オランダ大使「歴史を知り、失敗から学ぶ」ホロコースト記念館を訪問

武田啓亮
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 2025年6月で開館30周年を迎えたホロコースト記念館(広島県福山市)で7日、記念行事が開かれ、駐日オランダ大使が来館した。地元の中高生らが大使を出迎え、英語で館内を案内した。

 記念館は同館理事長の大塚信さん(76)とアンネ・フランクの父、オットーさんとの交流がきっかけで1995年に設立された。ヒルス・ベスホー・プルッフ大使は生徒らの英語での解説を聞きながら、ドイツ占領下のオランダにあったアンネの隠れ家の模型や、強制収容所で殺された子どもの靴などの展示物に見入っていた。

 プルッフ大使は生徒たちに「オランダ人がもっと強くナチスに抵抗すれば、より多くのユダヤ人を助けられたはずだと、私たちは今も問い続けている。自国の暗い歴史を知り、失敗から学ぶことで明るい未来を作ることができる」とスピーチした。

 講演後、記者からイスラエルパレスチナ侵攻について問われると、「ホロコーストやジェノサイドを繰り返さないためには、法の支配、民主主義、人権などの価値観が守られなければいけない。オランダ政府としてはパレスチナの人々のことを非常に心配しており、イスラエルとパレスチナの間で平和的な合意が結ばれることを望んでいる」と話した。

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この記事を書いた人
武田啓亮
福山支局|withnews
専門・関心分野
歴史、戦争と平和、教育、サブカルチャー