小泉防衛相が「共産党さんミサイル大好き」と答弁 それを笑う茂木外相… 揶揄する姿勢を山添拓氏が猛批判

2026年4月24日 21時25分 有料会員限定記事
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小泉進次郎防衛相が4月21日の参院外交防衛委員会で、武器輸出に関する質問をした共産党の山添拓・政策委員長に「共産党さん、ミサイルが大好きなので」と発言したやりとりが、SNSで拡散している。「山添拓さん、おちょくられる」といった嘲笑を交えた投稿も相次いでいる。
共産党は昨秋から、反撃能力として整備が進む長射程ミサイルの国内配備について、地元住民の不安を指摘し、政府を追及してきた。
山添氏は24日の記者会見で、東京新聞の質問を受け、小泉氏の発言を厳しく批判した。(川田篤志)

◆武器輸出全面解禁の日に起きた応酬

参院外交防衛委で答弁する小泉防衛相=21日、国会で(佐藤哲紀撮影)

21日は、政府が半世紀にわたり抑制してきた武器輸出ルールを見直し、殺傷能力を持つ装備品の事実上の全面解禁を閣議決定した日だった。
山添氏は外交防衛委で、戦闘機や艦艇、さらには政府が憲法上保有できないとしてきた長射程ミサイルまで輸出対象になり得ると指摘。朝日新聞社の世論調査では全面解禁への反対が賛成を大きく上回っていると紹介し、「この世論を無視して強行するのか」と政府の姿勢をただした。
これに対し小泉氏は、読売新聞社の調査では反対が多いものの僅差だったと反論。そのうえで「山添先生はミサイルを例に出しますが、共産党さんはミサイルが大好きなので、今までも『ミサイル列島』とか言われていますけど…」と述べた。
この発言の直後、小泉氏の隣席の茂木敏充外相が声を上げて笑い、議員席の一部からも笑いが漏れた。

◆「質問と関係ない」との指摘に聞き入れずに…

山添氏が「質問と関係ない」と指摘したが、小泉氏は「いや、関係あります」と言い返した。

記者会見する共産党の山添拓・政策委員長=24日、国会内で(川田篤志撮影)

その後、小泉氏は17~19日の自身のオーストラリア訪問に言及し、「(マールズ国防相と)話をしてきたのはミサイルではなく、護衛艦『もがみ型』の能力向上型の移転でありますし…」と説明。武器輸出の解禁は「日本にとって望ましい安全保障環境を創出していくための必要な施策」と強調したが、ミサイルと直接関係する答弁はなかった。
この質疑のもようを収めた動画は20万回以上再生され、SNSでも関連する投稿が相次いでいる。

◆山添氏「反対の声をちゃかすように返すのは危険」

山添氏は24日の記者会見で、小泉氏の発言について「私が例に挙げた『ミサイル』に条件反射...

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    みんなのコメント2件

  • ユーザー
    ムジナ 1 時間前

    ミサイルを配備すれば当然有事の際そこは狙われる。ミサイル配備で国家全体として安全性が増すかどうかはともかく、配備された地域に絞ってみれば間違いなく危険は増している。沖縄への基地偏在に象徴されるように軍事力強化とはこうした地域間の不公平、不正義と背中合わせである。だからこそ政治家は言葉を尽くしてその配備の必然性について説明しなければならない。国家として抑止力が向上するといった抽象的な言葉では足りない。なぜ今なぜその兵器をなぜその場所に配備する必然性があるのか、機密に触れない範囲でつぶさに語らなければならない。
    武器輸出解禁についても自国生産能力の向上や同志国を含めた地域の対処力の向上といった良い面ばかりが強調される。しかし、輸出された武器の使用先や配備先だけを見れば、それは安全の輸出ではなく、危険の輸出に他ならない。だからこそ日本の戦後の平和外交と相容れない性質を帯びる政策転換の必然性について、小泉大臣は言葉を尽くして説明する責任があった。山添議員の質問を茶化すような小泉大臣の発言は、そうした防衛部門の最高責任者としての説明責任を無視した、職務に反する態度と言わざるを得ない。

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  • ユーザー
    わきやま 10 時間前

    「ミサイル大好き」なのは共産党ではなく、国会議論から逃げて殺傷能力のある武器輸出を全面解禁した自民党の方ですが。

    国会での発言ですので、
    小泉防衛相は、1)「共産党さんはミサイルが大好きなので」という発言の根拠。
    2)「山添氏が「質問と関係ない」と指摘したが、小泉氏は「いや、関係あります」と言い返した」やり取りの論理的整合性。
    以上の2つに回答する必要があります。

    特に2)は論理性の欠片のもない言葉で、巷で「シンジロー構文」と揶揄されていますが、もはやここまでいくと「構文」とさえいうことができず、まったく意味不明で、もはや国会議員の責に耐える能力を有しているとは考えられません。

    なぜ小泉防衛相は、このような滅茶苦茶な発言をするのか?おそらく自民党大会で現役自衛官が国歌斉唱した問題から国民の目を逸したいからでしょう。メディアは追究の手を緩めてはなりません。

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