| 日経スペシャル「ガイアの夜明け」 7月11日放送 第220回

「迷惑駐車は消えたか
~ママさん監視員の1ヵ月~」
| 6月1日から改正道路交通法が施行され、違法駐車の取り締まりが大幅に変わった。大きなポイントは、都市部を中心に民間の駐車監視員が取り締まりに当たることと、監視員が違反と判断した時点で手続きが始まる“即アウト”方式に切り替わったこと。日本では初めてとなる駐車監視員制度は、施行初日にはトラブルも続出したが、迷惑駐車が減ったとの報告も出た。また、「駐車場ビジネス」に追い風が吹いているとも言われる。
制度改正の現場を1ヵ月の節目で検証する。
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駐車違反監視の民間委託は、最近の治安悪化の影響で、警察官が駐車違反取り締まりに手が回らなくなってきたことなどから導入された。民間委託の入札には735社の応募があり、そのうち74法人が認可された。
東京都内の業務を落札した民間業者の一つが「アネシス」。もともとはビルのメンテナンスや警備を行っていたが、新規事業にビジネスチャンスを感じて参入してきた。このアネシスには駐車監視員の女性ペアがいる。北原華子さんと堀井まみさん。北原さんは、毎朝保育園に子供を預けてから出社し、夕方に業務が終わるとまた保育園に迎えにいくというスケジュールをこなしている。一方、堀井さんは前の仕事が会計事務所勤務という変わり種だ。駐車監視員は、雨の日も猛暑の日も関係なく、足を棒にして路上駐車を監視し続ける厳しい仕事。違反者との間でトラブルが起きることもある。女性ペアを密着取材し、民間による駐車監視という新しい制度がどのように行われているかを描く。
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| 路上駐車の取り締まりが厳しくなったことを受け、街の駐車場の稼動率が軒並み上がっている。全国では1100万台の自動車が目的地で駐車場を必要としているという統計があるが、現実には500万台分しか供給できないと言われているのだ。そこでクローズアップされるのが、600万台分のニーズ。
不動産仲介の「エイブル」は、培ってきた不動産ノウハウをもとに、駐車場ビジネスに新規参入を果たした。この事業で肝心なのは駐車場用地の確保であり、先行する大手コインパーキング業者との争奪戦も始まった。
また、兵庫県では、役所勤めを辞めてコインパーキングビジネスに乗り出す一人の男性の姿もあった。
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| 路上駐車の取り締まり強化で、悲鳴を上げているのが運送業者や宅配業者。特に、たいていの場合1時間以上はトラックを止めることになる引越し業者は「これじゃ営業妨害だ」と困り果てている。
今回の制度改正を推し進めた警察当局は、1ヵ月を過ぎて、効果と問題などをどう総括するのか。
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7月11日付の日経産業新聞(「Edge」面)に
「迷惑駐車は消えたか ~ママさん監視員の1ヵ月~」の関連記事が掲載されます。
番組と併せてお読みください
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