今井達也、岡本和真らの交渉期限迫る
2025年もあと数日。メジャーリーグ(MLB)のフリーエージェント(FA)市場は、依然として停滞ムードに包まれている。
今井は米国東部時間の1月2日午後5時(日本時間3日午前7時)、岡本は同1月4日午後5時(日本時間5日午前7時)がリミットだ。例年であれば、クリスマス休暇前にある程度の大勢が決するケースも多いが、今オフは市場全体の動きが極めて鈍い。
その象徴が、いまだに行き先が決まっていない大物FA選手たちの存在だ。カブスからFAとなったカイル・タッカー、アレックス・ブレグマン(レッドソックスからFA)、ボー・ビシェット(ブルージェイズFA)ら市場の目玉となる選手たちが、年の瀬を迎えてもなお契約に至っていない。
各球団がぜいたく税の回避や長期契約のリスクを慎重に見極める姿勢が、市場全体の流動性を著しく低下させている。そして、各球団はトレード交渉も並行しているため、市場が劇的に動くまで時間がかかっている。この凍りついた市場の影響は、ポスティング組の交渉にも少なからず影を落としている可能性がある。
今井は、米メディアによるとヤンキースやカブスなどが興味を示していると報じられたが、ここへきて情報は錯綜している。代理人を務めるスコット・ボラス氏の手腕に注目が集まり、交渉期限ギリギリまで粘って好条件を引き出そうとしているのかもしれない。
ウインターミーティングでボラス氏は、「先発の1番手を任せられる能力がある。どのチームも先発1~3番手を任せられるとみなしている」と、高評価を得ていることを明かしていた。交渉期限まで残り1週間を切り、水面下での交渉が続いていると思われる。
一方、今井と同じくボラス氏が代理人を務める岡本は、交渉期限が今井より2日遅い。すでにホワイトソックスと契約合意した村上宗隆と比較されることも多いが、右の長距離砲としての需要は確実に存在する。