今回は、現在放送中のスーパー戦隊シリーズ
「魔進戦隊キラメイジャー」より、記念すべき
「令和時代初のレギュラー素面敵女幹部」ヨドンナを取り上げます。
第25話
「可愛いあの巫女」
からのキャプです。

「ヌシカンさん!」
「!!・・・充瑠君!」
「はい!お久しぶりです!」
クリスタリア再興を目指し再びカナエマストーン捜索に乗り出した宝路。
その発掘場所は、充瑠にとって思い出の神社だったのです。

「この神社には・・・不死鳥伝説があるんだ!」
小学生時代の充瑠の心を捉え、足繁く通わせたこの神社には、
何やら不思議な力が宿っていそうな予感です。

そんないわくありげな神社に、これまたいわくありげな巫女の姿が・・・

「・・・・・」
弓を引き絞り、まっすぐに的を見据える眼差しです。
ビュンッ!!

「・・・・・」
射術を終えた美しき巫女は、まっすぐに充瑠たちの方へ歩いてきます。

「この神社の方ですか?」
「・・・いや」
おや?神主が知らない巫女って・・・彼女、何者?

「ワンダーキュートな巫女さんだな!」
巫女の美しさにテンションが上がる宝路、そして・・・
「・・・・・」
おやおや、為朝は一発でハートを掴まれてしまったご様子。

「君はいったい・・・」
ヌシカンさんの問いかけに対し、巫女が口を開きます。
「ボクは・・・大いなる力を感じて・・・ここに来たんだ」
え・・・ボクッ子、ですか・・・

巫女に見惚れた為朝は、彼女に駆け寄ります。
「めちゃくちゃキラキラしてるね君。何か、夢中になってるものがあるの?」
「・・・人間かな」

「え?」
あまりにも漠然とした答えに呆気にとられる為朝。
「おお~、文学的だなァ・・・」
その後ろで宝路が呑気に感心しています。

「ボク、人間が大好きだ・・・
たくさんの人からパワーをもらいたいんだ・・・」
抑揚のない話し方で、人間に対する思いを語る巫女。
確かに美しいのですが、彼女からはほとんど感情らしいものが見えません。

そんな中、3人のもとにヨドン反応が出たとの連絡が入ります。
「お宝探しは中断だな」
「ああ、行こう」

本隊と合流した3人は邪面師と交戦しますが、取り逃がしてしまいます。
「宝路サン?・・・戻ってお宝探し、再開だァ~~~!!」
反省もそこそこに、やる気満々でお宝探しの再開を宣言する為朝。
これはひょっとしなくても・・・

そして再開されたお宝探し。
チェンジャーを睨みながら一心にお宝を目指す宝路。その一方で・・・
「巫女さんどこぉ~?巫女さんどこぉ~?」
すっかりあの謎の巫女にご執心の為朝。お目当てはお宝より彼女か。

歩き続ける宝路とその一行。
その道中、チェンジャーをはめた宝路の腕を掴む人影が!

「すごいねェ・・・これ」
出た!謎の巫女さん!

「運命の再会」にテンションマックスの為朝は、宝路を突き飛ばし
「また会えたァァァァァ!!」

為朝に突き飛ばされた宝路・・・でしたが、飛ばされた先に何とお宝反応!
さっそく採掘を開始すると・・・
「うおおおおお!ワンダービンゴォ!!」
なんたる偶然!なんたる幸運!カナエマストーン、ゲットです。

「うおおおおお!」
この大発見に、もちろん為朝も大はしゃぎです。

3人を怪訝な表情で見つめる巫女。

「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」
そんな巫女の目の前でボーイズは万歳三唱です。
発掘されたカナエマストーンは「カナエマストーン エネルギア」
あらゆるものを「強力化」する力を秘めているようです。

この勢いでもうひとつのカナエマストーンも、と意気上がる一行。
しかし、その後をついてくる巫女のテンションは相変わらずです。
「君たち、さっき何で笑ってたんだ?」
「嬉しかったからさ!ずっと探してたものが見つかったんだ!」

「嬉しい?・・・人間は願いが叶ったら、笑うんだ?」
相変わらず浮世離れしたことを話す巫女です。

「嬉しいって・・・
こうなればいいなって思ったことが実現して、満足な気持ちだよ!」
「・・・なるほど、そういう時に笑うのか・・・」

「覚えとく」
またも浮世離れしたことをのたまう巫女さん。彼女は一体・・・?

