バターレタスラーメン など

● 角皿:ささみのせんべい焼き/厚揚げの唐揚げ など

● 大皿:キャベツの手巻きごはん/はんぺんフライ など



柳田栄萬(やなぎだ・えいまん)
1972年生まれ。福岡県出身。文化服装学院卒業。アパレルメーカー勤務後、料理研究家のアシスタントを経て料理教室の講師を務める。料理の仕事をするなかで、段々とうつわの魅力に引き込まれていく。2008年「うつわ千鳥」開業。派手さはなくとも料理を美しくみせてくれるうつわが好き。プライベートでもずっとうつわを買い続けているが執着心はなく、すぐに人にあげてしまう。著書に『薬膳だから。』(講談社)がある。

うつわ千鳥(うつわ・ちどり)
JR 水道橋駅前にある店舗は都内最大級の広さ。約70名の作家のうつわが並ぶ常設展示のほか、月に2~3回のペースで作品展を開催。実用性を重視したラインナップで、一般家庭向けのうつわを多く取りそろえる。毎日情報発信をしているInstagramのフォロワー数は10万人超え。YouTubeチャンネル「うつわ屋のまかないごはん」も好評。
HP:千鳥 UTSUWA GALLERY
YouTube:うつわ屋のまかないごはん
インスタグラム:@utsuwa.chidori



あなたにおすすめ
温かいものは温かく、冷たいものは冷たいまま食べられたら、お弁当はもっとおいしくなります。最近、人気が高まっているランチジャーを活用したレシピを、料理家瀬戸口しおりさんに教えてもらいました。今回、紹介するのは「ベトナム風あえ麺弁当」のつくり方です。
(『天然生活』2020年4月号掲載)

水分の多い野菜や葉野菜も気軽に持ち歩けるジャー弁当

高校生の息子さんに毎日、お弁当をつくっている瀬戸口しおりさん。

ランチジャー=温かいものというイメージですが、これからの季節は冷やして使うのもおすすめとのこと。

「普通ならお弁当には向かない水分の多い野菜や葉野菜も気にせず持ち歩け、普段の食卓の延長のように楽しめるのがいいですね」

お弁当に自家製たれや調味料を入れた小瓶をちょこんと添えるのが瀬戸口さん流。

「辛味や酸味を効かせているので、食べながら少しずつ加えれば、最後まで飽きずにおいしく食べられますよ」

lunch jar type
「ベトナム風あえ麺弁当」のつくり方

画像: lunch jar type 「ベトナム風あえ麺弁当」のつくり方

野菜たっぷりがうれしいエスニック風の麵。ハーブ類やピーナッツなど、香りと食感でアクセントをつけて。

材料(ランチジャー1個分・ゆで鶏はつくりやすい分量)

ゆで鶏
・鶏むね肉1枚
・塩、砂糖各小さじ1/2
・酒大さじ2
その他
・ベトナムの平米麺(または、うどん)120g
・ごま油適量
・香菜、ミント各1株
・大葉5枚
・きゅうり1/2本
・ハーブミックス(ベビーリーフ)30g
・錦糸玉子1枚分
・ピーナッツ(きざむ)適量
・レモンしょうがナンプラー(*下記参照)大さじ1強

つくり方

 ゆで鶏をつくる。鶏むね肉を洗ってキッチンペーパーで水けをふき取ったら、塩、砂糖をすりこみ、30分ほど冷蔵庫でおく。常温にもどして耐熱容器に入れ、酒をまぶしてふんわりとラップをかけ、電子レンジで5分加熱する。全体が白っぽくなり、裏側にも火が通ったら、そのまま冷ます。食べやすい大きさにほぐし、好みでナンプラー少々(分量外)であえる。

 米麵はたっぷりの湯で袋の表示どおりにゆでる。やわらかくなったらざるに上げて流水で洗い、水けをよくきってごま油をまぶす。

 香菜、ミント、大葉は食べやすい大きさに切る。きゅうりは種をそいで斜め薄切りにする。

 ランチジャーの上段に麵、下段にゆで鶏、野菜、錦糸玉子、ピーナッツを入れる。食べるときに全体をよく混ぜ、レモンしょうがナンプラーをかけていただく。

*レモンしょうがナンプラー(つくりやすい分量)
保存瓶にナンプラー45ml、レモン汁(かぼすやすだち、ライムでもよい)30ml・約1/2個分、しょうがのすりおろし1/3片分、香菜の根(あれば)1本分のみじん切り、青とうがらし1/2本のみじん切りを入れて混ぜる。



<料理・スタイリング/瀬戸口しおり 撮影/広瀬貴子 取材・文/結城 歩>

瀬戸口しおり(せとぐち・しおり)
料理家。食材の持ち味を生かした家庭料理のほか、スパイスやハーブを効かせたエスニック料理も得意で、雑誌や書籍でレシピを提案している。夫と息子、保護猫の3人+1匹暮らし。

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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