高市早苗が総理大臣になった場合、その責任の8割は野党にある
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自民党総裁選2025
自民党の総裁選挙が2025年10月4日(土)に行われ、高市早苗さんが、自民党の総裁職に就任した。
「自民党総裁選2025」に対する野党の反応
この自民党総裁選の結果に対して、それぞれの野党党首がそれぞれの意見を述べている。
先ず、立憲民主党の党首は政治思想では対立する立場である自民党に対して、表面的な物かも知れないが祝辞を送り、「善政を競いましょう」という主旨のことを述べた。(立憲民主党の党首が自民党総裁選の結果にコメントした動画はこちら)
中道的立場を見せるという対応と言える。
対して、日本共産党と社会民主党はそれぞれ、自民党総裁選の結果を全否定する主旨のコメントを出した。
日本共産党党首が自民党総裁選の結果を全否定した動画はこちら
社会民主党党首が自民党総裁選の結果を全否定した動画はこちら
「自民党の総裁=総理大臣」ではない
ここで、この記事を読む人達に覚えておいて欲しいことがある。
「自民党の総裁選挙で総裁に選ばれた人=総理大臣」
という訳ではないということだ。
総理大臣は、国会議員によって決められる
国会には「内閣総理大臣指名選挙」別名「首班選挙」「首班指名選挙」というものが存在している。
内閣が総辞職した場合、又は内閣総理大臣が欠けた場合、日本国憲法第67条の規定により、国会において文民である国会議員から内閣総理大臣を指名する。
この内閣総理大臣指名選挙によって、内閣総理大臣は選ばれる。
その決め方は下記の通りだ。
1.衆議院、参議院双方別々に記名投票を行い、各院一名の指名者を決める(過半数の票を得た議員がその院の指名者になる。そのような議員がいなければ、上位2人による決選投票でその院の指名者を決める)。
2.両院の指名者が一致していれば、その人物を内閣総理大臣に指名する。
3.一致してなければ、両院協議会を開く。
4.両院協議会で両院の意見が一致するか、もしくは出席協議委員の3分の2以上の多数を得た被指名者がでたらその人物を内閣総理大臣に指名する。
5.そうならなかった場合は、衆議院の優越により衆議院の指名者が内閣総理大臣になる。
2025年10月~11月に行われると考えられる内閣総理大臣指名選挙は、石破茂総理大臣の総辞職によって行われる選挙となる。
2024年10月に行われた衆議院議員選挙で自民党の衆議院議席数は半数以下となり、2025年7月に行われた参議院議員選挙で自民党の参議院議席数も半数以下となった。
とは言え、2024年10月の衆議院議員選挙直後は野党側も一つにまとまっていないため、2024年10月の衆議院議員選挙後の内閣総理大臣指名選挙では、石破茂議員が最多票数を獲得して自民党の議員が内閣総理大臣職に留まったと言える。
高市早苗が総理大臣になった場合・・・
内閣総理大臣指名選挙が近々行われることは確定
さて、2025年10月4日に自民党の総裁選が行われたが、この後、石破茂内閣総理大臣は内閣総辞職を行う事は決まっている。
つまり、国会では内閣総理大臣指名選挙が行われることとなる。
高市早苗が総理大臣になった場合、その責任の8割は野党にある
2025年10月現在、自民党は衆議院でも参議院でも少数与党となっていて、連立している公明党と議席数を合わせなければ過半数に届かない状態となっている。
この状態で内閣総理大臣指名選挙が行われるということは、自民党にとって圧倒的に不利となる。
自民党単独では、自民党の総裁である高市早苗議員を内閣総理大臣にすることは難しい。
連立している公明党からの票は必要だが、公明党は高市早苗議員を内閣総理大臣にすることには懸念が有るという姿勢を見せている。
そうなると、自民党は政治的立ち位置の似ている日本維新の会や国民民主党に声をかけて、高市早苗議員への票集めをする必要が有る。
では、野党側はどうなのかと言うと、現在野党の中で一番議席を持っている立憲民主党は、野田佳彦代表に票を集めようと考えている。
当然のことながら、立憲民主党の票だけでは過半数に届くことは無い。
そこで必要となるのが他野党の票だ。
社会民主党は野田佳彦に票を集める事に協力的な態度である。
だが、日本共産党は「立憲民主党が与党になるのは自民党が与党であることと大差がない」という態度で、野田佳彦議員への投票はしない方向のようだ。
立憲民主党+日本共産党+社会民主党の国会議員票を全部集めても過半数には届かないので、野田佳彦を内閣総理大臣にするためには日本維新の会か国民民主党の協力は必要になる。
だが、日本共産党が立憲民主党に協力せず
立憲民主党+社会民主党の国会議員票だけが基礎票
となった場合、野田佳彦が内閣総理大臣になれる可能性は、ほぼ0になる。
立憲民主党は、野田佳彦を内閣総理大臣にするためには、日本共産党票を取り付けた上で、日本維新の会か国民民主党のどちらかの協力も取り付けなければならず・・・、
日本共産党は、高市早苗が内閣総理大臣になることを阻止するためには、日本共産党だけの力で阻止することは明らかに不可能なのだから、立憲民主党に協力する必要が有る。
立憲民主党は、日本共産党にも協力を求めたいようだが、日本共産党が協力を拒んでいる状態と言える。
日本共産党としては、自党の代表である田村智子議員を内閣総理大臣にしたいから他党が協力しろということのようだが、国会内の議席数のパワーバランスで言えば、立憲民主党の方が議席数が多いのだから、立憲民主党に日本共産党が協力するのが筋だろう。
日本共産党の現状は「ヤダヤダ、田村智子が内閣総理大臣になれないなら、高市早苗が内閣総理大臣になることを阻止する手伝いなんてしないぞー」
と言っているダダっ子のようなものだ。
今回の内閣総理大臣指名選挙は、野党にとっては二度とないぐらい野党が政権を奪える好機と言える。
ここで政権を奪えなければ野党が政権を取れることはこの先20年~30年は無いかもしれない。
野党の責任の内9割は日本共産党の責任
国会の現状を整理すると、もしも内閣総理大臣指名選挙で高市早苗が総理大臣になった場合、高市早苗が総理大臣になることを阻止できなかった責任の8割は野党に有ると言え、その内9割は「日本共産党のせいで高市早苗が総理大臣になった」と言える状況だが、さて、日本共産党はこの状況でもダダっ子を続けるつもりなのだろうか?と、甚だ疑問だ。


まず私は無党派です。参院選では消去法で「チームみらい」に投票しました。野党各党にとって共産党や社民党は眼中にないと思います。個人的には野党に連携してほしくない。それよりも自民党に割れてほしいです。野党各党は、高市首相の阻止や自民党の即時の下野よりも、次回の総選挙における党勢拡大を…