実はそこまで間違ってもなかったんですよ、コロナ禍以降のとらのあなの方針は
なぜかというと女性向け同人史上は男性向けよりも圧倒的に大きく売上も倍なので、同人ビジネスでまず売上狙うのであれば女性向けをシェアをどれだけ獲得出来るかは重要で、とらのあなはそこに大きく舵を切ったが故に2022年以降……少なくとも公表されてる2024年までの売上高は大きく延びてますので、その選択自体は正しかったと言えるでしょう
ここから先はとらのあな在籍時の鮎澤さんのインタビュー記事やビジネス系ニュース記事を参考にした話になりますが……
とらのあなはコロナ禍以前……2012年から店舗売上が鈍化しており、シェアもメロンブックスに奪われて、2018年頃には8割を占めてた店舗売上が6割まで下がっていました
そこにコロナ禍でイベント開催が軒並み中止になってたのも併せて、店舗売り上げ……特に男性向けの売上が殆ど期待できなくなってしまい、赤字垂れ流すしかなくなってしまったわけです
先行き見えない状況だったのであれば、赤字店舗を潰してどんどんコストカットするしかない……メロンブックスは出来る限り店舗残す決断しましたが、とらのあなはその余裕すら無かった。
そこでコロナ禍でも安定した黒字を目指す為に、店舗を全て閉めて伸び代があった通販に全シフトする事にした……
2022年時点で一番売上上げてたのは通販だったのです(前年比の110%なので)
そして特に女性向け同人商品&グッズの売上が男性向けより大きかった事が、女性向けに偏る原因となったのでしょう
それに加えて、同じユメノソラホールディングスのファンティアの売上の伸びが凄まじく、更にはとら婚も好調であったわけです
要するに、この時点で店舗事業の必要性も……何なら男性向け同人誌やグッズを頭下げてまで取り扱う必要性はほぼ無くなったとも言えます。
この状況下で仮にとらのあなの店舗事業、そして男性向けに投資する必要を理解する人間がとらのあなにいたとして、その必要性と合理性をグループ全体の経営幹部にキチンと説明して説得出来たかと言う話です
それ以降もとらのあなの売上高が伸びてるのを見る限り、この考え自体は相当正しかったのでしょう。
クレカ会社による金融規制を考慮に入れた上で……あればでしたが
ここからは推測の域になるので話半分で読み流して欲しいですが……クレカ会社の金融規制がとらのあなやファンティアの売上にかなり影響を与えてるのではないかと思います。
そして2024年までの売上高は好調と言いましたが、純利益など実際はどうだったかは明らかでないため、経営の実情は分からないのです
メロンブックスの女性向け同人のシェアの伸び……特に取り扱いサークルの増加を見る限り、女性向けにおいてもとらのあなの業界全体におけるシェアは年々低くなってきてると考えて良いでしょう
そこに加えて……SNS上でも大きな批判があった在庫管理サービスというを同人委託システムの改悪です
あの傍目から見ても明らかに取引相手である委託サークル離れを引き起こすであろうサービス改悪をわざわざ行うと言う事態が、実はとらのあなの好調であるはずの売上を圧迫するほどの支出(経費、その他……)が発生してるのでは?と素人目線からも端的に読み取れます(根拠がある話ではありませんのでご容赦ください)
そしてこれも推測に過ぎませんが……店舗事業の縮小に伴って、ベテランの営業もかなりの人間が離れたか異動したのではないかと考えられます
コロナ禍以前までは同人イベントでサークルの挨拶回りを営業が行っていましたが、コロナ禍以降のイベントではとらのあなの営業の挨拶周りの姿は徐々に減っていき、今では取り扱いを続けてるであろう大手や取り扱いしてない人気サークルが以外への挨拶ほぼ皆無の状況なのは先日の自分の投稿へのリプライからも伺い知る事が出来ます
これは男性向けだけなのか、女性向けもなのか判断はつきませんが、大型イベントの挨拶回りで優先順位をつけざるを得ない程度には営業の数が足りていない(もしくは、営業の教育が出来てない)と考えるべきです
総括になりますが、コロナ禍以降のとらのあなの経営方針の転換はあの状況では確かに間違いではなかったのです
但し、それは恐らくは長期的な展望があったとは考えづらく、そしてクレカ会社の金融規制を甘く見すぎてたが故に、売上高が順調であったにも関わらず、とらのあなの経営陣を一新せざるを得えない事態を招き、袖にしていた男性向けを含めた同人サークルに擦り寄ると言う、かつてのとらのあななら絶対にしなかったムーヴをせざるを得ない状況に陥ってる……と自分は先日のとらのあなの告知でそう理解しました
引用
空言の海
@munagotonoumi
返信先: @masochist_highさん
漫画の編集に言われたんですけど、「男性の嫁は、アニメ終了とともに代わりますが、女性の旦那は一生ものです。テニスの王子様のグッズが今でも売れるのは、それが理由です」との事
儲かる方を選んだ結果、分母が少なくなり、出すものがなくなったんじゃないかな
WORKMANと同じ末路を辿ってます