「見つけた?」
「やった!」
再びのお宝反応!いよいよ意気上がる宝路と充瑠。
不思議そうに見つめる巫女と、そんな巫女をモジモジと見つめる為朝。
なんだか、いろいろと複雑な構図です。

しかし、好事魔多し。
お宝反応の正体は、カナエマストーンではなく、モンストーンでした。
「君は安全な場所へ!」
とっさに巫女をかばおうとする為朝。
しかし、突然現れた化け物を見ても、巫女にまるで動じる様子はありません。

「うわあああッ!」
チェンジした宝路と充瑠でしたが、出現したモンストーンは手強い。

苦戦の最中、宝路は手に入れたエネルギアを敵に取り込まれてしまいます。
「しまった!マジか!」
エネルギアのパワーを取り込んだモンストーンは・・・

「強力化」を果たし、巨大化!これは最悪の展開です。

目の前で展開されるロボ戦。相変わらず表情すら変えない巫女。
そして、つぶやきます。
「この場所で・・・決まり」

巫女は突然屈みこみ、河原の土をかき集めだします。

「・・・出来た」
手にした土の塊が・・・ん、何だこの形は?

巫女がその土塊を左の手首に乗せると・・・ズオオオオン!
見るからに禍々しい光を放ちながら土塊が形を変えていき・・・

バアアアアアアン!!

「・・・・・」
「ウッソだろ!?君何なんだ!?」
さっきまでほとんど「恋は盲目」状態だった為朝。
ここに至り、ようやくこの巫女の異常性に気が付いたようです。

巫女はチェンジャーらしきものに向かい、為朝を驚愕させる一言を発します。
「クランチュラ、聞こえるか?」
「はあ!?クランチュラ!?」
よりによって彼女が呼びかけた相手は、ヨドン軍の幹部クランチュラ!

突然の通信に驚いたのは受信相手のクランチュラです。
「お、お前!どこにいる!」
「地球だよ。お前の雑な作戦を、グレードアップするためにね」

「待てって!」
聞き捨てならないセリフを吐き続ける巫女に、とうとう為朝が手を出します。
しかし、為朝が彼女の肩に手をかけたその瞬間・・・

「フンッ!」
「うわあッ!」
為朝、ものすごい力でかけた手を振りほどかれ・・・

「はッ!」
ズンッ!
「!?」
目にもとまらぬ速さで飛んできた巫女の膝蹴りを鳩尾に直撃されてしまいます。

速さと重さを兼ね備えた巫女のヒザは為朝の体を軽々と弾き飛ばし・・・

バシャーーーーン!!
為朝を清流の中へと叩きこんでしまうのでした。

「・・・・・」
水浸しになりながら痛みに表情をゆがめる為朝を冷ややかに見据える巫女。

「ボクに気安く・・・近づくな」

為朝を脅威的な強さで一蹴した巫女はクランチュラとの通信を再開します。
「とっととバクダン邪面の居場所を、教えな」
この傲岸不遜な巫女の発言にクランチュラもブチ切れです。
「エラそうな口を利くな!ポッと出の新入りのクセにィィィ!!」

「・・・ボクが誰だか・・・わかってるよねェ?」

「ボクの命令は、ヨドン皇帝の命令だ!ボケェェェ!!」
クランチュラの鏡の向こうの巫女の目が紫に光ると・・・

「ぎゃああああああああッ!!」
クランチュラの全身が怒りの雷に貫かれた!!
こうなっては、クランチュラも口を割らないわけには行きません。

「新都心だね・・・わかった」
クランチュラから邪面師の居場所を聞き出した巫女は、
依然ダメージにうずくまったままの為朝を尻目に忽然と姿を消してしまいます。

そして、新都心。
そこではすでに邪面師とキラメイジャー本隊が交戦していました。
戦いはキラメイジャー優勢で展開していたのですが・・・

バーーーン!!
そこに割って入ってきたのは謎の巫女!

