【衝撃!】斎藤知事は説明責任を果たしていた!ー第三者委員会報告書を受けての冒頭コメント全文を公開!
はじめに
先日、以下の記事を公開しました。
斎藤知事は、2024年から兵庫県政で話題となっている「元県民局長による文書問題」について、2024年8月に3時間38分に渡り、詳細かつ丁寧に説明していました。
この記事を通じ、多くの方が斎藤知事が説明責任を果たしていた事実を理解されました。しかし一部では、『それは昨年8月時点の説明であり、第三者委員会報告書後の説明責任が果たされていない』との指摘もあります。
ただし、この指摘は事実と異なります。
斎藤知事は、第三者委員会の報告書を受け、2025年3月26日の記者会見にて説明責任を果たしています。通報対象事実の観点・不正の目的の観点・真実相当性の観点ごとに、報告書の疑義について説明しました。
また、斎藤知事は「個々の論点の是非については、私自身が当事者であることと、第三者委員会が私の主張や説明についてさらに反論する場がないことを踏まえれば、これ以上言及することは差し控える方が良いとも考えております。」とも述べ、さらに言及するべきではないとの立場を明確にしています。
いつまでも同じ質問を繰り返す記者には、会見内容が十分に伝わっていないようです。
今回は、斎藤知事の冒頭コメント全文を書き起こします。解説などは後日公開予定ですが、まずは全文を公開いたします。
斎藤知事が説明責任を果たしていないという批判が的外れであることが、これを読めば理解できるはずです。
【全文公開】斎藤知事 2025年3月26日記者会見 冒頭コメント
改めまして、今日は会見をセットさせていただきました。ご協力に感謝を申し上げます。
まず始めに、先ほど2月定例議会が閉じました。令和7年度予算を含めまして全ての議案が成立したということで、改めて県議会の皆様には感謝を申し上げたいという風に思っております。
斎藤県政2期目の最初となる当初予算でしたので、予算が通っていただいたということは、これからの県政運営にとって大変大事な一歩だということになります。本当に改めて感謝を申し上げたいと思います。
また、多くの方々のご支援にも感謝申し上げたいと思っております。
では、これから先般報告書が出ました第三者委員会について、私のコメントをさせていただきたいという風に考えております。
まずはこれまで百条委員会や第三者委員会の皆様の長期間にわたるご審議に敬意を表させていただきたいという風に考えております。
百条委員会においても指摘された点についても真摯に受け止めていきたいという風に考えています。
百条委員会、そして第三者委員会につきまして、要求された資料の取り寄せであったり、証人の呼び出しや日程調整などの対応に当たっていただいた職員初めとする関係者の皆様にも御礼を申し上げたいと思います。
そして今回、第三者委員会の報告書が提出されました。藤本委員長はじめ各委員や調査員のご尽力に改めて経緯を表させていただきたいと思います。
今回の第三者委員会の報告書では、いわゆる本件文書(以下文書とさせていただきます)に書かれた7つの事項のうち、6つの事項については事実とは認められないという旨がされました。
6つの事項について事実と認められないという判断されたことにより、実名を上げられた職員や企業団体の名誉が回復され、良かったという風に受け止めております。
以降、1つずつコメントをさせていただきます。
まず第1項、21世紀機構の人事につきまして。
文書では斎藤知事、そしてその名を受けた片山副知事が何の配慮もなく行った五百旗頭先生の仕打ちが日本学術会の至宝である先生の命を縮めたことは明白という風に記載されておりましたが、県側の行為と五百旗頭先生の死亡との因果関係の有無は不明という他ないという風に判断されました。
しかし、一方で人事案に対する県の考え方、そして継続的な協議など、丁寧な調査・調整を行うという第三者委員会の指摘は真摯に受け止めたいという風に考えています。
特に外部の有識者につきましては十分なコミュニケーションを取りながら進めるように留意してまいります。
そして事項2つ目及び3つ目について。
文書では令和3年に実施された県知事選挙、そして令和7年に行われる予定であった知事選挙において、いずれも事前運動、選挙運動、投票依頼、職員の恫喝言動、違法行為、論功行賞人事があったという風にされましたが、いずれも事実とは認められませんでした。
事項2、事項3については私以外の多数の職員の実名が規制されておりましたので、事実と認められないという判断は彼らの名誉にとっても良かったという風に受け止めております。
事項4、いわゆる贈答品について。
文書では、いわゆるおねだりや個人への贈与、贈収賄などがあったという風にされておりましたが、いずれも事実は認められなかったという風にされます。
企業名や地方公共団体名、そして職員名がいずれも名指しされておりましたので、事実と認められないという判断をいただけて良かったという風に受け止めております。
しかし、自らの発言や態度が結果として贈与を希望しているという風に周りの職員に理解されかねないということは、真摯に受け止め、今後注意していきたいという風に考えています。
なお物品の受領については、すでに利害関係者からの受領は行えないよう、ガイドラインの改正を行っておりまして、その運用について私自身も含め、県庁内で徹底していきたいという風に考えております。
事項5、いわゆる政治資金パーティーについて。
文書では補助金カットをほのめかせてパーケンを大量購入させた、圧力をかけた、利益供与などとされておりましたが、いずれも事実とは認められませんでした。
