犬山ねこたは、なぜか自分たちの方が「フツーの人たち」とよく接しており、
プロテスター界隈がプロテスターとしか付き合いがない、と思い込んでいる。
例えば正常会は飲み会を一切しない。
会員たちは、集まってもミッションが終われば秒速で解散する。そんな界隈の常識すら知らない。
当然、プロテスターは個々に仕事を持ち、一般社会と接点を持っている。
その上で、歩道橋や県庁前のアレをやってるのである。
犬山は、それが自分の目から奇異に映るからと言って、プロテスターの世界を狭い、と決めつける。自分の方が広い世界を知ってると勝手な優越感を持ち、あるいはそれに縋り、「そんなことでは世の中は変わらない」と嘯く。
あのね…俺たちはお前じゃないんだよ。
お前よりもっと色々経験して広い世界を見て、絶望してきてんの。
その上で、現実を変えるには現場に出るしかないという最短かつ唯一の解を見出して実践してるわけ。
犬山はまだ炬燵でなんとかできると思っているらしい。
絶望が足らないんよ。
知ってる世界が狭い。
犬山には何もない。
世界と自分についての中途半端な絶望を反芻して自らを慰めながら、家で「観察」だけしてれば良い。
それも事後に、死人のように、ね。