Ojo gang 何があった…?①前提編|SWFとは?登場人物の関係をわかりやすく解説
2025年9月に話題になった「Ojogang騒動」。
番組や事務所、メンバーの名前は聞いたことがあっても、実際に何が起きたのかを整理して理解している人は多くありません。
このシリーズでは、公開された一次情報(立場文・報道・公式投稿など)をもとに、できるだけ中立的な立場で出来事を整理していきます。
第1部では、騒動を理解するための前提として
「Street Woman Fighter」という番組と、そこに登場したクルー「Ojogang」、そして関係する事務所や人物について説明します。
なお、番組の内容や関係者についてある程度把握している方は、②③から読み進めても問題ありません。
トラブルの本質とは…?
Ojo gang騒動とは?
2025年9月上旬、SWF3番組のコンサートツアー「THE REAL STAGE」の初公演であるソウル公演直前、運営側はIBUKIの体調不良による不参加を公式発表しました。その後、ソウル公演直後の9/8に次の公演である9/13釜山公演の不参加も発表されます(不参加理由は体調不良)。これに対し、IBUKI本人がSNSで立場を表明し、「運営から提示された契約条件が不利であり、正式な協議なしに不参加が発表された」と説明。
IBUKIの立場文が出た後、Route59も立場文を発表し、さらに残る6人のメンバーも連名で立場文を出しました。
6人は「マネージャーの問題と、それに対するいぶきの姿勢の揺れが、活動不全と信頼の亀裂を生んだ」と主張しました。
この主張をきっかけに、イブキのコンサート不参加だけでなく、メンバー間の対立や番組中の金銭トラブルまで表面化しました。
もともとの争点は、イブキの不参加とその声明、そしてRoute59側の進行や契約の問題でした。
しかしRoute59と6人の立場文が公開されたあと、世間の注目はマネージャーの不正疑惑と7人の信頼関係の破綻へ移り、こうして、今回の騒動が起きました。
WORLD OF STREET WOMAN FIGHTERとは?
番組概要
『 STREET WOMAN FIGHTER(通称スウパ)』は、女性ダンスクルーがチームごとに競い合う韓国Mnetのダンスサバイバル番組です。2025年5月27日から放送された第3シーズン『WORLD OF STREET WOMAN FIGHTER(SWF3)』では、韓国、日本、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドから代表クルーが集結しました。
日本からはOSAKA OjogangとRHTokyoの2チームが参戦。OSAKA OjogangはIBUKIやKYOKAなどの若手実力派ダンサー、さらにTWICEモモの姉妹であるHANAも所属しており注目を集めました。RHTokyoは国内外トップアーティストの振付を手掛けるRIEHATAがリーダーを務めます。
番組は対戦形式やK-POP曲の振付、ゲストとのコラボなど多彩なミッションで競い、視聴者投票と専門家評価で勝敗を決定。
最終的にOSAKA Ojogangが優勝し、日本国内でも注目を集め、SNSやメディアで話題となりました。
OSAKA Ojo gangとは
チーム結成の経緯
番組からオファーを受けたIBUKIは、SWF3参戦のために最強のメンバーを集め、チームを結成しました。
メンバーはIBUKI自身が1人ずつオファーを掛けて集め、中には面識のなかったメンバーもいました。リーダーとしてIBUKIはチームの方向性や戦略も決め、年齢やジャンルの異なる多様なダンサーで構成されました。
チームには、バトルシーンで世界的に活躍するKyoka、SNSでの影響力が高いUWA、Dリーグ優勝経験を持つコレオグラファーのMINAMI、FABULOUS Sistersとして世界で活躍するRUUが所属。さらに、TWICEのモモの姉HANAや、中国のサバイバル番組でIBUKIと共演経験があるJUNNAなど、多彩なバックグラウンドを持つメンバーが揃いました。
メンバー構成
OSAKA OjogangはリーダーIBUKIを筆頭に7人のダンサーで構成されています。
IBUKI(今田 惟吹) リーダー
ジャンル:ワッキング(Waacking)
年齢:1996年10月11日生まれ(29歳) 
経歴:数々のワッキング、フリースタイル大会で優勝。
リーダーとしてチームを結成。
