『エヴァンゲリオン』と『ゾイド』のコラボで生まれた「汎用獣型決戦兵器ゼノレックス」試験初号機と正規実用型2号機をレビュー!電ホビ独自の写真と動画でその迫力をチェック!
タカラトミーから、『エヴァンゲリオン』と『ゾイド』がコラボレーションしたアイテム、T-SPARK「ゾイド 汎用獣型決戦兵器ゼノレックス試験初号機」と「ゾイド 汎用獣型決戦兵器ゼノレックス正規実用型2号機」が発売されました! 本稿ではこの2アイテムを、電撃ホビーウェブ撮り下ろし&録り下ろしの写真と動画にてレビューします。
『エヴァンゲリオン』といえば、昨年2025年10月にテレビアニメ放送開始から30周年を迎えたことでも話題になりました。そして今年2月21~23日には、横浜アリーナで3日間ぶっ通しの30周年記念フェスが行われるなど、人気に陰りはまったく見えません。そんな熱気が続く中、コラボ商品として発売されたのが、今回ご紹介する2体の『ゾイド』です。
単純にコラボしたというだけではなく、作品の世界観を受け継いだストーリーが『ゾイド』側にしっかり盛り込まれているところも特徴です。今作では、第3新東京市の地下ジオフロントで発見された金属生命体「コア」を、NERVが管理。半永久的にエネルギーを放出し続けることから、使徒殲滅を目的に兵器への転用が計画されます。
その中で、コアの固有パルスパターンが「汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」の特定個体とのみ共鳴することが判明。そこで、エヴァ用の換装パーツを流用し、この金属生命体を「汎用獣型決戦兵器ゼノレックス」と呼ぶようにしたというのがざっくりとしたストーリーになっています。
また、これは後から分かったことですが、このストーリーは単なる後付けの設定というわけではなく、「汎用獣型決戦兵器ゼノレックス」を実際に組み立てていくことで体験できるような作りになっていました。そうした部分も含めて、こちらの記事ではこのふたつのアイテムを実際に遊んでみて、気が付いたポイントをレビューとしてお届けします!
コンパクトにまとめられたパッケージデザイン
まずは、パッケージの外観と同梱物についてチェックしていきましょう。「ゼノレックス試験初号機」と「ゼノレックス正規実用型2号機」のどちらも箱の大きさは(約)横38×縦24×幅10センチとなっており、思いのほかコンパクトにまとめられています。
パッケージの裏面には、先ほどご紹介したストーリーに加えて、どのようなアクションが楽しめるのか詳しく記載されています。このデザイン自体も、『エヴァンゲリオン』を意識したようなものになっており、眺めているだけでも気分が盛り上がってきます。
パッケージの中身はどちらも、AからCに分けられた「発掘パック」と「Sパック」、単4電池1本で動作するモーターが仕込まれた「メカユニット」、そして「組み立てマニュアル」という構成になっています。パーツが結構な量入っているように見えるため、最初は尻込みしてしまうかもしれません。しかし、一般的なプラモデルと比較すると組み立て作業そのものはサクサクできるような作りになっていました。
組み立てはサクサク!「発掘パック」の存在が組み立て時から世界観を盛り上げる
今回は、先に「ゼノレックス試験初号機」を組み立てた後で「ゼノレックス正規実用型2号機」を作ったのですが、基本的な構成物や組み立て手順はほぼ同じであったため、ふたつ目は1時間もかからず完成させることができました。
作りあげていく手順もわかりやすく、図解付きで書かれている付属の「組み立てマニュアル」に従っていけばOKです。プラモデルとは異なりパーツを切り離すという手間もないため、組み立て作業ではほぼ迷うこともないでしょう。そしてなによりも素晴らしいのが、このAからCに小分けされた「発掘パック」です。
まず、この「発掘パック」という名称が、化石を掘り出して見つけ出したアイテム感が出ており、感心させられました。これは後ほど触れますが、最初に使用するのはこのうちの「Sパック」とAとBの「発掘パック」のみで、Cの「発掘パック」に関しては最終形態にするためのものだということも後から分かり、感動した部分でもあります。
メカユニットの取り付けは可動部分との連動に注意
組み立て作業自体は順調に進んでいったのですが、特定のポイントまで作った時点で電池を入れて動かしてみたとろ、「ギギギギ……」という、何かが引っかかってうまく稼働しないことが判明しました。これは『ゾイド』シリーズを作ったことがある経験者ならば釈迦に説法かもしれませんが、モーターの動きと連動した可動部分が多数あるため、少しでも引っかかる部分があるとうまく動かないことがあります。筆者にとってはこれが初めてとなる、一からの『ゾイド』組み立てだったため、ミスをしてしまったポイントでした。
バラして組み立て直した結果、ようやく問題は解決。最初に「メカユニット」に取り付けるパーツが最後までしっかり刺さっていなかったことが原因でした。とりあえずそちらを直したことで、無事動作させることができたのです。
ここで注意したいのは、最初から「メカユニット」に電池を入れてから組み立てを始めた方がいいということです。あとは、「組み立てマニュアル」に従ってひとつずつパーツを組み立てていくごとに、引っかかるポイントはないかチェックすることで、こうしたミスの発生を軽減することができます。
ちなみに、組み立て作業そのものは非常に楽しく、徐々に姿が出来上がっていくことに感動を覚えました。また、モーターの動きに合わせて、どのようにパーツが連携して動くのかといった仕組みも、自分で組み立てることで理解できるようになるのも面白いところです。あまりにも楽しかったので、これがきっかけでほかの『ゾイド』シリーズにも手を出してしまうかもしれません(笑)。
「組み立てマニュアル」の順番通りに作業を進めていくと、途中でひとつのゴールが出現します。それが、「ゼノレックス」の復元完了です。「あれ? なんか、パッケージの見た目とも違うし、エヴァっぽくもないぞ?」と思われるかもしれませんが、ここがある種、このシリーズの肝にもなっています。
実はこの「ゼノレックス」が、「汎用獣型決戦兵器ゼノレックス」になる前の姿だったというわけですね。このままの状態でもかっこいいのですが、ここから「発掘パックC」を利用し、エヴァ風の見た目へと強化していくことになります。そして、組み立てとパーツの換装という流れを組むことで、先ほどご紹介したストーリーを踏襲できる構成になっているのです。
「ゼノレックス正規実用型2号機」になる前の「ゼノレックス」状態もご覧いただきましょう。
最終形態の「汎用獣型決戦兵器ゼノレックス」に強化しよう!
