憲法記念日の3日、高市政権の改憲の動きに反対する「2026憲法大集会」が、東京都江東区の東京臨海広域防災公園(有明防災公園)で開かれた。参加者には若い世代や女性の姿も目立ち、思い思いのプラカードや旗を掲げて「憲法守れ」「戦争反対」などとアピールした。
◆山手線の各駅で改憲反対を訴える運動も
市民団体でつくる実行委員会が主催し、主催者発表で5万人の参加者たちは「STOP改憲・軍拡」「NO WAR」などと書いたプラカードを手に、「主権者は私たち」と声を上げた。改憲発議阻止や、敵基地攻撃能力の保有撤回などを求める大会スローガンを確認した後、二手に分かれてパレードした。
会場では音楽ライブなどの催しも。トークイベントでは会社員の海野サリーさん(29)が、大型連休中、JR山手線の各駅で改憲反対を訴える行動「山手線一斉スタンディング」への参加を呼びかけた。
市民団体「憲法共同センター」の秋山正臣共同代表は防衛増税や事実上無制限の武器輸出解禁に触れ、「第2次大戦での過ちを繰り返そうとしている」と危惧。「過去にも改憲を許さなかったのは市民運動があったから。特に9条改憲を許さない一点で共闘を強めることが、戦争をさせないことにつながる」と呼びかけた。
「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」の佐々木寛共同代表は「政府は社会の行き詰まりから国民の目をそらし、改憲議論へ結び付けていくと思うが、だまされてはいけない」と指摘。ペンライト運動などの広がりを「多様な市民が街で声を上げ、戦争に向かう政府や企業に立ちふさがっている。真の民主主義の姿だ」とした。
この日は全国各地でも同様のデモや集会があった。実行委員の藤田高景さん(77)は「若い人や女性が急激に増えてきた。今の政治はおかしいと感じているのだと思う」と話した。(高山晶一)
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◆憲法の役割とは…ノンフィクション作家の吉岡忍さんら登壇
3日の憲法記念日に東京・有明防災公園(江東区)で開かれた集会では、ノンフィクション作家の吉岡忍さんや女性の権利、原発・核問題に取り組む人たちも登壇した。吉岡さんは「言論空間に飛び交う情報に左右されないための知識...
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