話題沸騰中のタカラトミーT-SPARK「トイライズ レギオス」シリーズ!メカニックデザイナー 荒牧伸志さんに今後のシリーズ展開も含めて深堀りしたインタビュー第二弾!!
え!? 取扱説明書には書いていない?
――やはり人気のポイントは、3形態(アーモファイター/アーモダイバー/アーモソルジャー)へのシンプルな変形(ストレスを感じること無くスムーズに何度も変形させることができる)と「ガシガシ遊べる」という、高いアクション性がユーザーに評価されているようです。
戸張:じつは……取扱説明書には書いていない事なのですが、太もものロックが外れるような仕掛けになっているんです。今後ここも使った遊びが提案できたらと……。
脇澤:実際に遊んでみて、その事に気付いたユーザーさんもいましたね!
戸張:ファイター形態で比較的重たいパーツでもしっかりと保持できるように、股関節が落ちないようにしっかりとロックを効かせています。
脇澤:どうしても負荷がかかると外れてしまう部分なので、今後トレッドを商品化する時の、合体時のレギオス本体へのパーツの負担も考えて強めのロックを入れています。このロック機構があるからこそ、ファイター形態でも武器パーツを追加装備することができるんです。
――既存のレギオスの変形トイは、どちらかと言えば精密模型的なイメージが強くて思いっきり遊ぶには躊躇してしまうユーザーも多かったのではないでしょうか? トイライズ レギオスは、このサイズで3形態に簡易変形(スムーズな変形遊びが可能)する、レギオスの魅力が凝縮されたアイテム。このレギオスがきっかけでトイライズに初めて触れたユーザーも多いことと思います。
脇澤:お陰様でトイライズは「ガシガシ遊べる変形トイ」というイメージが定着してきました。特に今回のオメガの登場によって、その認知度が高まったように思えます。オメガの購入がきっかけで、他のトイライズ商品も購入してくださったお客様が多数いることに感謝しています。
戸張:今回のトイライズ レギオスはオリジナル路線で進めている商品なので、第一弾のオメガは「もしかすると売り上げ的に苦戦するかもしれない」という心配も正直ありました。でも、そんな心配をあっという間に吹き飛ばすくらい初動が良かった。この調子で一気に第二弾、第三弾と盛り上がってくれたらいいなぁと思っています。
――比較的手を出しやすい価格設定も魅力です。これだけ高いクオリティを誇るトイライズ AFC-01XΩ レギオス オメガ(機甲創世記モスピーダ ANOTHER GENESIS)が、1体1万3200円(税込)で商品化されたのは衝撃でした。
戸張:他のトイライズ商品に比べればパーツも多く、マーキング類もいれたので、開発当初は1万7000~8000円位の価格になりそうなイメージでした。
荒牧:タカラトミーさんが価格面でもめちゃくちゃ頑張ってくれました。バリエーション機とはいえ、よくそこまで思い切った価格に抑えられたという印象です。デザインを進める度に各所から意見をもらい、実際に試作品を触ってみて細部まで詰めていったので、オメガは開発当初よりも120%くらい目的に合致した商品に仕上がりました。まだ発売前の段階ですが、後続アイテムも順調な仕上がり具合です。
脇澤:開発を進めていく内に思っていた以上の仕上がりの良さだったので、思い切って戦略的な価格設定にしたんです。もちろん、トイライズというブランドを浸透させる狙いもありましたが、量産機という設定なのでお客様にできるだけ数多くご購入いただきたいという思いもありました。
荒牧:今考えると、3タイプを立て続けに発表できたのは凄く良かったかもしれない。
戸張:発売初日からあっという間に市場から商品が姿を消してしまったのには、そういった影響もあったのかもしれません。
脇澤:買い逃してしまったお客様も多かったと聞いています。T-SPARK商品は予約数に準じた受注生産に近い形の生産スタイルになっておりますので、確実に入手されたい方は受注期間中の予約購入をお勧めしています。
――パッケージも魅力です!
荒牧:じつはパッケージのラフスケッチは僕が描きました(笑)
戸張:最初は商品写真でいいと思っていたんです。でも、話が進んでいくうちにだんだんと欲が出まして、箱絵を人気イラストレーターのマーシーラビットさんにお願いすることに。その甲斐あって、商品内容に負けないパッケージに仕上がったと自負しています。
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