「バクダン邪面・・・控えろ」
「ははァッ!」
巫女の威光を前に邪面師が跪きます。

そこへ為朝と充瑠も到着します。
「可愛い顔して蹴飛ばしやがって・・・お前何モンだ!」

「・・・見てれば?」

「・・・ヨドンチェンジ」
ええーーーーッ!!まさか・・・チェンジだと!?

チュイーーーーーン!!
(正直な話、この時、ちょっと「察し」ましたよね。
「ああ、はいはい、こっから着ぐるみね・・・」って)

バッサーーーー!!
巫女の装いが一変し、鎧装束と漆黒の翼が現れます。

そして、その顔が怪しげな光に包まれて・・・

バーーーーーン!!
巫女に扮していた謎の女が、ついにその実体を露わにしました。
果たして、彼女の正体とは?

「・・・ボクはヨドンナ・・・」

「ヨドン皇帝直属の・・・秘書官だよ?」
可愛いあの巫女の正体は・・・とんでもなくヤバいヤツだった!!

「今までの戦いは、ほんのお遊び・・・
真の恐怖におののくのは、ここからだよ、人間ども?」
皇帝秘書官ヨドンナ、キラメイジャーを目の前に、堂々の宣戦布告です。

「てンめぇ・・・」
怒りが収まらないのは為朝です。
「人間が好きとかほざきやがって・・・あれは何だったんだ!」

「好きだよ」
怒りの為朝に、平然と言い返すヨドンナ。
「恐怖に打ちのめされて、ボクらに闇エナジーを与えてくれるんだもん」

「人間ども・・・だぁ~いすき・・・」

ゾワワワワ~~~ン!!
為朝の気持ちを逆撫でするように舌を出すヨドンナ。憎たらしい顔です。

「ふざけンなァ!!」
為朝、怒り爆発!!
「キラメイチェンジ!!」

為朝、キラメイイエローにチェンジし、一目散にヨドンナのもとへ。
「はッ!」
右フックを仕掛けるイエローですが、ヨドンナは余裕でかわします。

踊るようなステップでイエローの攻撃をスルーするヨドンナ。
スピード自慢のイエローの攻撃がまったくヒットしません。

それでも、怒りに任せ立て続けにヨドンナに仕掛け続けるイエロー。
しかし、そんな渾身の攻撃もヨドンナの前で空を切るばかりです。
全力のイエローに対し、ヨドンナはお遊戯よろしく余力十分の様子です。

「はッ!」
イエローのバックブローがヨドンナの顔面を狙う!
しかしヨドンナ、これを右手でしっかりとガードし・・・

「フンッ!」
「うわッ!」
返す刀で伸びてきたイエローの右腕を掴んで引き離します。

「フンッ!」
ブンッ!
ヨドンナ、掴んだイエローの腕をそのまま下に引きずります。
ヨドンナの怪力に、思い通りに体を振られてしまうイエロー。

ヨドンナに動きを完全に掌握されてしまったイエロー。
ほぼ死に体となったまま、ヨドンナに引きずり込まれてしまいます。

「フンッ!」
「うッ!?」
ヨドンナ、がら空きになったイエローのボディに一撃を加えます。
この一撃で棒立ちになってしまうイエロー。

するとヨドンナ、相変わらずイエローの腕を固定したまま
やにわに態勢を低くして、イエローの懐に潜り込んだかと思うと・・・

「はあッ!!」
華麗かつ大胆な大開脚式の裏かかと落とし!
この意表を突く一撃は鮮やかにそして重厚にイエローのマスクを叩き・・・

「うわああああああッ!」
「為朝ッ!」
その体をおもちゃのコマのようにくるくると跳ね飛ばしてしまうのでした。
怒りモードのキラメイイエロー、ヨドンナに子供扱いされる完全敗北。

