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なぜ「お願い」の仕方で評価が変わるのか
ビジネスシーンでは、上司や先輩に「確認」や「判断」をお願いする場面が頻繁にあります。そのため、ビジネスパーソンにとって、最も重要な力の1つが、「お願い力」です。同じ内容の仕事なのにちょっとお願いの仕方が違うだけで、スムーズに受けてもらえる人もいれば、逆に、なかなかOKをもらえなかったり、相手にストレスを与えてしまったりする人がいます。
お願いとは、ただ依頼する行為ではありません。相手が気持ちよく応じられる状態をつくる気遣いが必要です。相手の感情がダイレクトに動くからこそ、あなたのお願いに応えてくれ、あなたに対する評価や印象も大きく左右されるのです。では、どうすればいいのでしょうか? ここでは3つのテクニックをお伝えいたします。
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【①相手の状態を観察し、話しかけても良いタイミングで声をかける】
①相手の状態を観察し、話しかけても良いタイミングで声をかける
多くの人は、「確認」や「判断」をお願いする時、「とりあえず声をかけてからお願いする」ことが気遣いだと思いがちです。一見問題なさそうに見えますが、これは「自分視点の気遣い」で、相手にとっては、そうならないこともあります。
相手も仕事中のわけですから、あなたがお願いすることで、思考が止まる、集中が切れる、ストレスを感じる、という状態になりかねません。相手の邪魔になってしまっては気持ちよく応じてもらうことは難しいでしょう。
声をかけてはいけないタイミングは次の5つです。
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【②「お願いしても良いですか?」と許可を取ってから内容を伝える】
これらはすべて、「頭がフル回転している or 切り替えが必要な時間」です。ここで話しかけられると、人は強いストレスを感じます。どれだけ"伝わる気遣い"でお願いしても、相手の集中を妨げたり、不快な思いをさせたりしてお願いを受け入れてもらいにくくなります。
例えば、資料の最終確認をしているときに声をかけられると、思考が中断されます。その結果、最初からやり直す必要性が出たり、ミスのリスクが上がります。つまり、あなたのひと言が相手の仕事の質を下げてしまう可能性すらあるということです。NGタイミングを避けることで、相手はあなたの気遣いを感じます。その結果、少し面倒なお願いでも、快く引き受けてもらいやすくなるのです。
②「お願いしても良いですか?」と許可を取ってから内容を伝える
このひと言が最初にあるだけで、印象は大きく変わります。相手は「自分の状況を気遣ってくれている」と感じるだけではなく、話を聞く準備が整いやすくなります。もし「後にして」と言われたら、即引くこと。「わかりました」と即答し、相手の都合の良いタイミングにお願いしましょう。
いきなり話さない。まず許可を取る。これが、"伝わる気遣い"の基本です。
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【③お願いをするときは「?」で終える】
③お願いをするときは「?」で終える
誰かにお願いする時、「この資料、今日中に確認してください。」など、「。」で終わらせていませんか? 「。」で終わらせるお願いは、やりとりの状況によっては、やや強い口調に感じられたり、「決定事項」「断れない前提」と受け取られたりすることがあります。文章だけのやりとりだと特に、「命令されている気分だな……」と不快に思う人もいます。
最近では、若い世代を中心に、チャットやSNSでのコミュニケーションにおいて「。」が冷たく感じられる、威圧的に見えるといった受け止め方をされることもあり、文末表現への感度が以前より高まっています。それは、とてももったいないことです。どうしても相手に力を借りたい時など、思いが入って強い口調になってしまいそうな時は、次のように文末を「?」にします。
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【気遣いはあなたの未来への自己投資】
「この資料、今日中に確認していただけますか?」
文末を「?」にするだけで、「命令」ではなく、「お願い」や「相談」に聞こえるようになります。また、お願いを「?」で終えると、次のような効果もあります。
①自分の都合だけを押しつけない
②相手の状況を尊重している
③協力をお願いしている
さらに、相手が返事をしやすくなる気遣いとして、"逃げ道"を用意することも大切です。「もし難しそうでしたら、教えていただけると助かります」「ご都合が悪ければ、別日でも大丈夫です」このようなひと言を添えるだけで、相手はとても返事がしやすくなります。
「断っても大丈夫」「無理をしなくていい」と感じられ、安心して対応できるからです。この安心感があるからこそ、結果的に「じゃあ、やろうかな」と前向きに動いてもらいやすくなるのです。
気遣いはあなたの未来への自己投資
お願いする際は、相手の時間と集中を守ることがポイントです。「タイミングを読む」「許可を取る」「要点を伝える」この3つを徹底するだけで、あなたの気遣いが伝わり、「この人と仕事するとラク」「また頼みたい」と思われるようになります。そして、評価・チャンス・信頼を生みます。「伝わる気遣い」は、あなたの未来への自己投資です。ぜひやってみてください。