「命救って」匿名男性が3000万円寄付、最新の高規格救急車を導入…宇部・山陽小野田消防組合
宇部・山陽小野田消防組合(山口県宇部市)は、匿名の男性から3000万円の寄付を受け、最新の資機材を備えた高規格救急車を導入した。小野田消防署で3月末から運用されており、現在は1日に7、8件の救急搬送を行っている。 【写真】寄付金を活用して導入された救急車「はやかぜ スギ号」
同組合によると、寄付をしたのは元理学療法士の匿名の高齢男性。医療に役立てて患者の命を救ってほしいとの思いから、救急車の購入のために寄付を申し出たという。
車内には、心電図モニターや自動の心臓マッサージ機など最新の設備を搭載。男性の好きな言葉にちなんで「はやかぜ スギ号」と名付けられた。
小野田消防署には予備も含めて救急車を2台配備。このうち、これまでメインで使用してきた車両について、更新の目安となる時期(使用期間10年・走行距離20万キロ)が迫っていた。
同組合の担当者は「高額な寄付をいただいて大変ありがたい。寄付者の思いをしっかり受け止め、市民の安心・安全のためにしっかり活用していきたい」と話している。