「わざと転んだものと認める」…『Colabo』仁藤夢乃氏が名誉毀損裁判で敗訴も判決に猛反論の中身
仁藤氏側弁護士は「事実を曲げられた」と猛反論
東京地裁が“自作自演”とまで踏み込んだ判決を下したものの、この法廷闘争はまだ終わっていない。仁藤氏側は一審判決を不服として、すでに東京高裁へ控訴している。
フライデーデジタルは、一審判決後の見解を問うべく、仁藤氏に対し質問状を送付。代理人弁護士を通じて回答が届いた。まず、控訴の理由については、
「判決への不服は多々ありますが、暴行をされたにも拘わらず暴行をされていないと認定されたことが最も重大な誤りであると考えております」
と、あくまで暴行は実在したと強調する。さらに、裁判所から“シミュレーション(演技)”と断じられたことについては、
「なぜここまで事実を曲げられなければならないのか不思議でならず、極めて遺憾です」
とし、「選挙妨害」という動機についても、
「全くありもしない目的を認定されており、憤りをもって判決を読みました」
と、猛烈な拒絶反応を示している 。
また、Aさんに対する謝罪や投稿の削除を行う意思を問うと、「その意思はありません」と回答。その理由として、この裁判に先行してAさん側から「一刻も早く投稿を削除してほしい」として出された仮処分に関して、裁判官からAさん側に対して、「取り下げの勧告がなされ、実際取り下げされた」という経緯を挙げている。そして、
「今回の本訴については、一審判決の誤りを控訴審で明らかにしたいと思っております」
と、対決姿勢を鮮明にしている。
一方、原告であるAさんの代理人弁護士事務所は、フライデーデジタルの取材に対し、「本件に関する取材・コメントは辞退させていただきます」と回答。
司法が映像証拠に基づき「わざと転倒した」と断じた一方で、仁藤氏側は「司法による事実の歪曲」であると訴える泥沼の様相を呈している。高裁が下す次なる判断を、引き続き注視していきたい──。
- PHOTO:共同通信
- 取材・文:酒井晋介
記者
1964年生まれ。玉川大学工学部卒。「通販新聞」記者を経て、1989年より講談社『フライデー』記者。地下鉄サリン事件では、オウム真理教の実態に迫る数々の記事で中心的に関わる。競馬G1レースの予想記事では本誌予想を担当。得意分野は経済事件で、ライフワークはM資金研究。