KYOKA(山本 恭華) サブリーダー
ジャンル:ヒップホップ
年齢:1996年4月24日生まれ(29歳) 
経歴:Juste Debout World Final(2016年)で優勝。Red Bull Dance Artistとしても活動。
MINAMI(及川 南)
ジャンル:ヒップホップ/コレオグラファー
年齢:1999年4月23日生まれ(26歳) 
経歴:プロダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」に所属し、2シーズン連続で「D.LEAGUE」優勝。
JUNNA(矢木 順菜)
ジャンル:R&B/ヒップホップ
年齢:1998年11月3日生まれ(27歳) 
経歴:アメリカのダンス番組や世界的なクルーと共演。国際的な活動経験を持つ。 
HANA(平井 波奈)
ジャンル:フリースタイル
年齢:1994年11月1日生まれ(31歳) 
経歴:ダンスチーム「That Crew」所属。K‑POPグループTWICEのモモの姉という背景もあり注目を集める。
UWA(北寺 海羽)
ジャンル:ポッピング
年齢:2004年5月10日生まれ(21歳) 
経歴:LDH JAPAN主催オーディション「iCON Z」で見事合格を果たし、2024年までMOON CHILDとして活動。
RUU(後藤 瑠奈)
ジャンル:フリースタイル/コレオグラファー
年齢:1992年2月5日生まれ(33歳) 
経歴:振付師としても活動し、NiziU等の振付を担当。地域のスタジオ運営も行なっている。 
番組での成績や注目ポイント
Ojo Gangは『World of Street Woman Fighter 3』に出場。序盤は「脱落候補」に選ばれ、番組初期の脱落バトルに挑むことになった。しかしこの戦いに勝利し、生き残りを果たしたことで「逆境に強いチーム」として一気に注目を集めた。
メンバーはジャンルも年齢も異なり、この番組のために集められた構成だったため、当初は「チームワークが弱い」と言われることも多かった。それでもミッションを重ねる中で互いを理解し合い、団結力を高めていく姿が視聴者の支持を広げた。
中盤以降は構成力の高い振付と完成度で評価を上げ、「メガクルーミッション」や「グローバルアーティストミッション」で存在感を確立。特に「ダンスフィルムミッション」では再生数・評価数ともにトップとなり、勢いを決定づけた。
ファイナルでは「OSTミッション」「クルーアイデンティティミッション」「フィナーレステージ with J.Y.Park」で安定したステージを披露。事前・リアルタイム投票を合わせた総得点で1位となり、最終的に優勝を掴んだ。
主要関係者
Mnet (CJ ENM)
・番組『Street Woman Fighter』の制作を主導し、放送局も兼ねる。
Route59
・『World of Street Woman Fighter 3』の韓国内全国ツアー「THE REAL STAGE」の制作と運営を担当する会社。
Ojogangマネージャー(ユセフ)
・IBUKIと長年の付き合いがあり、Ojogangのチームとしてのマネジメントも担当。
・文中では「マネージャー」と呼ばれることが多いが、実質的にはOjogangチームの所属事務所としての役割を果たしている。
・呼称が複数存在するため立場が分かりにくくなっているが、契約管理やチーム運営の窓口として中心的な存在である。
まとめ
ここまでで、Ojogangをめぐる出来事を理解するための土台をまとめてきました。
このあと具体的な事実関係を見ていく前に、次の5つを頭に入れておくと全体をつかみやすくなります。
・Ojogangは『World of Street Woman Fighter3』のために、リーダーIBUKIが結成したチームであり、番組内でも中心的な存在として注目を集めた。
・番組の制作を行ったのはMnetであり、ツアーの運営はRoute59という別会社が担当していた。
・番組終了後、韓国内での全国ツアー開催に際し契約に関する行き違いが生じ、騒動が表面化しSNS上で大きな話題となった。
・SNSでは多くの意見や憶測が飛び交い、事実の整理が難しくなっている。
・本シリーズでは、関係者から発信された情報のみをもとに、経緯を順を追って整理していきます。


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