英国、50万人分の医療データ流出 中国アリババのECサイトに出品
【ロンドン=江渕智弘】英政府は23日、国内の50万人分の医療データが流出し、中国のアリババ集団の電子商取引(EC)サイトに出品されていたと発表した。英政府が資金支援するデータベース「UKバイオバンク」から中国の研究機関を経由して漏洩した。
電子政府・データ担当のマレー閣外相が議会で説明した。アリババのECサイトに3件の出品を確認したとUKバイオバンクの運営者から報告を受けたという。そのうち少なく...
※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)- 山崎俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授分析・考察
UKバイオバンクは審査付き研究用途限定の大規模バイオメディカルデータ基盤であり、データも安易に手元にダウンロードできるものではありません。当然秘密保持等の契約が必要で、このデータが外部に流出したとすると、研究倫理の問題です。こんなことをする不届き者がいると、性善説を前提に研究用にと提供されているものが、特定の国や機関は提供NGとなってしまい、科学の発展そのものにブレーキがかかってしまう恐れもあります。
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新) - 柯 隆東京財団 主席研究員ひとこと解説
これは深刻だ。今の時代はデータがすべてである。MI6などイギリス当局は何をしているのか。情報戦は単なる007のような遊びのゲームではない。無防備だから情報を取られる。しかも、ECサイトに出品されるまで、イギリスの関連機関は知らなかったようだ。ことがいっそう深刻に受け止めないといけない。本件は日本にとって単なる対岸の火事にならないはずである
この投稿は現在非表示に設定されています
(更新)
Think! の投稿を読む
有料登録すると続きをお読みいただけます。無料登録でも記事消費(一定数限定)をすることで閲覧できます。