いともたやすくイエローを一蹴してしまったヨドンナ。強すぎる・・・
「人間どもを恐怖のどん底に堕としてあげる・・・」

「・・・その前にお前らを全滅だけどね?」
美しき皇帝秘書官ヨドンナの、地獄のショウタイムがスタートします。
「うわあああああッ!」
決死の覚悟でヨドンナに相対すキラメイジャーでしたが、ヨドンナどころか
ヨドンナによってパワーアップされた戦闘員にすら歯が立たず、
絶望的な能力差を見せつけられてしまいます。

「・・・・・」
大ダメージに悶絶するキラメイジャーを高台から見下すヨドンナ。
皇帝の命を受けて地球にやってきたこの美しき秘書官の目的とは・・・

「トンネルを作るのさ」
ヨドンナの狙いは、人間の闇エナジーによって作り出した爆弾の力で、
地球とヨドンヘイムとの間にワープホールを作ることでした。
「それさえ出来れば、邪面獣を大軍勢でまとめて送り込めるだろう?」

ヨドンナの恐ろしい計画に顔色を失うキラメイジャー。
「そんなことになったら・・・地球は・・・」

ズオオオオオン!!
壮烈な悪意と邪念をまとい、狂気の瞳でキラメイジャーを見下ろすヨドンナ。
彼女の出現、それは「人間ども」の終焉の合図なのでしょうか・・・

突如現れた最凶最悪の女幹部ヨドンナ!
果たしてキラメイジャーは、この強敵に勝つことができるのでしょうか?
「令和最初の素面レギュラー敵女幹部」
に、もちろん感慨がないわけではありませんが、
正直、SNS界隈のバカ騒ぎにバカ負けしてしまい、語る気は失せています。
「魔進戦隊キラメイジャー」より、記念すべき
「令和時代初のレギュラー素面敵女幹部」ヨドンナを取り上げます。
第25話
「可愛いあの巫女」
からのキャプです。
「ヌシカンさん!」
「!!・・・充瑠君!」
「はい!お久しぶりです!」
クリスタリア再興を目指し再びカナエマストーン捜索に乗り出した宝路。
その発掘場所は、充瑠にとって思い出の神社だったのです。
「この神社には・・・不死鳥伝説があるんだ!」
小学生時代の充瑠の心を捉え、足繁く通わせたこの神社には、
何やら不思議な力が宿っていそうな予感です。
そんないわくありげな神社に、これまたいわくありげな巫女の姿が・・・
「・・・・・」
弓を引き絞り、まっすぐに的を見据える眼差しです。
ビュンッ!!
「・・・・・」
射術を終えた美しき巫女は、まっすぐに充瑠たちの方へ歩いてきます。
「この神社の方ですか?」
「・・・いや」
おや?神主が知らない巫女って・・・彼女、何者?
「ワンダーキュートな巫女さんだな!」
巫女の美しさにテンションが上がる宝路、そして・・・
「・・・・・」
おやおや、為朝は一発でハートを掴まれてしまったご様子。
「君はいったい・・・」
ヌシカンさんの問いかけに対し、巫女が口を開きます。
「ボクは・・・大いなる力を感じて・・・ここに来たんだ」
え・・・ボクッ子、ですか・・・
巫女に見惚れた為朝は、彼女に駆け寄ります。
「めちゃくちゃキラキラしてるね君。何か、夢中になってるものがあるの?」
「・・・人間かな」
「え?」
あまりにも漠然とした答えに呆気にとられる為朝。
「おお~、文学的だなァ・・・」
その後ろで宝路が呑気に感心しています。
「ボク、人間が大好きだ・・・
たくさんの人からパワーをもらいたいんだ・・・」
抑揚のない話し方で、人間に対する思いを語る巫女。
確かに美しいのですが、彼女からはほとんど感情らしいものが見えません。
