「背中に名前がない」「赤に赤で読めない」 NPBユニフォームで勃発する“視認性の悪さ”問題
「厄介なのは広島のロード用のユニフォームです。赤い生地に赤文字でチーム名、背番号、背ネームが書かれている。これが光の当たり具合によっては全く読めない。巨人の場合、背番号はわかるので、名前だけ自分達で調べれば良いのですが……」(在京テレビ局スポーツ担当) 2023年から採用されたものだが、球団公式サイトによると「本体はピンクがかった“深みのある赤“、ロゴは“鮮やかな赤”の異なる赤の組み合わせ」とされる。近くで見る分には問題ないのだが、スタンドやグラウンドなど、距離のある場所や動きのある場面では見分けがつきづらい。 「以前までの赤い生地に白文字のものと比べると、視認性は格段に悪くなりました。選手交代時など試合進行にも背番号の確認が必要になりますが、審判や相手チームも大変でしょう。スタンドのお客さんは、もっと見づらいはずです」(在京球団関係者) また阪神が開幕シリーズ等6試合で着用した“チャンピオンユニフォーム”も、「チーム名、背番号、背ネームが読みにくい」との声が上がった。 「阪神の場合、黒の縁取りがなされているので広島よりは見やすかった。しかし金色の光沢素材が採用されており、ライトが反射して見えにくいとは感じた。6試合だけの限定着用だったのでクレームも出なかったのだろう」(在京球団関係者) 近年はファンサービスやグッズの販売促進のため、ほとんどの球団が企画物ユニフォームを取り入れているが、中には「?」と思うものもある。 「外野やスタンドからの視認性はチェックしているのか、デザイン画を見ただけで採用しているのではないか、と疑問に思うこともあります。選手を判別できなければ、ユニフォームの意味がないようにも思いますが……」(在京テレビ局スポーツ担当) 某サッカークラブでは、チームカラーをアイデンティティとして最重視し、出来上がったユニフォームを太陽光の下(デーゲーム)と照明の下(ナイター)で見比べ、同じ色に見えるかどうかを確認しているという。