沖縄県名護市辺野古沖で抗議船「不屈」「平和丸」の2隻が転覆し、平和学習中だった同志社国際高校(京都府)2年の武石知華さんら2人が死亡、14人が負傷した事故。抗議船の運航主体である「ヘリ基地反対協議会」(反対協)が1日、公式サイトで遺族に対して謝罪コメントを発表した。知華さんの父親が4月17日に「note(ノート)」で、事故発生から船の船長や団体関係者から対面での謝罪がなかったと明かしていたことで批判を集めていた中での謝罪となり、X(旧ツイッター)上では「あまりにも遅すぎる」「今更遅い」など厳しい反応が飛び交っている。
「遺族に深い傷を負わせた」後手の懺悔
サイトでは「事故後対応および安全管理の不備に関するお詫び」と題し、「事故直後、直接の謝罪や弔意をお届けできなかったことで、ご遺族にさらなる深い傷を負わせてしまったことを重く受け止めている」とし、事故そのものの責任に加え、不適切な事後対応について「弁解の余地はない」と懺悔。「本来、何よりも優先されるべき安全確保について、当事者としての自覚があまりに欠けておりました」と非を認める内容となっている。
しかし、この謝罪が公表されるまでには、遺族による悲痛な「告発」から2週間という空白の時間があった。
知華さんの父親は4月17日、「note」に事故後の3月19、20日の経緯と周囲の対応を克明に記していた。