小数の掛け算は、消費税や利息を計算するときなど、日常でもよく使われています。しかし、これらの計算をするときは、結果を間違えないように電卓や計算アプリを用いることが多いのではないでしょうか。
小数の掛け算は小学校で習う基礎計算の一つです。自分でも答えを出せるよう、計算方法を復習してみませんか?
問題
次の計算をしなさい。
3.2×0.4÷2
解答
正解は、「0.64」です。
正しい答えが出せたでしょうか?64や6.4と答えてしまった人もいるかもしれませんね。
次の「ポイント」では、小数の掛け算・割り算の仕方について説明しています。ぜひ、ご覧ください。
ポイント
この問題のポイントは「答えの小数点の打ち方」にあります。
まずは、式の冒頭の「小数の掛け算」からしていきましょう。計算ルールをまとめると、次のようになります。
<小数の掛け算のルール>
ステップ1:小数の小数点を右に動かして整数の掛け算を作る。
ステップ2:整数の掛け算をする。
ステップ3:掛け算の答えの小数点をステップ1で右に動かした桁数の合計分、左に動かす。
さっそく、3.2×0.4をこの3ステップで計算してみましょう。
ステップ1:小数点を動かして32×4を作る。このとき3.2→32、0.4→4で小数点は右に合計二桁分動いている。
ステップ2:32×4=128をする。
ステップ3:128=128.0と考え、小数点を左に二桁分動かして1.28を作る。
これで、小数の掛け算は終了です。
3.2×0.4÷2
=1.28÷2
次に、小数÷整数の割り算をしましょう。
このタイプの割り算では、答えの小数点の位置を割られる数の小数点とそろえることが重要です。
1.28÷2
=0.64
割り算の筆算で、割られる数の小数点を答えのスペースの真上にあげるイメージです(以下の図を参照してください)。
これで、無事正解にたどり着きましたね。
まとめ
今回は、小数の掛け算と割り算の方法を復習しました。
小数の掛け算は、まず整数の掛け算として計算します。最後に整数の掛け算にするとき「右に」移動した桁数の合計分、今度は答えの小数点を「左に」移動します。
小数÷整数の割り算では、答えの小数点は割られる数の小数点の位置にそろえます。ただしこのルールは、÷小数の場合は通用しません。÷小数の計算ルールは、本シリーズの別の回で紹介しています。興味のある方は引き続き、チャレンジしてみてくださいね。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。
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