P「雛菜ってさ、今まで照れたことあるの?」
4作目となります
皆様の暇つぶしとなれば、幸いです
※追記
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誠に感謝申し上げます
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雛菜「え〜、なにその質問ー?」
P「いや、雛菜の大人顔負けの考え方とかつよつよメンタルを見てると、照れたこととかないんだろうなーと思って」
雛菜「プロデューサー、雛菜のことロボットだと思ってない〜? 照れることくらいあるよー」
P「ほぉ...そこまで言うなら、なんかエピソードを教えてくれよ」
雛菜「えっとね〜......」
P「......」
雛菜「む〜......」
P「......」
雛菜「あ、初めて透先輩とお話しした時のお話はー?」
P「それ小学生の時の話じゃね?」
P「もうちょっと時進めてもらっていい? せめて、中学生の頃とかさ」
雛菜「思い出そうとしたけど、見つからなかったんだもん」
P「じゃあ、やっぱり俺の言ったとおりじゃねぇか」
雛菜「え〜......プロデューサーにそう思われてるの、なんかいや〜......」
P「まぁ、人には人の数だけ考え方や気持ちがあるから、そこは受け入れてくれ」
雛菜「むー......あっ!」
P「ん?」
雛菜「雛菜、いいこと思いついた〜!」
P「いいこと......」
雛菜「プロデューサー、聞いてくれるー?」
P「......聞くだけね...」
雛菜「あのねー......」
雛菜「プロデューサーが雛菜のことを照...」
P「ぜったいいやだ」
雛菜「雛菜、まだ最後まで言ってない〜!」
P「なんとなく察しつくわ! 絶対言うと思ったし」
雛菜「え〜、でも人の話は最後まで聞かないと勘違いしちゃうかもしれないよー?」
P「...じゃあ、聞いてやるから言ってみろ」
雛菜「プロデューサーが雛菜のことを照れさせてくれたらいいなーって」
P「全然勘違いじゃなかったけど!? なんなら、一言一句同じだったわ!」
雛菜「やはー♡ プロデューサーと雛菜、息ぴったり〜」
P「そこは息ぴったりかもしれないけど、気持ちは真逆の方向向いてるからね!? 一緒にしないでっ!?」
雛菜「えぇ〜、どうしてやってくれないの〜?」
P「考えてもみろ。20代を超えた男性が女子高校生を照れさせるために近づきます。さて、これを見たあなたはどう思ったでしょうか?」
雛菜「仲良しなんだなぁ〜って思いまーす」
P「嘘つけぇっ! お前、目的のために自分の意思曲げただろ、絶対! どう見ても通報するだろ、こんなの!」
雛菜「でも、やるのは私とプロデューサーだし、事務所の中だから通報される心配はないんじゃない?」
P「...円香が来たら?」
雛菜「その時は事情を説明したら、円香先輩でも分かってくれると思うけど〜?」
P「疑問形はやめて......そうだ、透とやればいいじゃないか! 透なら雛菜を照れさせたことがあるんだろ? 頼めばやってくれるんじゃないか?」
雛菜「透先輩ならやってくれるかもしれないけど、雛菜が照れたの小学生の頃の話だよ? 今やっても意味ないと思うけどな〜」
P「透に出来ないなら、俺にも出来ません!」
雛菜「そんなのやってみないと、分からないよー? やってないのに、決めつけるのは良くないと思いまーす」
P「じゃあ、仮にやるとしよう......雛菜は照れる側の方だよね? 恥ずかしいとか思わないの?」
雛菜「雛菜は雛菜が照れるところ、見てみたーい」
P「もう発言から強者感出てるって! お前、絶対照れないよ! もう分かるもん!」
雛菜「もう〜! どうしたらやってくれるの〜!」
P「めっちゃ食い下がってくるな!? どんだけ俺にやらせたいんだよ!?」
雛菜「雛菜はプロデューサーに照れない女の子って思われてるのがなんか嫌ー! プロデューサーが照れさせてくれたら、解決なのにー!」
P「分かった分かった! じゃあ、さっきの発言は取り下げるから。雛菜にも照れる時はある! これでいいか?」
雛菜「『にも』ってどういうこと〜! 心の底から思ってない〜!」
P「めんどくさっ!? 雛菜お前いつからそんな子供みたいな子になったんだ!? 自分がしあわせ〜だったら、他人にどう思われてもいいはずだろ?」
雛菜「雛菜はプロデューサーのこと、他人だと思ってなーい! もう雛菜の一部だもーん!」
P「このタイミングじゃなかったら、嬉しく思うのになー!」
P「はぁはぁ......もういいだろ? 諦めてくれ......」
雛菜「むー......」
P「こんなのお互いずっと平行線だって......はぁはぁ......一生交わらないから......」
雛菜「......!」
P「変なこと聞いて悪かったよ......雛菜を不快にさせたのなら謝るからさ......」
雛菜「......」
P「......どうした、雛菜? 急に黙って...」
雛菜「ほんとはこれも言いたくなかったんだけど〜」
P「ん?」
雛菜「......今日のプロデューサー、きらい〜〜〜」
P「おいぃっ!? 今なんでその発言をした!? 俺があの時どれだけ頭抱えたか分かって言ってるのかぁ!」
雛菜「もしかしたら雛菜、今日の出来事でプロデューサーのこと............」
P「...その先は!? 前の発言も相まって、なんとなく言いたいことは分かるけど、ちゃんと言って!?」
雛菜「雛菜のことを分かってるプロデューサーなら、言わなくても分かるんじゃない〜?」
P「脅し方怖っ!? 今、雛菜の底知れない怖さを再確認した気がするわ!?」
雛菜「えー、雛菜まだ今日のプロデューサーがきらいってことしか言ってないけど〜?」
P「脅し方がヤクザみたいなんだけど!? イメージで俺を怖がらせようとしてるじゃん!?」
雛菜「む〜......これだけやってもダメ〜?」
P「ダメなものはダメ! 脅しなんかに屈しません!」
雛菜「......」
雛菜「そっかー......」テクテク...
