米軍がホルムズ海峡東側のオマーン湾で19日に拿捕したイラン船籍の貨物船「トゥスカ」が、イランと中国を行き来していたことが分かった。ロイター通信は軍民両用(デュアルユース)品を積んでいた可能性が高いと報じた。トランプ米大統領は21日、「あまり良くない物資を積んだ船を拿捕した。中国からの贈り物かもしれない」と発言した。
トゥスカはイラン南部バンダルアッバス港に向けて航行中に、米軍が封鎖措置に従うよう警告したが従わなかったため、在沖縄米海兵隊の第31海兵遠征部隊(31MEU)の隊員が乗り込んで管理している。
ロイターによると、情報筋はトゥスカは以前にも軍民両用品とみられる物資を運んでいたと話した。イランの国営メディアはトゥスカは中国から航行してきたと述べ、米国を「武装海賊行為」と非難した。
トランプ氏は21日、米CNBCテレビのインタビューで、中国がイランの後ろ盾となり、継戦能力を事実上支えている可能性について「少し驚いた。習近平国家主席とは非常に良好な関係を築いており、理解し合っていると思っていた。しかし、まあいいだろう。戦争とはそういうものだよね?」と話した。