シンガポールGDP、第2四半期は前年比+4.3% 予想上回る

シンガポールGDP、第2四半期は前年比+4.3% 予想上回る
 7月14日、 シンガポール貿易産業省が発表した第2・四半期国内総生産(GDP)速報値は前年同期比4.3%増加した。シンガポールで2016年3月撮影(2025年 ロイター/Edgar Su)
[シンガポール 14日 ロイター] - シンガポール貿易産業省が14日発表した第2・四半期国内総生産(GDP)速報値は前年同期比4.3%増加した。世界経済の不確実性を背景とした見通し悪化にもかかわらず、ロイターがまとめたエコノミスト予想(3.5%増)を上回った。
季節調整済みの前期比では1.4%増だった。第1・四半期改定値は0.5%減少していたが、2期連続マイナス成長となるテクニカルリセッションを回避した。
メイバンクのエコノミスト、チュア・ハク・ビン氏は「関税や地政学的なショックにもかかわらず経済は持ちこたえている。米中関税戦争の緩和と、90日間の猶予期間中の輸出前倒しが関税ショックを和らげた」と述べた。
シンガポールのガン貿易産業相は10日、企業が関税一時停止を利用して米国への輸出を前倒ししたため、今年前半は経済が持ちこたえた可能性が高いものの、今後6─12カ月で成長が鈍化する可能性があると警告した。
貿易産業省は4月、今年のGDP成長率予測を従来の1─3%から0─2%に下方修正した。
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メイバンクのチュア氏は今年のGDP成長率を2.4%と予想。また、経済の堅調さを踏まえると、シンガポール金融通貨庁(MAS、中央銀行)は今月の政策見直しで金融政策を据え置く見通しだと述べた。
トランプ米大統領は先週、20カ国以上に20─50%の関税を通知したが、シンガポールはトランプ政権からまだ書簡を受け取っていない。
ガン貿易産業相は医薬品分野で譲歩獲得を目指し、今月下旬に貿易交渉のため米国を訪問する方針を示している。

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