P「あれ? どっか行くのか?」
雛菜「...うん。ちょっと頭冷やしてくるー......」ショボーン...
P「...あぁ、そう......」
雛菜「......」テクテク...
P「......」...クルッ
雛菜「......」チラッ
雛菜「明日は雛菜のすきなプロデューサーでいてね〜......」ガチャ...
P「今サラッと追い打ちかけてきたな、アイツ...」...バタン
P「......」カタカタ...
P「......」カタカタ...
P「...ちょっとぐらいやってあげたほうがよかったか?」カタカタ...
P「......」カタカタ...
P「...でも、俺はやりたくなかったし...」カタカタ...
P「......」カタカタ...
P「...雛菜、ガッカリしてたな...」カタカタ...
P「あぁ...なんかモヤモヤする...」カタ...
P「......」
P「俺がもし照れさせるとしたら、ストレートに告白するかな...?」
P「......」
P「...雛菜、好きだ」キリッ
雛菜「雛菜も好きーー!!」ガバッ
P「ぐへぇっ!」
雛菜「やはー♡ 雛菜、しあわせ〜」ギュー
P「な、なんで...! さっき、明日は〜って言って帰ってたはず...」
雛菜「最後まで担当アイドルは見送らないとー。...雛菜は扉を閉めただけで、実はずっと同じ空間にいましたー!」ギュー
雛菜「プロデューサーがデスクに向かう姿を確認してからやったからね〜。上手くいった〜!」ギュー
P「お前のその執念、もっとアイドル活動の方に向けろよ!? 後、離れてくれません!?」
雛菜「それは、プロデューサー次第ー!」ギュー
P「いや、ほんとに離れて! こんな所誰かに見つかったら...」チラッ
小糸「............」ジーッ
P「............」
小糸「! ぴ、ぴぇっ......」
雛菜「あ〜、小糸ちゃんだー」ギュー
小糸「あ......雛菜ちゃん......お疲れ様...」
小糸「...でした......」バタン
P「待って、小糸! 絶対誤解してるから!」
-------事情説明中--------
P「〜っていうことなんだ、小糸。分かってくれたか?」
小糸「は、はい......」
雛菜「っていうのは建前で〜」
P「おいこらっ!? 余計なこと言うな!」
小糸「余計......や、やっぱり......プロデューサーさんは雛菜ちゃんと......」ピャ...
P「小糸さん!? 今想像してるのは勘違いだからね!?」
小糸「でも、私......一部始終見ちゃいましたし......」
P「それは、話の最後の方でほんの一瞬のことなんだ。さっき、説明しただろ?」
小糸「でも......雛菜ちゃんを照れさせる、話を聞いても......イチャイチャしてるようにしか......」
P「あたかも俺が雛菜を照れさせたみたいに言うのやめて!? やってないから!?」
小糸「でも、私......一部始終見ちゃいましたし......」
P「だからそれは勘違いなんだって! この必死さ、小糸にも伝わるだろ!?」
小糸「でも、私......一部始終見ちゃいましたし......」
P「さっきからその一部始終信用しすぎだろ!? どうして、信用してくれないの!?」
小糸 「い、いくらプロデューサーさんの言うことでも......これは......信じることが出来ません......!」
小糸 (だ、だって......抱きついてる時の雛菜ちゃん......)
小糸 (とっても、しあわせそうな顔してましたから!)
一部始終を盲信する小糸ちゃんウケる