事実と認められなかったという判断は、実名を上げられた職員や団体の名誉が回復され、良かったという風に受け止めております。
ただし、今後仮に同様の場面が生じる場合でも、公私の区別を明確にし、県民から無用の疑念を抱かれることのないよう注意してまいりたいという風に考えております。
事項6、パレードについて。
文書では協賛金と補助金の間にキックバック、見返りの関係や不正行為があったという風にされておりましたが、いずれも事実とは認められませんでした。
事実は認められなかったという風に判断されたことは、実名を上げられた職員や団体の名誉が回復され、良かったという風に受け止めています。
なお、パレード担当職員の業務について心身ともに負担が極めて大きかったという指摘は真摯に受け止めなければならないと考えております。
改めてお亡くなりになられた課長、元課長に対し哀悼の誠を捧げるとともに、ご遺族に対して慎んでお悔やみを申し上げます。
今後、大規模な行事や臨時イベントなどの方針の検討、そして労務管理においては全庁を上げて柔軟な組織体制を検討するなど、今後の改善につなげてまいりたいと考えております。
事項7、パワーハラスメントについて。
私自身が知事就任後、県政改革、より良い県政運営を追求していきたいという高い要求水準を有していました。
そのため職員に対して、厳しい言葉などで必要と考える注意や指導などを行ってきたということです。
しかし、今回、第三者委員会としてのパワハラに該当するという指摘については、私自身も真摯に受け止めたいという風に考えております。
不快な思い、そして負担に思われた職員に対し、改めてお詫びと謝罪を申し上げたいと思います。
報告書でも指摘されている通り、叱責する前にまずは事情を聞くということ、寛大な態度で職員の行動を受け止めること、感情的にならないこと、聞く耳を持つこと、職員の注意や努力をしっかり受け止めること、知事の言動には重みがあること、さらに具体的な改善点や反省点を自主的に職員から打ち出せるよう指導すること、そしてコミュニケーションを密にすることなど、このご指摘は真摯に受け止め、対応したいと考えております。
今後は百条委員会でも提言をいただきました、アンガーマネジメントを含むハラスメント研修を定期的に受講するとともに、ハラスメントのない風通しの良い職場作り、再発防止に向けて取り組んでいきたいと考えております。
どんな立派な政策であっても、これは私一人で実行できるものではないということです。
県庁職員の皆様、本庁も出先機関もそうですが、全ての職員の皆さんが献身的に日々業務に職務に励んでいただいてることで、初めて成果を結ぶものです。
組織の業務の効率化を最大化させるためには、職員一人一人がやりがいを持って仕事をしていただき、職員が本来持っている力を発揮できる職務環境を整えていくことをしっかりやっていきたいと思います。
改めて、不快な気持ちや負担に思われた職員に対して、改めてお詫びと謝罪を申し上げます。
しっかりと反省し、感謝の気持ちと謙虚な姿勢を胸に刻んで、これからも態度を改めていきたいと考えております。
次に、公益通報者保護法についてです。
公益通報における主要論点については、第三者委員会の調査や視点からの指摘は尊重させていただきたいと考えております。
一方で各論点については司法専門家などによっても様々な考え方や意見があります。
例えば、通報対象事実の要件充足の要件については報告書では、通報時点で抽象性を認める考え方があるという風にする一方で、判断は文書内容自体から行うという考え方も指摘されております。
また通報対象事実とそうでない部分が混在する場合についても様々な意見があります。
また不正目的である他人に損害を与える目的についても、報告書では知事の失脚や信用失墜を望む感情や、作成・配布することで斎藤知事らの信用が低下する効果を望む感情も伺えるという風な言及もされております。
配布先が10か所に限定され、中略になりますが、直ちにこの文書内容を広く流して県政を混乱に落とし入れようとする不当な意図も看取することができないという指摘もあります。
これも受け止めさせていただきたいと思います。
一方で、3月20日に私本人が民間人から入手した時点において、10箇所以上にすでに広がっていたということがあります。
そして今の時代は、SNSによって誰もが簡単に広く流布できるという今の社会情勢を踏まえますと、今回の文書が広く流布し、県政の混乱や個人・法人・団体の信用が失墜する可能性が高いという判断にも一定の合理性はあるという風に考えております。
体制整備義務についても、法定指針の対象に3号通報も含まれるという考え方がある一方、内部通報に限定されるという考え方もあります。
今回の懲戒処分に係る公益通報保護法の違法性の判定については、百条委員会に参考出席した専門家が指摘している通り、最終的には三審制の司法の場で判断されるべきものとも指摘されております。
真実相当性については、多数の項目が相当性がないと認定されています。
通報の通報対象となる事実のうち、パレードとコーヒーメーカーについてでございますが、パレードについては第三者委員会の指摘では、時期の近接性や副知事の兼務による外形的な余地を指摘されたことは受け止めます。
一方で、県庁のような大きな組織において、副知事など幹部が利益相反しうる複数の業務の担当や事業実施時期が近接することは通常ありうるものであり、その際にも公務員として法令に抵触することがないように、職務遂行することは当然であることを踏まえれば、外形的に疑わしい事実があるとする認定には疑問があります。
