「プレミア昇格」でも構想外? W杯目前、森保監督から“忘れられた”海外組の現在地
森保ジャパンのシステム変更が大きく影響したのが、毎熊晟矢(AZアルクマール)だ。第2次森保ジャパンが挑んだ2024年のアジア杯では、5試合中3試合にスタメン出場し、攻撃的な右サイドバックとして存在感を放った。 だが、1対2で敗れた準々決勝・イラン代表戦では“狙われる”形で守備力不足を露呈。そして大会後に森保監督が4バックから3バックへ移行すると一気に序列が低下。右サイドバックのライバルだった菅原由勢は生き残ったが、毎熊は同年3月のW杯二次予選・北朝鮮戦を最後に、そのまま代表名簿から名前を消すことになった。 所属クラブでも2024-25シーズンは公式戦44試合に出場して2ゴール4アシストと活躍したが、今季は負傷離脱の期間も長く、公式戦出場9試合のみ。28歳の働き盛りの年齢でありながら「元」日本代表となっている。 元JリーグMVPの岩田智輝(バーミンガム・シティ)は、海外での“苦労”によって森保ジャパンの中に入ることができないまま、29歳となった。 優れた対人能力を武器に2022年に横浜F・マリノスのJ1優勝の原動力となり、年間最優秀選手に選出され、E-1選手権で日本代表としてプレーした。しかし、2022年冬に加入したセルティックでは在籍1年半で能力を発揮し切れず。 2024年夏に加わった当時イングランド3部のバーミンガム・シティでは主力として2部昇格の立役者となり、チャンピオンシップを戦っている今季も不動のボランチとして働いているが、森保ジャパンにおいては招集するタイミングを逸し、アピールする機会を逃した印象だ。ボランチ、CBの両方でプレー可能で代表に定着していてもおかしくない能力を持っているはずだが、両ポジションともに激戦区であり、候補外となっている。 チャンピオンシップで大活躍している日本人の筆頭格として挙げられるのが、29歳の坂元達裕(コヴェントリー・シティ)だろう。必殺のキックフェイントが武器のドリブラー。モンテディオ山形、セレッソ大阪で活躍して日本代表入りし、2021年に2試合に出場した。