村上宗隆をなぜ2番にすえる?、Wソックス監督が納得の説明「もし4番に置いたら…」単純計算でシーズン7本を損することにも
◇4日(日本時間5日) MLB エンゼルス0―6ホワイトソックス(アナハイム) Wソックスの村上宗隆内野手(26)は、敵地のエンゼルス戦に「2番・一塁」でスタメン出場。4回に2ランを放ち、今季14号はこの日アーチを放っていたジャッジと再び並び、メジャー全体トップに再浮上した。6回はメジャー初の二塁打を放つなど4打数3安打、2打点1四球。試合もWソックスが完勝し、今季17勝18敗とした。 【実際の動画】村上宗隆、メジャートップのジャッジに並ぶ14号!! 村上の第3打席は4回1死一塁。試合前まで防御率0・84はメジャー断トツの『最強右腕』J・ソリアーノが投じた外角高め。見逃せばボール球の98・1マイル(約158キロ)直球を捉えた打球は、センターへ一直線。中堅フェンス奥にしつらえられた植え込みの向こう側に消える、飛距離131メートルの特大14号2ランとなった。 村上が2番の打順に座るのは今季出場35試合中18試合目で、この日は4試合連続。大リーグは2010年代からセイバーメトリクスを用いた打順理論が広まり、マイク・トラウトやブライス・ハーパーらが「最強打者は2番」のトレンドを築いた。 地元中継局シカゴSNのジョン・シュリフェン実況は試合前、ウィル・ベナブル監督に「村上の前に走者を置きたいというのが主眼ならば、伝統的なクリーンアップの4番に打順を変えるのはどうか?」と質問。すると、指揮官は「もし4番に置いたら、シーズン全体で打席数が80くらい減る計算になる。その間、ムネ(村上)が何本ホームランを打つと思う?」と答えたという。 これに、同局のゴードン・ベッカム解説者は「うん、80打席あれば40本くらい打ってしまうかもな」とニヤリ。「まあ冗談はさておき、2番に据えるのはいいと思う。自分が現役だったころは、チームで最高の打者は3~5番というイメージだったが、現代は最高の打者になるべく多くの打席を与えようという考え方だ。だから、Wソックスがムネにもっと打席を与えるため2番にするというのはいいアイデアだと思う」と論評した。 今季の村上は154打席で14本塁打を放ち、11打席で1本の計算だ。本塁打率9・09%は、ジャッジの9・03%を上回るメジャートップ。ということは、同じペースだと80打席で7・3本のアーチが期待でき、確かに大きな差が生まれることになりそうだ。(写真はAP)
中日スポーツ