ヤクルト・丸山和郁、サイクル安打! お立ち台で達成の”原動力”告白「実は(4月)19日にパパに」とダブルの喜び「これからも頑張っていきたい」
◇1日 ヤクルト16―5DeNA(神宮) ポトリと落ちた打球が左中間に抜け、二塁に到達すると両腕を上げ喜んだ。ヤクルト・丸山和郁外野手がプロ野球史上73人目(78度目)で、ヤクルトでは2021年の塩見以来となるサイクル安打を達成。勢いのついたヤクルト打線は今季最多の20安打、16点で連敗を止め開幕以来のDeNA戦連勝を6に伸ばした。 ◆関係者通路から、試合後のイベントをのぞき込む「つば九郎」【写真】 今季初めて1番で起用した池山監督の期待に応えた。2回1死。DeNAの先発・平良から右前打を放つと、4回には2番手・中川颯から右中間を破る三塁打。5回2死には3番手堀岡から右越えに今季2号ソロを放った。そして7回、マルセリーノから2球目を打ち上げたが、左翼手が試みたダイビングキャッチの脇ではねて抜けていき、大記録が決まった。 スタンドやベンチからの「狙え」の大合唱にも冷静だった。丸山和は「狙って打てるもんじゃないよ、と思っていた。神風が吹いてくれた。頼むから落ちてくれと思った」と喜んだ。お立ち台で達成の原動力を聞かれ、言いよどんだ末に「実は(4月)19日にパパになりました」とだけ打ち明けた。「これからも頑張っていきたい」と新米パパの決意を口にした。 8回にも右前打を放ち5安打。打率を4割4分4厘に上げた。「アピールしなければいけない立場なので結果が出たのはうれしい」と、激しい外野の定位置争いをする中での快記録を喜んだ。 池山隆寛監督は「サイクル安打ってそう簡単に出ないしお子さんも生まれていい記念日になった。もっといい年にしてほしい」。開幕ダッシュからやや失速し始めたチームに活気を与えた174センチの小兵に相好を崩した。
中日スポーツ