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アストロズは今井達也を援護できるのか。昨年の得点は少なく、新たに加わったスラッガーは皆無

ベースボール・ライター
ホゼ・アルトゥーベ(ヒューストン・アストロズ)Sep 24, 2025写真:Imagn/ロイター/アフロ

 昨年、ヒューストン・アストロズは紙一重の差でポストシーズンにたどり着けなかった。アストロズと同じく87勝を挙げたデトロイト・タイガースは、ワイルドカードを手にした。

 8年続いていたポストシーズン進出が途切れた要因は一つではないが、もう少し得点が多ければ、ストリークは継続していた気もする。2017~24年の8シーズンとも、1試合の平均得点は4.50を上回っていた。それに対し、2025年の平均得点は4.23にとどまった。

 今オフ、アストロズは今井達也らを迎え入れている。けれども、得点の増加につながりそうな野手は加わっていない。マウリシオ・デュボンと交換にアトランタ・ブレーブスから獲得したニック・アレンは、2025年に416打席で出塁率.284とOPS.535。通算1176打席の数値も、あまり違いはない。通算のホームランは9本に過ぎず、2025年は0本だった。

 また、2025年にアストロズでホームランが20本を超えた2人、27本塁打のクリスチャン・ウォーカーと26本塁打のホゼ・アルトゥーベは、来シーズンの年齢(6月30日時点)が35歳と36歳だ。

 ただ、このままのメンバーでも、ホームランや得点が2025年より増える可能性はある。

 ヨーダン・アルバレスのホームランは、2021~24年の4シーズンとも30本を上回っていた。このスパンのホームランがアルバレスの計136本より多かった選手は、5人しかいない。2025年の6本塁打は、110試合以上の欠場が大きな理由だ。102試合で20本塁打のイサック・パレイデスも、2023年に31本のホームランを打っている。

 彼らと比べると、カルロス・コレイアにそこまでのパワーはないものの、昨夏のトレードでアストロズに戻ってからは出塁率.355を記録した。その前にアルトゥーベとともにプレーした2015~21年の出塁率はトータルで.356。こちらはまだ31歳だ。

 アストロズは、ブルペンも悪くない。2025年に50イニング以上&防御率3.10未満の投手を5人擁する。彼らのうち、4人の奪三振率は10.40以上。なかでも、クローザーのジョシュ・ヘイダーとセットアッパーのブライアン・アブレイユの奪三振率は13.00前後と高かった。

 むしろ、不安が大きいのは、今井が加わるローテーションかもしれない。それについては、こちらで書いた。

「アストロズが手に入れた先発投手は今井達也が3人目。ローテーションの状況は…」

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ありがとうございます。
ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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