「わずか12時間でファンを激怒させた」今井達也のアストロズ入りにヤンキース専門メディアが“嘆き”と“皮肉”「因縁の宿敵にさらわれた」
西武からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた今井達也のアストロズ入り決定のニュースが、現地時間1月1日に米国内で大きく報じられた。翌2日には、正式に獲得を発表。3年総額5400万ドル(約85億円)という契約がかわされ、投球イニングによっての出来高、さらにシーズン毎でのオプトアウトも付く条件で合意に至ったという。 【動画】キャッチボールのような力感でこの伸び!西武・今井の圧巻ピッチング ストーブリーグで注目を集めていた日本人右腕の新天地が新年早々に決定し、現地ではさまざまな反応が上がった。ヤンキース専門サイト『FANSIDED YANKS GO YARD』では、今井の去就に決着がついてから間もなく、「ヤンキース、タツヤ・イマイを“因縁深い宿敵”アストロズにさらわれる」と銘打ったトピックを配信している。 今回のトピックで同メディアは、今井のアストロズ加入の一報を受け、「ヤンキースは、2026年が始まってわずか12時間でファンを激怒させた。これは新記録かもしれない」などと主張。過去にプレーオフなどで幾度となくヤンキースの前に立ちはだかったライバル球団が、オフの目玉に位置付けられていた日本人投手を獲得した事実に悔しさを滲ませる。 さらに、「イマイが選んだのは、これまで公に全く結び付けられていなかったアストロズだった」と伝えながら、やや特殊な形態となった契約内容にも触れており、「イマイにとって、この契約は理想的な形だ。長期拘束ではない。過剰なリスクもない」と綴っている。 同メディアは、今回の今井争奪戦にヤンキースが真剣に乗り出していなかったと見ており、「イマイが他球団へ向かう流れは、ほぼ避けられないものに映っていた」と指摘。また、トピック内では他にも、「自ら勝負に出ることはなく、宿敵が得をする形を黙認したにすぎない」などと、皮肉を込めた一文も記している。 ヤンキースは勝利が宿命づけられているが故、移籍市場での動きにも現地メディアからの厳しい声が向けられる。今回の今井をめぐる球団の判断がどのような未来に繋がるのか。その答えは、新シーズンでの戦いぶりにより証明されることになるはずだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]