キッコーマン、デルモンテの長野工場を閉鎖 拠点集約
キッコーマンは25日、子会社の日本デルモンテでトマトジュースなどをつくる長野工場(長野県千曲市)を閉鎖すると発表した。2025年6月までに同工場での生産を終了し、群馬工場(群馬県沼田市)に約19億円を投資して機能を移管する。メイン商品は生産を続けるが、一部の品目は生産を中止して効率を高める。
日本デルモンテの長野工場は1961年に稼働を始め、現在はトマトジュースや野菜ジュース、果汁飲料など飲料を中心に生産している。移管先の群馬工場はケチャップやソースといった調味料が中心だ。
機能の移管にともない、現在群馬工場で生産しているキッコーマンの焼き肉のタレなど一部商品は、24年4月から稼働を予定する千葉県野田市の新工場で生産する。新工場ではしょうゆ関連調味料を専門に製造する。
長野工場で働く正社員61人は群馬工場への配置転換のほか、国内グループ各社の事業所、外部企業などへの再就職を支援する。
長野工場の閉鎖にともない、日本デルモンテの生産拠点は群馬工場の1拠点のみとなる。生産を終えた長野工場の土地や建物の用途は未定という。
キッコーマンは同日、24年3月31日を基準日として1株を5株に分割すると発表した。株式分割は現在の制度になってから初めて。足元で約82万円となっている1単元(100株)あたりの投資金額を引き下げ、投資家層の拡大を図る。
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