そんな中、3人のもとにヨドン反応が出たとの連絡が入ります。
「お宝探しは中断だな」
「ああ、行こう」
本隊と合流した3人は邪面師と交戦しますが、取り逃がしてしまいます。
「宝路サン?・・・戻ってお宝探し、再開だァ~~~!!」
反省もそこそこに、やる気満々でお宝探しの再開を宣言する為朝。
これはひょっとしなくても・・・
そして再開されたお宝探し。
チェンジャーを睨みながら一心にお宝を目指す宝路。その一方で・・・
「巫女さんどこぉ~?巫女さんどこぉ~?」
すっかりあの謎の巫女にご執心の為朝。お目当てはお宝より彼女か。
歩き続ける宝路とその一行。
その道中、チェンジャーをはめた宝路の腕を掴む人影が!
「すごいねェ・・・これ」
出た!謎の巫女さん!
「運命の再会」にテンションマックスの為朝は、宝路を突き飛ばし
「また会えたァァァァァ!!」
為朝に突き飛ばされた宝路・・・でしたが、飛ばされた先に何とお宝反応!
さっそく採掘を開始すると・・・
「うおおおおお!ワンダービンゴォ!!」
なんたる偶然!なんたる幸運!カナエマストーン、ゲットです。
「うおおおおお!」
この大発見に、もちろん為朝も大はしゃぎです。
3人を怪訝な表情で見つめる巫女。
「バンザーイ!バンザーイ!バンザーイ!」
そんな巫女の目の前でボーイズは万歳三唱です。
発掘されたカナエマストーンは「カナエマストーン エネルギア」
あらゆるものを「強力化」する力を秘めているようです。
この勢いでもうひとつのカナエマストーンも、と意気上がる一行。
しかし、その後をついてくる巫女のテンションは相変わらずです。
「君たち、さっき何で笑ってたんだ?」
「嬉しかったからさ!ずっと探してたものが見つかったんだ!」
「嬉しい?・・・人間は願いが叶ったら、笑うんだ?」
相変わらず浮世離れしたことを話す巫女です。
「嬉しいって・・・
こうなればいいなって思ったことが実現して、満足な気持ちだよ!」
「・・・なるほど、そういう時に笑うのか・・・」
「覚えとく」
またも浮世離れしたことをのたまう巫女さん。彼女は一体・・・?
「見つけた?」
「やった!」
再びのお宝反応!いよいよ意気上がる宝路と充瑠。
不思議そうに見つめる巫女と、そんな巫女をモジモジと見つめる為朝。
なんだか、いろいろと複雑な構図です。
しかし、好事魔多し。
お宝反応の正体は、カナエマストーンではなく、モンストーンでした。
「君は安全な場所へ!」
とっさに巫女をかばおうとする為朝。
しかし、突然現れた化け物を見ても、巫女にまるで動じる様子はありません。
「うわあああッ!」
チェンジした宝路と充瑠でしたが、出現したモンストーンは手強い。
苦戦の最中、宝路は手に入れたエネルギアを敵に取り込まれてしまいます。
「しまった!マジか!」
エネルギアのパワーを取り込んだモンストーンは・・・
「強力化」を果たし、巨大化!これは最悪の展開です。
目の前で展開されるロボ戦。相変わらず表情すら変えない巫女。
そして、つぶやきます。
「この場所で・・・決まり」
巫女は突然屈みこみ、河原の土をかき集めだします。
「・・・出来た」
手にした土の塊が・・・ん、何だこの形は?
巫女がその土塊を左の手首に乗せると・・・ズオオオオン!
見るからに禍々しい光を放ちながら土塊が形を変えていき・・・
バアアアアアアン!!
「・・・・・」
「ウッソだろ!?君何なんだ!?」
さっきまでほとんど「恋は盲目」状態だった為朝。
ここに至り、ようやくこの巫女の異常性に気が付いたようです。
