あなたのフォーシーズヒストリー 平田泰三さん
ーー人の数だけ物語はある。あなただけのフォーシーズヒストリー、教えてください。
フォーシーズに関わる人々に、「あなただけのフォーシーズヒストリー」を語ってもらう企画です。
第2弾のヒストリーテラーは、前回登場してくださった光岡健世さんからのご指名・平田泰三さん。
光岡さんとは現在SNSマーケティング推進のお仕事で密にコミュニケーションを取ることが多いそうですが、初めての出会いは大阪だったとのことで。
担当ブランドの垣根を超えて、今回お話を伺うことができました。
平田さんのフォーシーズヒストリーに早速お邪魔しましょう!
FFE執行役員 兼 クア・アイナ 営業部部長
平田泰三です。
ハンバーガーレストラン「クア・アイナ」に関する業務を主に行っています。
現在クア・アイナは国内に35店舗、台湾に2店舗展開しており、国内に関しては販売戦略、商品戦略など、台湾の店舗に関しては現地の運営会社にこれまでのノウハウをアドバイスする等バックアップをしています。
留学を経て目指したのは「役者」
僕のフォーシーズとの出会いは、2002年です。
そこから少し遡るのですが高校卒業後に留学しました。「息子には英語を扱えるようになって欲しい」という父の思いから、フランスに2年、イギリスに1年の計3年語学留学をしていたんです。
留学を終えて日本に戻ってきてからは、役者を目指して劇団に入りました。
きっかけはまさに留学で、フランス滞在時、語学勉強の一環で映画をよく観に行っていたんです。
そこで体験したのが、役者さんによって、言葉が分からなくても言いたいことが理解できるということ。役者とはなんて凄い仕事だろう、と思いました。
ちなみに好きになったフランス人俳優はジェラール・ドパルデューさんでした。
現地でもパリの演劇学校を受けましたが思い叶わず、帰国後に劇団に入りお芝居の勉強をしていました。
役者を目指しながらアルバイトをする、という生活をしばらく続けましたね。2001年頃からは、ユニバーサルシティウォーク内にあるカフェのオープニングスタッフとしてアルバイトを始めます。
ここで転機が訪れました。結婚です。
結婚を考えるとなると、いつまでも夢を追い続けるわけにはいきません。役者の夢はそこで中断し、就職を考えるようになりました。
これまで様々なジャンルの飲食店で接客業をやってきたので、強みを生かそうと飲食業に絞って就職活動を進めました。
アルバイトしていたカフェは、同じエリアで営業する飲食店の店長なども利用されるので、「就職を考えているんですが、僕社員としていかがですか?」とバイトしながら売り込みをしていました。
その中で「うち来いよ!」と声をかけてくれた1人がクア・アイナの当時の店長でした。
クア・アイナのアボカドバーガーに受けた衝撃
クア・アイナの印象は、「東京じゃ分からないけど、こんなに値段の高いハンバーガーは大阪じゃ受け入れられないだろう」という、大阪出身の自分らしいものでした。
安価に食べられるハンバーガー店がいくつもありましたし、それで十分だと思っていましたね。
ただ、ある日その店長が、「これ俺の賄いだけど食べてみなよ」とアボカドバーガーとグァバジュースをくださったんです。
この時初めてクア・アイナの商品を食べ、衝撃を受けました。
「これはうまい!!」
アボカドを食べたのも、この時がはじめてだったと記憶しています。
アボカドは青臭いイメージがあり、今ほどメジャーな食材でもなかったので食べる機会もありませんでした。しかしクア・アイナで初めて食べたアボカドが非常に美味しい。
ハンバーガーもアボカドも、はじめて経験する美味しさに打ちのめされました。
カフェでの就職活動の甲斐あって、ありがたいことに色々な店長さんから声をかけていただき、みなさん良い方々でしたが、中でもクア・アイナの店長がとても楽しそうに働かれているのが印象的で。
当時の店長の人柄と、クア・アイナブランドの持つ魅力に惹かれ、ユニバーサルシティウォーク内のクア・アイナで働くことになりました。
これが、フォーシーズ入社のきっかけです。
思い出のハンバーガーと、お気に入りのハンバーガー
入社のきっかけとなった「アボカドバーガー」はやはり思い出深いです。
加えてクア・アイナの部長としても、大事な商品だとお伝えしたいですね。
お客様にも、クア・アイナではじめてアボカドを好きになった、と言っていただけます。
ものによっては固かったり、柔らかかったりと個体差の多いアボカドを美味しい状態で管理し、いかにアボカドを綺麗にすくって盛るか。この辺りはこだわりの点です。
クア・アイナの看板としても使っているので、核となる商品です。
私個人としては、ベーコンチーズバーガーにピクルスをトッピングしたものが大好きで!
