今井達也、メジャー電撃移籍の直前まで「正式オファー0」だった 独占密着で明かした、期限ギリギリの攻防
◆期限当日の逆転劇、アストロズ入団の理由
そして年が明け、交渉期限当日の1月3日。ついにアストロズへの入団が正式に発表された。いかにして契約合意に至ったのか。 「期限2日か3日前くらいですかね。ボラスの通訳さんに『22時くらいからスコットとみんなで電話できますか?』って言われて、そこで(オファーの)内容を教えていただいた感じです。(ほかのオファーと見比べる時間は)そんなになかったです」(今井) なぜ最終的にアストロズを選択したのか。そこには今井らしい理由があった。 「日本人があまり馴染みがないですし、ヒューストンっていう街も馴染みがなかったので、良いなと思って決めた感じですかね」(今井) まさに交渉期限ギリギリの移籍決定。アストロズを選んだのは、あえて日本人選手のいない環境に身を置くためだった。 西武との話し合いからここに至るまで、実に3カ月。入団会見の場では、長く苦しかったその胸中を語った。 「本当にメジャーでプレーできるのか、契約できるまで正直不安もすごくあって、寝られない日もたくさんありました。今回ポスティングを承認してくださった西武ライオンズ、シーズン中どんなときも味方でいてくれた家族のみんな、交渉にあたってくれたボラス社のスコットをはじめ、みなさんに感謝しています。そういう人たちのために、ワールドチャンピオンを目指して頑張りたいと思っています」
今回、今井がアストロズと結んだ契約は、出来高を含め3年最大99億円。古巣・西武におよそ16億円の譲渡金が支払われることとなった。 本拠地のグラウンドに足を運んだ今井は、「マウンドに実際に立ってみて、投げやすそう」と手応えを口にしている。 アストロズの好きなポイントを問われると、「監督やオーナーやGMが勝ちに対して貪欲。GMも僕の負けず嫌いなところがすごく好きと言ってくれたので、改めて良いチームだなと思いました」と笑顔で語った。 今井達也、メジャー挑戦記。その続きに注目だ。