【真相】「首を絞めて殺しました」“息子を捜す父”が容疑を認めた瞬間…捜査員は涙「こんなにひどい事件はない」南丹市男児遺体遺棄事件にいまだ残る謎 死亡した経緯も本格捜査へ
安達容疑者は逮捕前の任意の調べに対し、「車で(結希くんを)小学校まで送ったあと、南丹市内の別の場所に連れて行って殺害しました」という趣旨の供述をしている。しかし、具体的な当日の行動、果たして23日の朝、実際に車で小学校近くまで行ったのかどうか、‟別の場所”とはどこなのかについては、明らかになっていない。 一方、安達容疑者は警察に対し、「学校に送った後、公衆トイレに寄った」とも話している。警察は自宅近くの公衆トイレなどで安達容疑者を立ち会わせて、当時の状況を確認した。こうした場所が、結希くんの遺棄に関わった場所とみて調べを進めている。
■謎②犯行の動機、転々とする遺体の遺棄場所や遺留品
これまでの取材では、3月29日に学校から西に約3キロの道路付近で結希くんの通学用リュックが見つかったほか、4月12日には、リュックが見つかった場所から南に約5.5キロ離れた山の中で結希くんのものとみられる靴が、そして13日には、靴が見つかった場所から北東に約4.4キロ離れた山林で結希くんの遺体が発見されている。 警察は安達容疑者が結希くんの遺体を複数箇所に転々と移動させて、最終的には遺体発見現場の山林に遺棄したとみているが、そもそも結希くんが死亡した場所がどこなのか、先述の公衆トイレに加え、靴の発見現場なども安達容疑者が結希くんの遺体を遺棄した場所に関わってくるのか。行方不明で捜索が行われている中、それぞれの場所にいつ、どういった経緯で、どうやって遺体を移動させ、遺棄したのか。様々な謎を解明すべく、捜査が進められている。
こうした謎に加え、安達容疑者の犯行の『動機』については現時点で具体的な供述は明らかになっていない。 安達容疑者は5月6日には死体遺棄容疑での勾留満期を迎える。捜査本部は、結希くんが亡くなった経緯についても、今後本格的に安達容疑者から話を聞いていくとみられる。