ハンバーガーは全体のバランスの良さが美味しさにつながると思っていて、お肉の旨みとベーコンのしょっぱさと旨み、間に入るチーズがそれらをまろやかにしてくれて、そこにピクルスが酸味を加えてくれて、それらが合わさったバランスが、個人的黄金比だと思っています。
留学経験が活きた瞬間
3年の留学経験で語学を身につけることができましたが、フォーシーズで働くと決めてから、英語を話す機会はそうないだろうなと思っていました。
ところが、入社して間もない2003年頃に、クア・アイナ サンタモニカ店(現在は閉店)に配属されました。留学経験によって英語が話せることや、向こうの人々に立ち向かえる体格の良さなどが理由としてあったようです。(笑)
日本とサンタモニカを何度か往復して、実際向こうで働いたのは約半年ほどですが、思いがけず留学経験を生かすことができました。
更にその経験を生かすことができたものとして外せないのは、クア・アイナ創業者であるテリーさんとの関係です。
テリーさんが来日された際に、商品の提供やアテンドなどを英語で対応させていただくことがありました。
クア・アイナはハワイ発祥のハンバーガー店。ハワイでクア・アイナのハンバーガーと出会った淺野代表がその味に魅了され、「日本でも販売させてほしい」とテリー・トンプソン氏に熱烈アプローチしたことが、今日日本でクア・アイナを食べることができるきっかけとなっている。
クア・アイナ創業者・テリー氏から得たハワイアンホスピタリティ
中でも印象深いのは、沖縄でのエピソードです。
2015年にテリーさんご家族が来日され、滞在期間中のアテンドをすることになりました。
運転手と通訳とご案内など、長時間ご一緒する中でテリーさんに気にかけていただき、
「仕事以外の滞在期間はバカンスとして沖縄に行くけれど、そこにも同行してくれないか」と依頼いただきまして。
結果、テリーさんの日本滞在時のプライベートな時間も一緒に過ごすことになりました。
数年後プライベートで家族でハワイに行った際、テリーさんに連絡したところ、滞在期間の1日をテリーさん宅でもてなしてもらったことがありました。
テリーさんと出会い、そのお人柄に触れたことが、クア・アイナ愛の増すきっかけとなりましたね。
彼に会う度、「日本で一番のクアアイナファンは俺だ!」と伝えています。(笑)
クア・アイナはハンバーガーとハワイの2つがキーワードとしてあると思っています。
僕の勝手な印象で、当時ハワイに対して持っていたイメージというのは「日本人が好む旅行先」といったものでした。
留学先がヨーロッパで、それぞれ歴史や文化を感じる街だったので、それらと比べると正直あまり魅力的に思えなかったんです。
しかし、そんなことは全くありませんでした。
テリーさんと接していくうち、ハワイの人の温かさを感じハワイのことが大好きになりました。実際に現地にも訪れていますから尚更です。
ですからテリーさんから受けた愛や、ハワイで感じたハワイアンホスピタリティをスタッフにも伝えるよう心がけています。
ハンバーガーが好き+ハワイが好きの2軸が生まれることで、よりブランドへの愛着が増し、それによってより良い就業環境が作れたらいいと思っています。
〈前回回答者・光岡健世さんからの質問〉
「ランニングが趣味とのことですが、1年で何km走っているのですか?」
ランニングは体調管理のために始めて、8年ほど続けています。
1年で走る距離は2600〜2800kmほどでしょうか。(択捉島〜与那国島が3000kmです!)
2016年からは年に3,4回フルマラソンにも参加していて、都度自己ベストの更新を目標に挑戦しています。
走っていると、何も考えずスッキリできることもありますし、一方で頭の中を整理できたり、新しいアイデアが浮かんできたりと、健康維持以外にもいいことがあって、ライフワークになっています。
それから私はビールが好きで、ラン終わりに飲むビールも楽しみに日々過ごしています。
ランナーの聖地と呼ばれる皇居をランニングした後、クア・アイナ丸ビル店で1Lビールを飲むのがおすすめですよ。今日も仕事終わりにそのルーティンをやってきます!(笑)
僕の「クア・アイナ ライフ」の最終着地点は…
クア・アイナと出会ってから23年経ちました。
まさかブランド創業者のテリーさんと直接やりとりをし、加えて家族ぐるみのお付き合いができるようになるとは、入社当時には考えられなかったことです。
自分のキャリアはとても恵まれているな、と感じます。
「仕事」ではあるのですが、それに加えて「テリーファミリー」の一員である感覚で、クア・アイナと向き合えているのかな、と思っています。
何よりそれを許してくださる淺野代表と会長にも感謝しています。
こんなに「好き」だと思えるブランドと出会えて、更にそこを任せていただけて幸せです。
どんな仕事も、大変なことは大変ですよね。
ただ、そこにどう取り組むかは自分次第で、「しんどい」と思うか「楽しい」と思うかで仕事への関わり方も結果も、変わってくると思います。
自分がそこを意識してできていたのか無意識だったのかは分かりませんが、社員にも「辛いことも楽しんだもんがち」と伝えているし、クア・アイナの核にもそこと近いものがあるのではないかと思います。
実は密かに計画していることがあります。
それは老後ハワイに移住してクア・アイナ ハレイワ店でアルバイトをして過ごす、というものです。
それが僕のクア・アイナライフの最終的な姿かなと考えたりして。
周りがそれを聞いてどう反応するかですが。
そんな未来を思い描いて、まだまだこの場で仕事に取り組んでいきたいと思います!
クア・アイナ愛溢れるスーパーランナー・平田さんのフォーシーズヒストリーでした。
平田さんに、他ブランドで気になるお店を尋ねると「ジョエル・ロブション」との返答が。
留学期間に触れていたフランス語を久しぶりに使いたい、という思いや、純粋にロブションのサービスにも興味があるといいます。
接客も好きな平田さんは、これまでクア・アイナで培ってきた接客技術がどれほど通用するのかチャレンジしてみたいそうです。
ジョエル・ロブションで働く平田さんの姿を見る日がいつかあるかも・・・しれません!
平田さんにも次回のヒストリーテラーをご指名いただきました。
どんなお話を伺えるのでしょうか。
次回もお楽しみに。



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