巫女はチェンジャーらしきものに向かい、為朝を驚愕させる一言を発します。
「クランチュラ、聞こえるか?」
「はあ!?クランチュラ!?」
よりによって彼女が呼びかけた相手は、ヨドン軍の幹部クランチュラ!
突然の通信に驚いたのは受信相手のクランチュラです。
「お、お前!どこにいる!」
「地球だよ。お前の雑な作戦を、グレードアップするためにね」
「待てって!」
聞き捨てならないセリフを吐き続ける巫女に、とうとう為朝が手を出します。
しかし、為朝が彼女の肩に手をかけたその瞬間・・・
「フンッ!」
「うわあッ!」
為朝、ものすごい力でかけた手を振りほどかれ・・・
「はッ!」
ズンッ!
「!?」
目にもとまらぬ速さで飛んできた巫女の膝蹴りを鳩尾に直撃されてしまいます。
速さと重さを兼ね備えた巫女のヒザは為朝の体を軽々と弾き飛ばし・・・
バシャーーーーン!!
為朝を清流の中へと叩きこんでしまうのでした。
「・・・・・」
水浸しになりながら痛みに表情をゆがめる為朝を冷ややかに見据える巫女。
「ボクに気安く・・・近づくな」
為朝を脅威的な強さで一蹴した巫女はクランチュラとの通信を再開します。
「とっととバクダン邪面の居場所を、教えな」
この傲岸不遜な巫女の発言にクランチュラもブチ切れです。
「エラそうな口を利くな!ポッと出の新入りのクセにィィィ!!」
「・・・ボクが誰だか・・・わかってるよねェ?」
「ボクの命令は、ヨドン皇帝の命令だ!ボケェェェ!!」
クランチュラの鏡の向こうの巫女の目が紫に光ると・・・
「ぎゃああああああああッ!!」
クランチュラの全身が怒りの雷に貫かれた!!
こうなっては、クランチュラも口を割らないわけには行きません。
「新都心だね・・・わかった」
クランチュラから邪面師の居場所を聞き出した巫女は、
依然ダメージにうずくまったままの為朝を尻目に忽然と姿を消してしまいます。
そして、新都心。
そこではすでに邪面師とキラメイジャー本隊が交戦していました。
戦いはキラメイジャー優勢で展開していたのですが・・・
バーーーン!!
そこに割って入ってきたのは謎の巫女!
「バクダン邪面・・・控えろ」
「ははァッ!」
巫女の威光を前に邪面師が跪きます。
そこへ為朝と充瑠も到着します。
「可愛い顔して蹴飛ばしやがって・・・お前何モンだ!」
「・・・見てれば?」
「・・・ヨドンチェンジ」
ええーーーーッ!!まさか・・・チェンジだと!?
チュイーーーーーン!!
(正直な話、この時、ちょっと「察し」ましたよね。
「ああ、はいはい、こっから着ぐるみね・・・」って)
バッサーーーー!!
巫女の装いが一変し、鎧装束と漆黒の翼が現れます。
そして、その顔が怪しげな光に包まれて・・・
バーーーーーン!!
巫女に扮していた謎の女が、ついにその実体を露わにしました。
果たして、彼女の正体とは?
「・・・ボクはヨドンナ・・・」
「ヨドン皇帝直属の・・・秘書官だよ?」
可愛いあの巫女の正体は・・・とんでもなくヤバいヤツだった!!
「今までの戦いは、ほんのお遊び・・・
真の恐怖におののくのは、ここからだよ、人間ども?」
皇帝秘書官ヨドンナ、キラメイジャーを目の前に、堂々の宣戦布告です。
「てンめぇ・・・」
怒りが収まらないのは為朝です。
「人間が好きとかほざきやがって・・・あれは何だったんだ!」
「好きだよ」
怒りの為朝に、平然と言い返すヨドンナ。
「恐怖に打ちのめされて、ボクらに闇エナジーを与えてくれるんだもん」