コーヒーメーカーについては、第三者委員会の報告書では、私がコーヒーが好きだと言ったこと、私がH社を訪問した後に実際にコーヒーメーカーが県庁に発送されたこと、返還までに時間がかかったことなどを根拠に、真実相当性が認められるとされています。
一方で、報告書で指摘されているD氏の発言は文書自体には記載がなく、陳述書にも記載が認められないことから、文書作成配布時に元県民局長や周囲の職員がその発言を認識していたかどうかには疑問があります。
また私が訪問した当日および実際に送られる前にも、受領しないよう指示していたことは事実として認定されており、私に収賄の意図などはなかったことは明白だと考えております。
コーヒーメーカーが県庁に送られ、箱を開けない状態で保管されていたという、私の関知しない事実を持って、私が収賄罪を犯したことが、信じるに足る相当性があったという結論にも疑問があります。
また、単なる儀礼的な贈答品が賄賂に当たらず、知事に自社製品を話題にしてもらうことを、一般的に期待した贈答品も賄賂には当たらないというご意見もございます。
私としては、これまで述べた通り、文書の内容自体および元県民局長の事情聴取でも、真実相当性が認められるとする認識や証言は把握していない状況です。
真実相当性が認められなかった他の項目について、個人名や企業団体名まで挙げて事実でないことを多々述べていることから、誹謗中傷性の高い文書であるという認識に変わりはございません。
懲戒処分の取り扱いについては、4つの非行為のうち3つについては報告書において適法とされています。
残りの1つについては委員会の報告書の違法性の指摘は真摯に受け止めさせていただきますが、公益通報の各種論点については、既に述べた通り司法の専門家でも意見が分かれております。
いずれにしても個々の論点の是非については、私自身が当事者であることと、第三者委員会が私の主張や説明についてさらに反論する場がないことを踏まえれば、これ以上言及することは差し控える方が良いとも考えております。
今回の対応は、後から見れば様々な課題は指摘されているという風にしても、当時の判断としてはやむを得ない適切な対応だったという風に考えています。
もちろん、委員会の指摘は尊重させていただきたいと思いますが、一方で懲戒処分という人事上最も重い行政行為について、県としては弁護士の助言ももらいながら手続き内容ともに適切に進めてきたもので、県としては、適切だったと考えております。
ただ、第三者委員会が指摘する公益通報保護法の体制整備の必要については真摯に受け止めなければならないと考えています。
すでに一号通報の外部通報窓口の設置は実施しております。
今後、外部通報、いわゆる3号通報の体制整備、特に知事など幹部職員が対象となる場合も含め、外部通報の対応については、どのようにすれば現実的に可能かを法改正の内容も踏まえ、国・企業・自治体の対応を参考にしながら、しっかり対応していきたいと考えております。
第三者委員会からの報告書では、より具体的なご指摘をいただいたことに改めて感謝申し上げたいと思います。
百条委員会の報告書も含め、私自身真摯に受け止めたいと考えております。
その上で反省すべきところは反省し、改めるべきところは改め、その上で県政を前に進めていくことが大事だと考えております。
令和3年8月に知事に就任してから、兵庫県をよくしたいという思いで懸命にこれまで取り組んでまいりました。
思うような成果が得られた部分もあれば、そうとは言えない部分もありました。
よりスピード感を持って前に進んでいきたいう思いもあり、焦りがあった気持ちも否定できません。
職員の皆様に強い物言いをしたこと、結果として不快な思いをさせたこと、負担を感じてしまったということは、自省をしております。
この点については、県民のために働いていただいてる職員の皆様に本当に申し訳ないと思っております。
私の責任を問う声も聞こえております。
しかし、反省すべきところは反省し、改めるべきところは改め、今回の一連の件を契機に、より風通しの良い職場環境を構築することが県民の皆さんに対する私の責任の取り方であると考えております。
県政運営の基盤となる令和7年度当初予算案なども、先日議会のご理解を得て全て可決いただきました。
この場を借りて、熱心にご審議いただいた議員の皆様に心より感謝申し上げます。
様々な立場からの貴重なご意見やご提言は県政をより良い方向へ導く羅針盤となっているので、本当に感謝をしておりますし、受け止めていきたいと考えております。
そして、改めて、お亡くなりになられた元県民局長、竹内元県議に対し、哀悼の誠を捧げるとともに、ご遺族に対してもお悔やみを申し上げます。
お二人の県政へのご尽力に改めて感謝申し上げたいと思います。
最後になりますが、県民の皆様、そして議会の皆様のご理解とご協力により、兵庫県政は停滞することなく着実に前進しております。
県民の皆さんにおかれましては、どうかご安心いただきたいと思っております。
これからも議会と建設的な対話を大切にしながら、兵庫県の発展と県民の皆さんの幸せのために全力で邁進していきたいと考えておりますので、皆様のご理解をよろしくお願いします。
以上です。
【動画】斎藤知事 2025年3月26日記者会見
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
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これからもどうぞよろしくお願いいたします。



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