「軽油10円アップで月1300万利益が吹き飛ぶ」苦悩する運送会社 価格安いガソリンスタンドで給油
トラックの運行を止めている運送業者も
愛知県内の運輸事業者らでつくる愛知県トラック協会が4月20日開いた燃料高に関する意見交換会でも、運送業者の苦境が明らかになりました。業者から「燃料に加えてエンジンオイルの供給が止まった」、「荷主に価格転嫁を受け入れてもらえない」などの声があがっていると報告されました。 県内の運送業者の3.5%は、トラックの運行を止めているということです。 愛知県トラック協会 青木均会長: 「エッセンシャルワーカーが頑張ってくれているところに対して、手を差し伸べられないところが一番の残念なところ」
中東情勢が運送業界を直撃。全事業所が抱える「燃料確保」の危機
ここからは愛知県トラック協会の専務理事・白木広治さんに話を伺います。 愛知県トラック協会 白木広治専務理事: 「全ての運送事業所で起こっている状況です」 --特に一般向けのガソリンスタンドでの給油をするという取り組みもありましたが、こうした取り組みは業者にとって苦肉の策と言えるのでしょうか。
自社給油施設の供給制限で「市中スタンド」へ奔走
--特に一般向けのガソリンスタンドでの給油をするという取り組みもありましたが、こうした取り組みは業者にとって苦肉の策と言えるのでしょうか。 愛知県トラック協会 白木専務理事: 「営業判断として、より価格の安いスタンドで給油せざるを得ません。実は元売りや商社から、自社のインタンクへの供給制限や停止という話も出ています」 --それはつまりどういうことなんですかね。 愛知県トラック協会 白木専務理事: 「どこかで在庫の滞留といった事象が起きているのではないか、という状況だと考えています」 --実際に自社の施設で、燃料を確保したくても給油できない状況に陥っているということでしょうか。 愛知県トラック協会 白木専務理事: 「そうです」 --市中のガソリンスタンドを行かざるを得ないっていうことは、いろんな影響が会社としても出ているんですよね。 愛知県トラック協会 白木専務理事: 「目の前の施設で給油ができないため、市中のスタンドへ回る必要があります。時間と手間がかかる上、街中のスタンドは大型車が入れません。結果として、郊外の大型スタンドへ行かざるを得ない状況です」