作家らとAnthropicの間で争われている、会話型AI「Claude」の学習をめぐる画期的な著作権訴訟は、10万件近い請求が提出され、終結に近づいている。
原告団は、和解合意の最終承認を求める申し立てを行い、「クラス(集団)の意思は示された」と述べた。Anthropicは総額15億ドル(約2400億円)を支払う見込みで、著者には対象作品1点につき3000ドル(約48万円)が支払われる。
この訴訟では、AnthropicがClaudeの学習のために、「Library Genesis」や「Pirate Library Mirror」といった海賊版コンテンツサイトから50万点以上の著作物を違法にダウンロードしたとされる。
手続き開始以来、10万件近い請求が行われ、和解を辞退した人は0.5%未満だった。
和解合意に基づき、Anthropicはリリース済みのClaudeモデルで海賊版コンテンツを使用していないことを証明し、訴訟参加者の作品の海賊版コピーをすべて破棄することを約束した。
米連邦地方裁判所のWilliam Alsup判事は当初、訴訟の対象となる著者が参加する時間が足りないことを懸念し、和解の承認を保留していた。その結果、支払い対象となる著者に広く周知するプログラムが展開された。
このプログラムには、従来の郵便や電子メール、SNSなどのデジタルチャネルに加え、専門家や非公式の著者・出版社のネットワークが活用された。和解に関する公式ウェブサイトには、対象作品を検索できるデータベースや、重要な書類、日程などの詳細も掲載されている。
裁判所は4月23日に最終承認の申し立てを審理する予定で、訴訟参加者が請求を行う最終期限は3月30日となっている。
最終的な申し立てには、作家団体などによる合意への支持を表明する一連の声明が含まれている。和解金は、著作権関連では史上最高額となる見通しだ。
この記事は海外Ziff Davis発の記事を4Xが日本向けに編集したものです。
Amazonのアソシエイトとして、CNET Japanは適格販売により収入を得ています。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
そのAI、精度の低いデータで動かしてない?
顧客DBの落とし穴と成果につながる整備
問われるのは、“ひと目で伝わること”
Plaud NotePin Sが示す会議記録の新しい形
地域交通を支える管理業務を刷新
佐渡汽船が取り組むDXの現実解
ドコモビジネス×海外発スタートアップ
共創で生まれた“使える”人流解析とは