「人間ども・・・だぁ~いすき・・・」
ゾワワワワ~~~ン!!
為朝の気持ちを逆撫でするように舌を出すヨドンナ。憎たらしい顔です。
「ふざけンなァ!!」
為朝、怒り爆発!!
「キラメイチェンジ!!」
為朝、キラメイイエローにチェンジし、一目散にヨドンナのもとへ。
「はッ!」
右フックを仕掛けるイエローですが、ヨドンナは余裕でかわします。
踊るようなステップでイエローの攻撃をスルーするヨドンナ。
スピード自慢のイエローの攻撃がまったくヒットしません。
それでも、怒りに任せ立て続けにヨドンナに仕掛け続けるイエロー。
しかし、そんな渾身の攻撃もヨドンナの前で空を切るばかりです。
全力のイエローに対し、ヨドンナはお遊戯よろしく余力十分の様子です。
「はッ!」
イエローのバックブローがヨドンナの顔面を狙う!
しかしヨドンナ、これを右手でしっかりとガードし・・・
「フンッ!」
「うわッ!」
返す刀で伸びてきたイエローの右腕を掴んで引き離します。
「フンッ!」
ブンッ!
ヨドンナ、掴んだイエローの腕をそのまま下に引きずります。
ヨドンナの怪力に、思い通りに体を振られてしまうイエロー。
ヨドンナに動きを完全に掌握されてしまったイエロー。
ほぼ死に体となったまま、ヨドンナに引きずり込まれてしまいます。
「フンッ!」
「うッ!?」
ヨドンナ、がら空きになったイエローのボディに一撃を加えます。
この一撃で棒立ちになってしまうイエロー。
するとヨドンナ、相変わらずイエローの腕を固定したまま
やにわに態勢を低くして、イエローの懐に潜り込んだかと思うと・・・
「はあッ!!」
華麗かつ大胆な大開脚式の裏かかと落とし!
この意表を突く一撃は鮮やかにそして重厚にイエローのマスクを叩き・・・
「うわああああああッ!」
「為朝ッ!」
その体をおもちゃのコマのようにくるくると跳ね飛ばしてしまうのでした。
怒りモードのキラメイイエロー、ヨドンナに子供扱いされる完全敗北。
いともたやすくイエローを一蹴してしまったヨドンナ。強すぎる・・・
「人間どもを恐怖のどん底に堕としてあげる・・・」
「・・・その前にお前らを全滅だけどね?」
美しき皇帝秘書官ヨドンナの、地獄のショウタイムがスタートします。
「うわあああああッ!」
決死の覚悟でヨドンナに相対すキラメイジャーでしたが、ヨドンナどころか
ヨドンナによってパワーアップされた戦闘員にすら歯が立たず、
絶望的な能力差を見せつけられてしまいます。
「・・・・・」
大ダメージに悶絶するキラメイジャーを高台から見下すヨドンナ。
皇帝の命を受けて地球にやってきたこの美しき秘書官の目的とは・・・
「トンネルを作るのさ」
ヨドンナの狙いは、人間の闇エナジーによって作り出した爆弾の力で、
地球とヨドンヘイムとの間にワープホールを作ることでした。
「それさえ出来れば、邪面獣を大軍勢でまとめて送り込めるだろう?」
ヨドンナの恐ろしい計画に顔色を失うキラメイジャー。
「そんなことになったら・・・地球は・・・」
ズオオオオオン!!
壮烈な悪意と邪念をまとい、狂気の瞳でキラメイジャーを見下ろすヨドンナ。
彼女の出現、それは「人間ども」の終焉の合図なのでしょうか・・・
突如現れた最凶最悪の女幹部ヨドンナ!
果たしてキラメイジャーは、この強敵に勝つことができるのでしょうか?
「令和最初の素面レギュラー敵女幹部」
に、もちろん感慨がないわけではありませんが、
正直、SNS界隈のバカ騒ぎにバカ負けしてしまい、語る気は失せています。