23歳妊婦“見知らぬ国で出産”住民27人のうち1人がインド人、言葉の壁で孤立する女性も…馬産地・北海道浦河町で支援員が見つめる共生のカタチ
■23歳の妊婦は、初めての出産を浦河町で… 去年、浦河町は「外国人サポートセンター」を設置。稲岡さんも町の依頼を受け、毎週10軒ほどの家庭を訪問します。 稲岡千春さん 「ふたりとも日赤病院で」「おばあちゃん、っていうのは私です」 お腹にいた時から知っている、インド人の子どもたちも増えました。 町で唯一、お産ができる「浦河赤十字病院」です。 インド人のパルウィーン・シャージアさん(23)は、妊娠36週目。はじめての出産です。妊婦健診にも、稲岡さんが通訳として付き添います。 母子手帳もヒンディー語です。町は2020年から発行をはじめました。 翻訳アプリを使う看護師 「もし破水した時は、抗生物質の点滴を使います」 問診は翻訳アプリを使って、進めていきます。 稲岡さんが書き進めるのは、「RSワクチン」接種の同意書です。 日本語で書かれた説明を翻訳し、丁寧に確認を取って代筆します。 見知らぬ国での出産に不安は尽きません。 医師「ご質問とかありますか?」 パルウィーン・シャージアさん「(ヒンディー語)ない」 稲岡さん「ありません」 医師「貧血があるので…」 少しでも不安を減らそうと、支援が続けられます。 稲岡千春さん 「浦河町に来てで安心してママになれるという環境があったらいいかなと思っています」 ■インド人と働き合う馬産地、町をあげて交流と支援 馬産地の人材不足に、なぜインド人だったのか。それは、競馬が生まれたイギリスの植民地時代から、インドは馬の扱いに長け、そのチカラを求めてのことでした。 日本人とインド人が働き合うマチへ。スーパーの売り場も、他にはない品揃えが…並んでいました。 浦河町にあるスーパー「コープさっぽろパセオ堺町店」の売り場は、ほかの店舗とは違う、品揃えです。 目につくのは、牛乳やヨーグルトの品数。インドの食文化にあわせ、「ハラル食品」も豊富です。 店員のナヴィーン・クマルさん(33) 「インド人は牛乳とヨーグルトが大好きです。子どものころから牛乳を飲んでいます」
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