このあとようやく、これまで封印されてきた「発掘パックC」を取り出すことに。ちなみに、「ゼノレックス」から「汎用獣型決戦兵器ゼノレックス」に強化していく手順は、追加のパーツを次々と付け足していくというよりも、特定のパーツを入れ替えていく作業になります。
ざっくりと変更する部分は、両脚と尻尾、そして頭部です。それに加えて、胸部に「ウェポンラック」を取り付けることもできます。両脚に関しては、元々付けていたパーツを取り外して付け替えればOK。尻尾は付け替えるというよりも、パーツを追加することでより長くすることができます。頭部部分はもうひと手間掛かっており、頭部を取り外したあと、首と頭部を新たに付け替えて完成です。
完成した「ゼノレックス試験初号機」を写真でご覧いただきましょう。
続いて、「ゼノレックス正規実用型2号機」の完成形態です。
動画にてそれぞれ、360度全方向の姿もご覧いただきましょう!
エントリープラグを取り付け可能!電動歩行のアクションとあわせて動画でチェック!
「ゼノレックス試験初号機」と「ゼノレックス正規実用型2号機」の完成形態となったあとも、頭部のキャノピーを開けるとコックピットが見えるところは「ゼノレックス」と変わりません。しかし完成形態では、好みによってパイロットフィギュアかエントリープラグかのどちらかを取り付けられるようになっています。より『エヴァンゲリオン』の世界観に寄せたい場合はエントリープラグがオススメですが、そのときの気分で変更するのもアリですね!
「ゼノレックス試験初号機」と「ゼノレックス正規実用型2号機」の顎の部分は、ロック式が採用されています。「メカユニット」のスイッチを入れたときに、ロックした状態だと口を閉じたままですが、ロックを解除すると口を大きく開けたり閉めたりする動作が楽しめます。
「汎用獣型決戦兵器ゼノレックス」の状態になっても、背中にある「メカユニット」のスイッチをオンにすることで歩き出すというアクションは変わりません。それに加えて、腕を上下に動かしたり長くなった尻尾を左右に揺らしたりするほか、頭部も動くためアクション面でも強化されたように感じます。
動画にて、頭部のキャノピーを開く様子と、電動歩行中の様子をご覧いただきましょう。生音を収録しているこの動画でもおわかりいただけますが、その歩行音は意外なほど静か。モーター音がうるさいということはなく、精密にしっかりと前進します。
これで「汎用獣型決戦兵器ゼノレックス」としては完成ですが、さらにオプションで様々な武器を取り付けて強化することもできます。取り付けられる場所は手首や「ウェポンラック」、脚のあたりです。それぞれ左右対称で取り付けることができます。
箱を開けた瞬間から完成後まで楽しめる!
というわけで、ここまで「ゼノレックス試験初号機」と「ゼノレックス正規実用型2号機」のふたつのアイテムを同時にご紹介してきました。ここで感じたことは、『ゾイド』ファンはもちろんのこと、これが初めてという『エヴァンゲリオン』のファンも安心して楽しめる作りになっているということです。
先ほどもご紹介してきましたが、箱を開けた瞬間からパッケージの中身を取り出し、そして組み立てていくという流れの中でストーリーが感じられるという素晴らしいコンセプトになっています。また、おもちゃとしての作りも素晴らしく、普段こうした作業に慣れていない人でも完成させることができるような配慮がされています。
筆者のように組み立ての工程で、電動がうまく動作しないといったことはあるとは思います。しかし、ひとつひとつのパーツは簡単に取り外せるようになっているため、組み立て途中で多少ミスったとしても、すぐにリトライできる作りとなっており、そこはむしろ楽しむためのポイントと言ってもいいでしょう。もちろん、完成後は電動や手動でアクションさせたり、様々な武器を取り付けてかっこよく飾っておくことができるため、かっこよさを堪能できる、満足感の高いアイテムになっていることは間違いありません。
こちらの記事を読んで、少しでも気になったという人はぜひ手に入れてみてください!
DATA
ゾイド 汎用獣型決戦兵器ゼノレックス試験初号機
ゾイド 汎用獣型決戦兵器ゼノレックス正規実用型2号機
- セット内容:組み立てマニュアル、メカユニット、発掘パックA、発掘パックB、発掘パックC、パックS
- 発売元:タカラトミー
- 価格:各6,600円(税込)
- 発売中
※単4形アルカリ乾電池1本使用(電池は別売です)。
(C) TOMY
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