目次
目的
本マニュアルは、
業務分掌表兼フローチェックリストを正しく使いながら、
案件を迷わず前に進めるための導入ナビゲーションです。
「何から始めるか」
「自分はどこをチェックすればいいか」
「次に誰へバトンを渡すか」
を明確にし、
属人化しない・止まらない設計業務フローを実現します。
全体構成
フローの考え方
タスクは
チェックリスト上から下へ直線的に進行
各行にあるチェックボックスは
**「そのタスクに責任を持つロール」**を示します
役割の基本思想
本部バックオフィス
案件の起点づくり
フォルダ・PDF・形式管理
情報の器を整える役割
プロジェクトディレクター(PD)
工程把握・周知・納期管理
関係者/クライアント/審査機関との調整責任
テクニカルディレクター(TD)
法規・技術判断の最終責任者
CAD・図書への技術指示ハブ
品質・技術相談役
難解・重要局面でのセカンドオピニオン
業務分掌表兼フローチェックリストの使い方
基本ルール
案件立ち上げ時(初動フェーズ)
チェックボックスの入力・更新は
本部バックオフィス担当が行う
案件受領〜初動タスク完了までの進捗管理は、
本部バックオフィス担当が責任を持って反映する
プロジェクトディレクターへの引き継ぎ後
初動フェーズ完了後、
チェックボックスの管理権限は
プロジェクトディレクターへバトンタッチされる
以降のフェーズ(基本図以降〜下付まで)は、
プロジェクトディレクターがチェックボックスを入力・更新し、
進捗管理を行う
運用上の考え方(重要)
チェックボックスは
「作業をした人」ではなく
「進捗を管理する責任者(PD)」が入力する
実作業の担当者
(テクニカルディレクター/CADオペレーター/図書作成担当など)は、
チェックボックスを直接操作しない
チェックボックスの入力は、
進行判断・次工程へのGOサインを意味する
例外・補足ルール
テクニカルディレクターが技術判断を完了しても、
チェックボックスを入れるかどうかの判断は
管理責任者(本部バックオフィス担当またはプロジェクトディレクター)が行う
進行に迷いがある場合は、
チェックを入れず、関係者へ確認してから反映する
このルールの目的
誰がチェックを入れるのかで迷わない
「チェック=完了・次へ進んで良い」という
意味を全員が同じ認識で持つ
進捗管理を一元化し、
フローを止めない・戻さない
Ⅰ. 初動フェーズ(案件正式受領〜初期検討)
① 案件受領・作業環境構築
【担当:本部バックオフィス担当】
案件正式受領
案件フォルダ作成
業務分掌表兼フローチェックリストを含む
初期フォルダ構成をセットした状態で立ち上げ
依頼資料不足チェックを実施
② 初期検討依頼(技術・法規観点)【★重要】
【起点:本部バックオフィス担当】
案件フォルダおよび依頼資料が揃った段階で、
本部バックオフィス担当が以下へ初期検討依頼を行う
テクニカルディレクター
品質・技術相談役
依頼内容は以下を含む:
依頼資料一式(配置図・ボリューム・要件など)
想定用途・スケジュール条件
初期段階で確認すべき法的・技術的懸念点の有無
結論を出すことが目的ではなく、
「注意すべき論点・リスクの洗い出し」が目的とする。
③ 初期検討の実施・整理
テクニカルディレクター
法規・技術観点から初期検討を実施
必要に応じて品質・技術相談役の見解を踏まえ整理
検討結果・懸念点をまとめる
品質・技術相談役
難解・判断が割れる論点について助言
実務上の注意点・過去事例の共有
④ 初期検討結果の共有・引き継ぎ
テクニカルディレクターが
初期検討結果・懸念点を整理し、
プロジェクトディレクターへ共有
必要に応じて:
追加調査
審査機関への事前相談
工程・方針への反映
を検討する
プロジェクトディレクターが主導する。
⑤ 初動タスクの進行と工程立案へ接続
本部バックオフィス担当は
初動フェーズの起点タスクを引き続き実行
初期検討結果を踏まえ、
工程自動立案(AI)
工程確定(PD+TD)
へと接続する
Ⅱ. 基本図/構造依頼用図面フェーズ
フェーズの位置づけ
意匠・構造・許認可準備の前提となる
基本図および構造依頼用図面を整えるフェーズ。
① 作図依頼
【起点:本部バックオフィス担当】
本部バックオフィス担当が以下へ依頼:
CADオペレーター
作図業者(構造依頼用図面含む)
共有内容:
案件フォルダ
初期検討結果
作図範囲・一次納期
② 作図
【担当:CADオペレーター/作図業者】
指示内容に基づき、
基本図
構造依頼用図面
を作成
③ 技術・法規チェック
【技術責任:テクニカルディレクター】
基本図/構造依頼用図面を
法規面
技術面
からチェック
必要に応じて品質・技術相談役へ相談
④ チェックバック指示(重要)
技術内容の整理
【責任:テクニカルディレクター】
修正点・注意点・判断論点を整理
指示の伝達・管理
【起点・実行:本部バックオフィス担当】
整理された内容をもとに、
CADオペレーター
作図業者
へチェックバック指示
指示内容の明文化、納期明示、履歴管理を担う
※ TDが直接指示した場合も
内容は必ず本部バックオフィス担当へ共有。
⑤ 工程管理
【担当:プロジェクトディレクター】
納期・工程調整
後続フェーズへの接続管理
⑥ フォルダ・データ管理
【担当:本部バックオフィス担当】
成果物の格納
命名・バージョン管理
Ⅲ. 実施フェーズ(設計・推進)
① 全体フローに沿った実施
「業務分掌表兼全体フローチェックリスト」に基づき業務を進行
各担当(クライアント/CADオペ/図書作成担当者/本部)と密に連携し、
工程に沿ってスケジュールと成果物の精度を維持
② 成果物・工程の精度管理
各工程完了時に成果物をフォルダへ格納し、命名規則を遵守
工程の遅延・課題はディレクター経由で本部へ報告
チェック段階での不明点は「品質・技術相談役」へ確認(後述)
Ⅳ. その他(相談・マニュアル・改善)
① 品質・技術相談
品質・技術相談役:小野重雄氏
- 法的要件や解釈が難しい場合に相談可
- 特に「確認申請事前申請図面」段階でのチェック依頼を行う
- ディレクター+相談役のダブルチェック体制を推奨
② マニュアル参照の原則
マニュアルの対応関係は「業務分掌表兼全体フローチェックリスト」に明記
各作業時に該当箇所を参照し、迷ったらまずマニュアルを確認
③ マニュアルポータルの更新について
現在、ポータル内容は整備中のため、一部不整合が存在する可能性あり
気づいた点や改善提案はフィードバック協力をお願いします
④報告先
本部バックオフィス担当:大矢 波音
本部マネージャー:菅原 麻鈴
統括管理職(CXO):松浦 ゆうま
最後に
正:業務分掌表兼フローチェックリスト
補助:本マニュアル
このルールブックは、「読めば動ける」ことを目的にした導入用ナビゲーションです。
迷ったらまずここを開き、次に「業務分掌表兼全体フローチェックリスト」へ進んでください。
自走できるチームを全員で作るために、随時アップデートしていきます。