【真相】「首を絞めて殺しました」“息子を捜す父”が容疑を認めた瞬間…捜査員は涙「こんなにひどい事件はない」南丹市男児遺体遺棄事件にいまだ残る謎 死亡した経緯も本格捜査へ
京都府南丹市で行方不明になっていた安達結希くん(当時11)が遺体で見つかり、父親が死体遺棄の疑いで逮捕された事件。 ▼【立ち会い捜査】南丹男児遺体遺棄事件 短時間で回った3か所に何があるのか【かんさい情報ネット ten.】 父親は逮捕前の任意の調べに対し、「首を絞めて殺した」という趣旨の供述もしているが、結希くんのものとみられる靴やリュックが遺体発見現場とは別々の場所に置かれていた経緯や事件当日の2人の行動、犯行の動機などについてはまだまだ謎が多く、警察は全容解明を急いでいる。
■父親が容疑を認めた瞬間…捜査員は涙「こんなにひどい、かわいそうな事件はない」
4月15日、警察署の取調室。 髪を伸ばし、眼鏡をかけた父親(37)が、京都府警の刑事と向き合っていた。朝から任意での取り調べが続く。結希くんが‟行方不明”となった3月23日から3週間以上がたっていた。 重苦しい雰囲気の中、父親が口を開いた。 『車で(結希くんを)小学校まで送ったあと、南丹市内の別の場所に連れて行って殺害しました』 『首を絞めて殺しました』 この瞬間まで、あくまで“行方不明の息子を捜す父親”を演じていた男が、初めて容疑を認めた瞬間だった。供述を聞き、ある捜査関係者は涙を流したという。 「こんなにひどい…かわいそうな事件はない」
死体遺棄の容疑で逮捕された父親の安達優季容疑者(37)は3月23日から4月13日ごろの間、息子の結希くんの遺体を南丹市内の山林など複数箇所に転々と遺棄した死体遺棄の疑いで4月16日未明に逮捕された。 安達容疑者は逮捕後の調べに対し、「私のやったことに間違いありません」と死体遺棄容疑について認め、その後の取り調べにも応じているという。
■謎①「3月23日の行動」と「死亡した場所」
警察は安達容疑者を車で事件に関連する場所に同行させて、供述の裏づけ捜査などを行っている。取材を進めているが、以下の2点など、まだ明らかになっていない‟謎”は多い。 一つ目の謎が、3月23日当日の行動だ。捜査関係者や学校側などへの取材で分かっていることを時系列に並べた。
▼23日朝 結希くんが朝食を食べるのを親族が確認 ▼午前8時ごろ 安達容疑者が結希くんと車で学校近くまで行ったと説明 ▼午前8時半ごろ 学校の担任が結希くんが登校していないことを確認 ▼午前11時50分ごろより前 学校から結希くんが登校していないと連絡が来る前に、安達容疑者が関係者に対し、「子どもがいなくなった」と説明 ▼午前11時50分ごろ 学校が母親に対し、結希くんが登校していないことを連絡 ▼正午ごろ 安達容疑者が「学校まで子どもを送っていったが、迎えに行くと学校に来ていないと言われた」と110番通報