「本人もつらいと…」ドジャース同僚父が急死の訃報、大谷翔平は「MR」と帽子に記した「ショウヘイは人として素晴らしい」ロハスが感激した日
ワールドシリーズ3連覇へ突き進む大谷翔平とロサンゼルス・ドジャース。「テレビに映らない舞台裏」を番記者は見た。〈NumberWebレポート/随時配信〉 【貴重写真】同僚の亡き父へ…じつは大谷が帽子に記していた「MR」の文字と「ショウヘイ、ありがとう」ロハスの“追悼スパイク”。「普段はデコピンポーズ!」仲良しな2人や岡本ともニコニコなど《翔平とドジャースのテレビに映らない日常》を全部見る
WS再戦で無失点登板も「投げ心地は…」
《4月8日ドジャースvsブルージェイズ(ロジャーズ・センター)●3-4》 大谷翔平にとってワールドシリーズ(WS)第7戦以来、158日ぶりのトロントでの登板だった。初回、先頭のジョージ・スプリンガーへの初球シンカーは、ボールの判定。捕手スミスがいきなりABSチャレンジを敢行した。先発投手の初球のチャレンジは初めてで失敗に終わったが、大谷は「ボールかなとは思った」と苦笑い。その後1死一、二塁を招くも、ヘスス・サンチェスを三邪飛、メジャー初対戦の岡本を今季自己最速100.1マイル(約161キロ)直球で空振り三振に斬った。 3回に捕逸で傷口が広がり、サンチェスの左翼線適時二塁打で先制を許した。昨年8月から続いた連続イニング無失点は24回2/3で止まったが、崩れない。直球の平均球速は前回登板より1.5マイル速い98.3マイル(約158キロ)と球威があり、6回4安打1失点。今季2勝目の権利を持って降板も救援投手がリードを守れず、チームの連勝は5で止まったが、昨年8月27日から続く“連続イニング自責点ゼロ”は継続中でメジャー最長の28回2/3に伸ばした。 試合後、大谷は涼しげな表情だった。 「出来は良くなかったけど、責任を持って球数はしっかり投げられた」 96球の熱投で勝敗は付かなかったが6回4安打1失点(自責点0)。昨秋ワールドシリーズで激闘を演じたブルージェイズ打線を力で抑え込んだ。それでも「投げ心地が良くなかった」とまだ万全ではないという。
ブルペンでのボールペン使用、その答えは
今季2度目、8日ぶりの取材対応。私は迷った結果、前日にブルペンで土やスパイクの甲にペンで印をつけ、シャドーピッチングを行った意図について質問した。 「キャッチボールからそんなに感覚が良くなかったので。自分の立ち位置だったりとか立つ角度だったりとか、球場によってもブルペンとマウンドでも違うし、感覚ばかりに頼ってくると、ちょっとズレてくるものではあるので、そこの確認です」 24年6月から打席でもバットを地面に置き軸足となる左足の“立ち位置”を決めているが、マウンドでは右足の“立ち位置”を意識し、再現性の高い投球を目指している。大谷の投打のパフォーマンスがいかに繊細なこだわりから生まれていることが分かる。 3日のナショナルズ戦で今季初アーチを放った際の「お祈りポーズ」については他社の後輩記者が聞いた。 「特別な意味はないですね。まあ長いこと(本塁打が)出てなかったので。まあ打撃コーチとかいろんな人と相談してましたし。ようやく1本打てて良かったなって」 このポーズに関してはメディアの間でもいろいろな憶測が流れたが、極めてシンプルな思いを聞いてホッとした。
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